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オンラインフランチャイズ契約書(EC・教室型) 無料ひな形・テンプレート

オンラインフランチャイズ契約書(EC・教室型)

オンラインフランチャイズ契約書(EC・教室型)は、オンライン販売システムや教室運営ノウハウ、ブランド資産の利用を加盟店に許諾し、ロイヤリティや営業条件、知的財産権、秘密保持などを包括的に定める契約書です。

契約書名
オンラインフランチャイズ契約書(EC・教室型)
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
オンライン事業向けフランチャイズの権利・義務・ブランド利用・品質基準を体系的に定めた契約書。
利用シーン
EC型フランチャイズをオンラインで展開する際/オンライン教室やレッスン事業を加盟方式で広げる際
メリット
オンライン事業の統一品質とブランド価値を守りつつ、加盟店とのトラブルを予防できる。
ダウンロード数
5件

無料ダウンロードについて
「オンラインフランチャイズ契約書(EC・教室型)」の本ひな形の利用にあたっては、必ず 契約書ひな形ダウンロード利用規約 をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

オンラインフランチャイズ契約書とは?

オンラインフランチャイズ契約書とは、フランチャイザー(本部)が保有するブランド、オンラインシステム、教材、業務ノウハウなどをフランチャイジー(加盟店)が利用し、EC事業やオンライン教室事業を運営するための権利と義務を取り決める文書である。従来の店舗型フランチャイズと異なり、「オンライン」という特性を踏まえた仕組みが含まれる点が特徴で、システム利用、オンライン教材の権利関係、デジタル広告の扱い、データ管理、品質維持など、従来よりも広範な論点を含む。

特に、EC型やオンライン講座型のフランチャイズは、物理的な店舗設備を持たずに事業展開できるため、参入しやすい反面、ノウハウの流出やブランド毀損のリスクが高まる。そのため、契約において知的財産権、秘密保持、品質基準、競業避止などを適切に定めることが不可欠であり、双方の事業継続に大きな意味を持つ。また、契約が曖昧なまま進むと、ロイヤリティの未払い、ブランド使用の無断拡大、品質トラブルによる口コミ被害などが起こりやすく、フランチャイズ全体の価値が下がる可能性もある。

そのような背景から、オンラインフランチャイズ契約書は、事業運営を管理する契約文書というより、「ブランド保護」「知識資産保護」「デジタルサービス提供の安定化」の三つを同時に担う重要な役割を持つ文書といえる。オンライン化が進む現在では、教室型レッスン、専門スキル講座、E-learning型スクール、EC物販、サブスクリプション講座など、多様な形態で活用されている。

オンラインフランチャイズ契約書が必要となるケース

オンラインフランチャイズ契約書が必要となる場面は多岐にわたる。もっとも多いのは、既存のノウハウやオンライン販売システムを他者に利用させて事業拡大を狙うケースである。たとえば、ECブランドが複数の加盟オーナーに販売権を与えて運営する場合、各オーナーの販売品質や顧客対応がブランド全体の評価に直結するため、契約により統一基準を示す必要がある。

また、オンラインスクール・オンライン教室の分野でも同様に、教材の再配布を防ぎつつ加盟教室が統一されたレベルでレッスンを提供するための枠組みが必要である。動画教材、講義シナリオ、指導マニュアルを無断で外部へ流出されれば、ブランド価値は大きく損なわれるため、契約による管理が不可欠となる。

他にも、以下のようなケースで契約書が必要になる。

  • オンライン講座運営ノウハウの提供
  • 教室型事業のオンライン展開支援
  • EC店舗の複数加盟店による運営モデル
  • 自社システムを使ったオンラインレッスン事業の多店舗化
  • ブランドを利用した認定講師制度の構築

いずれの場合も共通しているのは、本部と加盟者の関係において「管理」「権利保護」「品質基準」が必要になる点である。オンライン事業は、従来の店舗型よりも情報・データ・ノウハウの流動性が高く、問題が起きると一気に広がるため、契約書の重要性がより高まっている。

オンラインフランチャイズ契約書に盛り込むべき主な条項

オンラインフランチャイズ契約書には、最低限、次のような条項が求められる。これらはフランチャイズ事業を安定的に運営するための中核となるもので、欠けると重大なトラブルにつながる。

  • 加盟金・ロイヤリティに関する条項
  • システム利用に関する条項
  • ブランド・商標使用のルール
  • 売上情報の報告義務
  • 知的財産権の帰属
  • オンライン教材・動画の利用条件
  • 秘密保持義務
  • 品質基準・運営ガイドラインの遵守
  • 競業避止義務
  • 契約解除事由
  • 契約終了後の措置
  • 管轄裁判所・準拠法

これらの条項は店舗型フランチャイズ契約書にも存在するが、オンライン特有の要素を組み込む必要がある。たとえば、システムの操作権限、データ閲覧権限、教材利用の制約、サーバー管理、オンライン広告運用のルールなどが該当する。

