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興行中止保険付帯覚書 無料ひな形・テンプレート

興行中止保険付帯覚書

興行中止保険付帯覚書は、イベントや公演、試合などの興行が不可抗力により中止・延期となった場合に備え、興行中止保険の付帯条件や保険金の取扱い、当事者間の責任分担を明確にするための覚書です。原契約と併せて締結することで、興行リスクを整理し、トラブル防止に役立ちます。

契約書名
興行中止保険付帯覚書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
興行中止保険の付帯条件と保険金の取扱いを原契約と連動して整理できる点。
利用シーン
音楽ライブや舞台公演を主催する場合/スポーツ大会やイベントを開催する場合
メリット
興行中止時の金銭リスクと当事者間の責任範囲を事前に明確にできること。
ダウンロード数
11件

無料ダウンロードについて
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興行中止保険付帯覚書とは?

興行中止保険付帯覚書とは、ライブ、公演、舞台、スポーツ大会、展示会、フェスティバルなどの興行が、天災・事故・行政指導・出演者の急病といった不可抗力により中止または延期となった場合に備え、興行中止保険の付帯条件や保険金の取扱いを当事者間で明確にするための文書です。多くの興行契約では、出演契約書、会場使用契約書、制作委託契約書などが締結されますが、興行中止時の金銭リスクについては十分に整理されていないケースも少なくありません。その結果、中止が発生した際に「誰がどこまで負担するのか」「保険金は誰に帰属するのか」といった点でトラブルが生じやすくなります。興行中止保険付帯覚書は、こうしたリスクを事前に整理し、原契約を補完する役割を果たします。

興行中止保険付帯覚書が必要とされる背景

近年、興行ビジネスを取り巻く環境は大きく変化しています。以下のような背景から、興行中止リスクへの備えが強く求められるようになっています。

  • 自然災害(台風、地震、豪雨)の頻発
  • 感染症拡大による開催制限や自粛要請
  • 出演者の体調不良や不測の事故
  • 会場設備トラブルや行政判断による中止

これらは主催者の努力だけでは回避できない場合が多く、興行自体は準備段階で多額の費用が発生します。興行中止保険に加入していても、契約関係が整理されていなければ、保険金の扱いを巡る紛争に発展しかねません。そのため、保険そのものだけでなく、保険を前提とした契約整理として付帯覚書が重要になります。

興行中止保険付帯覚書の主な利用ケース

音楽ライブ・舞台公演

アーティストや劇団、制作会社、会場運営者など複数の当事者が関与する興行では、費用構造が複雑です。中止時の保険金をどの範囲の損失補填に充てるのかを事前に明確にしておく必要があります。

スポーツ大会・試合興行

プロ・アマ問わず、観客を動員するスポーツ興行では、チケット収入、放映権料、スポンサー収入が関係します。興行中止保険付帯覚書により、主催者と関係事業者の責任分担を整理できます。

展示会・イベント・フェス

屋外イベントや大規模展示会では、天候リスクが高く、保険付帯は実務上ほぼ必須となっています。覚書を用いることで、原契約だけではカバーしきれない保険関連事項を補足できます。

興行中止保険付帯覚書に盛り込むべき必須条項

1. 目的条項

本覚書が原契約に付随し、興行中止リスクを軽減するためのものであることを明確にします。目的条項が曖昧だと、原契約との関係性が不明確になり、解釈上の争いが生じやすくなります。

2. 興行中止保険の付帯内容

保険の存在そのものだけでなく、保険契約の詳細は別途保険証券に従う旨を明記することで、契約書内に過度な保険条項を書き込む必要がなくなります。

3. 保険料の負担

保険料を誰が負担するのかは重要なポイントです。原契約で費用負担が定められていない場合、覚書で補完することで後日の紛争を防止できます。

4. 保険金請求と帰属

保険金請求手続を誰が行うのか、また支払われた保険金をどのように配分するのかを定めます。ここが不明確だと、中止後に深刻な対立を招く可能性があります。

5. 中止事由の通知義務

中止や延期の兆候が生じた段階で、速やかな情報共有を義務付ける条項です。保険金請求には期限や手続要件があるため、実務上極めて重要です。

6. 免責および責任限定

保険の適用外となる場合の責任関係を整理します。保険でカバーできない損害について、無制限な責任を負わないようにするための防御条項です。

7. 原契約との優先関係

覚書と原契約が矛盾した場合の優先順位を定めます。付帯覚書としての位置付けを明確にすることで、契約体系の一貫性を保ちます。

原契約だけでは不十分な理由

出演契約書や業務委託契約書では、通常、役務内容や報酬、契約解除条件などが中心となります。そのため、興行中止保険のような特殊かつ限定的なテーマは詳細に記載されないことが多いのが実情です。付帯覚書を用いることで、原契約を過度に複雑化させることなく、保険に関する実務的な取り決めを切り出して整理することができます。

興行中止保険付帯覚書を作成する際の注意点

  • 保険契約内容と矛盾しないようにすること
  • 原契約との整合性を必ず確認すること
  • 保険金の帰属を曖昧にしないこと
  • 免責範囲を過度に広げすぎないこと
  • 最新の保険実務や業界慣行を踏まえること

特に、保険代理店や保険会社との事前確認を行わずに覚書を作成すると、実際の保険運用と合致しない条項が生じる可能性があります。

電子契約との相性

興行中止保険付帯覚書は、原契約と同時または後日締結されることが多く、電子契約との相性が非常に良い文書です。電子契約を利用することで、関係者全員が迅速に合意形成を行うことができ、開催直前のリスク管理にも対応しやすくなります。

まとめ

興行中止保険付帯覚書は、興行ビジネスにおける不測の事態に備えるための重要な契約文書です。保険加入だけでは十分とは言えず、保険を前提とした契約整理が不可欠となります。原契約を補完する形で覚書を締結することで、興行中止時の金銭リスクや責任範囲を明確にし、当事者間の信頼関係を維持することができます。イベントや興行を安全かつ安定的に運営するためにも、興行中止保険付帯覚書の整備を検討することが重要です。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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