条項ごとの解説と注意点

加盟金・ロイヤリティ条項

フランチャイズ契約において最も誤解が生じやすい部分が加盟金とロイヤリティである。加盟金は契約締結時に支払う初期費用であり、システム構築費や教材提供費、本部サポートの対価などが含まれる。一方、ロイヤリティは事業運営から得た売上に対して継続的に発生する支払であり、本部のブランド利用料や運営支援の費用として位置付けられる。

オンラインフランチャイズの場合、ロイヤリティ徴収は売上データの正確さに大きく依存するため、報告方法やデータ蓄積の仕組みを明確に定める必要がある。不正報告や売上隠しが起こりやすいため、本部が確認できるシステム権限を設けるのが一般的である。また、売上の定義も曖昧にしてはならず、「商品代金の総額」「手数料含むか否か」「キャンセル控除」などを精緻に規定することが望ましい。

ブランド・商標の使用条項

ブランドはフランチャイズ事業の核心であり、加盟者が自由に改変できるものではない。本条項では、ロゴ・商標の使用範囲、掲載場所、禁止行為(無断加工・類似ロゴの作成など)を明確にしなければならない。特にオンライン事業では画像加工が容易なため、ブランド毀損が発生するリスクが高い。

教室型事業においても同様で、ポスター、SNS広告、オンライン集客ページなどで誤った使用が行われると、ブランドイメージが損なわれる可能性がある。契約書に加えてブランドガイドラインを別紙で添付し、遵守を義務付けることが実務では一般的である。

知的財産権条項

オンライン教室型フランチャイズでは、教材、動画、指導マニュアルなど、多数の知的財産が関係する。これらの権利が本部に帰属することを明記し、複製・改変・転載を厳格に禁止しなければならない。無断で流出すれば、外部にコピー教材や違法配信が広がる恐れがあり、ブランド価値に甚大な悪影響を及ぼす。

また、加盟者が独自に教材を作成する場合にも、本部の資産を含むかどうかを判断する必要がある。契約では、独自創作物が本部著作物を基にしている場合の扱い、帰属、利用範囲の規定も重要となる。特にデジタル教材は流通しやすいため、厳密な条項が求められる。

秘密保持条項

フランチャイズでは、営業ノウハウ、顧客情報、販売データなど、事業の根幹をなす情報が共有される。これらが外部に漏れると重大な損害が生じるため、秘密保持条項は強固である必要がある。この条項では、開示される情報の範囲、目的外利用の禁止、第三者への再開示制限などを定める。

また、期間は契約終了後も一定期間継続するのが原則である。オンライン事業ではデータ保存が容易で、終了後に情報を保持し続けるリスクもあるため、削除・返還義務の記載も重要である。

品質基準条項

オンラインフランチャイズは、本部が提供するシステムや教材を加盟店が適切に使用し、一定の品質を保ってサービス提供することが前提となる。教室型であれば講師の指導方法、レッスン構成、教材使用方法などが基準となり、EC型であれば商品説明、配送品質、顧客対応などが基準となる。

品質基準の不遵守が発生すると、ブランド全体へのクレームにつながるため、本部が定期的に監査する権利を契約に記載することが望ましい。また、改善指示への対応義務を設けることで、加盟店の運営品質を維持できる。

競業避止条項

オンライン事業は参入障壁が低く、加盟店が同種サービスを独自に立ち上げて競合化するケースが少なくない。競業避止条項は、契約期間中および終了後一定期間、同一または類似事業を独自ブランドで行うことを禁止するものだが、あまりに広すぎる規定は無効となる可能性があるため、地域・期間・事業範囲を合理的に設定する必要がある。

契約終了後の措置

契約終了後は、加盟者が本部の資産を保持し続けないよう、教材返還、データ削除、ブランド使用停止などの措置を明確に定める必要がある。オンライン事業の場合、データや教材の複製が容易なため、この条項は特に重要である。返還・削除の方法を具体的に定めることで、後々の紛争防止に役立つ。

契約書を作成・利用する際の注意点

オンラインフランチャイズ契約書を作成・運用する際には、以下の点に注意が必要である。

  • ノウハウ流出リスクを前提に条項を設計する
  • ブランド・商標ガイドラインと整合させる
  • ロイヤリティ計算方法を曖昧にしない
  • オンライン教材の扱いは特に厳密に定める
  • システム障害時の責任範囲を事前に明確化する
  • 競業避止義務は合理的な内容に限定する
  • 契約終了後のデータ返還義務を明確に記載する
  • 契約内容が各加盟店の実情に合うようカスタマイズする

オンラインフランチャイズは従来型以上に情報管理の重要性が高いため、契約書は事業の安全性を担保する根幹の文書となる。事前のリスク想定と条文設計が、事業の持続性に直結する。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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