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ポスティング業務委託契約書 無料ひな形・テンプレート

ポスティング業務委託契約書

ポスティング業務委託契約書は、広告物の配布業務を外部業者へ委託する際に、業務内容、配布方法、再委託制限、報酬、検査方法、秘密保持などを定める契約書です。配布の正確性を担保し、不配布や虚偽報告などのトラブル防止に役立ちます。

契約書名
ポスティング業務委託契約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
広告物配布の業務基準・報告義務・検査方法まで網羅した実務仕様の委託契約書。
利用シーン
チラシ配布を外部ポスティング業者へ委託する場合/店舗・不動産会社が地域広告を配布したい場合
メリット
配布の正確性を担保し、トラブル発生時の調査・対応を明確化できる。
ダウンロード数
9件

無料ダウンロードについて
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ポスティング業務委託契約書とは?

ポスティング業務委託契約書とは、企業や店舗などが広告物(チラシ・パンフレット・フライヤー等)の配布を外部委託する際に、業務内容や配布方法、報酬、禁止事項、検査・確認方法などを明確にするための契約書です。ポスティングは、直接住戸や事業所にリーチできる広告手法として多くの企業で利用されていますが、実際には「未配布」「虚偽報告」「無断再委託」「配布禁止エリアへの投函」などのトラブルも起こりやすい分野です。

そのため、委託者(広告主)と受託者(ポスティング業者)の双方が安心して業務を進めるためには、配布基準や検査手段、再委託の条件、損害賠償などを事前に契約で取り決めておくことが重要になります。本記事では、ポスティング業務委託契約書に盛り込むべき必須条項や、実務における注意点を詳しく解説します。

ポスティング業務委託契約書が必要となるケース

ポスティングは一見シンプルな作業に見えますが、その性質上、業務品質が見えにくく、委託者が成果を把握しづらいという特徴があります。次のようなケースでは契約書の整備が特に重要です。

  • 新規開店・イベント・キャンペーンのチラシを配布したい場合(売上に直結するため精度が重要)
  • 不動産会社や教育サービスなど地域密着型サービスの宣伝を行う場合
  • 大量配布(数万〜数十万部)を実施する場合
  • 複数の個人配布員に再委託される可能性がある場合
  • 配布禁止物件が多い地域で広告配布を行う場合

特にポスティングは、人が現地で行う業務である以上、作業者のモラルや管理体制によって品質に差が出やすいため、契約書によるルール整備は不可欠です。

ポスティング業務委託契約書に盛り込むべき主な条項

ポスティング業務委託契約書には、最低でも以下の条項を含める必要があります。

  • 業務内容の明確化(配布エリア・数量・配布対象外物件)
  • 業務遂行方法と注意義務
  • 報酬・支払条件・減額条件
  • 配布報告書の提出義務
  • 検査・確認方法(GPS・現地確認等)
  • 再委託の可否と条件
  • 損害賠償・違約金
  • 契約期間と更新
  • 秘密保持
  • 契約解除の条件

以下、それぞれの項目について詳しく解説します。

各条項の詳細解説と実務ポイント

1. 業務内容条項(配布範囲・配布対象・部数の指定)

ポスティングの最重要項目は、配布の「エリア・対象・数量」です。これが明確でないと、配布報告の正確性が担保できません。

  • 配布する地域(市区町村・丁目レベルまで)
  • 配布対象(一般住宅・集合住宅・事業所など)
  • 配布禁止物件(投函拒否シール、特定施設、管理規約で禁止されている物件)
  • 指定部数と配布期日
  • 配布不可物件の扱い(報告義務)

配布対象を「戸建て限定」「集合住宅限定」などに設定する企業も多く、業務品質に直結します。

2. 業務遂行方法と注意義務

ポスティングは単純作業ではありますが、品質管理が最も重要な業務です。契約では次のような義務を明記します。

  • 善良な管理者の注意義務
  • 広告物の破損・汚損・紛失防止のための保管義務
  • 配布禁止物件の遵守
  • 他社チラシの撤去禁止
  • 投函マナーに関する遵守事項

とくに「他社チラシの除去」は禁止しないとクレームの原因になります。

3. 再委託の禁止・制限

不正配布の多くは無断再委託から起こります。契約には以下を盛り込みます。

  • 再委託は禁止を原則とする
  • やむを得ず再委託する場合は書面承諾を必須にする
  • 再委託先の違反は乙自身の違反として扱う
  • 管理責任はすべて乙が負う

こうすることで、品質コントロールが大幅に強化されます。

4. 配布報告義務と報告書の形式

委託者は実際の配布結果を把握する必要があるため、報告義務は契約の必須要素です。

  • 配布完了後の報告書提出(配布数・エリア・日時)
  • 配布不可物件の件数と理由
  • GPSログの提出(可能な場合)
  • 写真報告(必要に応じて)

報告書フォーマットを固定することで誤報・虚偽報告が防げます。

5. 検査・確認条項(GPS・現地確認など)

業務品質を担保するために、委託者が検査できる権限を契約で確保します。

  • ランダムでの現地確認を行う権限
  • GPSログ・行動ログの提出義務
  • 報告内容に不整合があった場合の再配布義務
  • 不正が発覚した場合の報酬減額・不払い処理

GPSは近年最も信頼される検査手段となっています。

6. 報酬・支払条件・減額条件

報酬条項では以下を明確にします。

  • 配布単価(●円/部、または●円/エリア)
  • 支払日(例:月末締め翌月末支払い)
  • 振込手数料の負担区分
  • 虚偽報告・不配布時の報酬減額または不払い
  • 返還請求が可能である旨

不正配布のリスクが高いため、違約時の対応は強めに設定するのが実務上適切です。

7. 秘密保持条項

ポスティングは配布エリア情報や顧客情報に触れる場合があるため、秘密保持条項が必要です。

  • 配布リスト・地図情報の秘密保持
  • 業務内容の第三者への漏えい禁止
  • 契約終了後の情報返還・廃棄義務

とくに個人情報絡みの場合は強い規定が必要です。

8. 損害賠償条項

不正配布が生じた場合、企業の信用失墜や広告効果の損失が発生します。

  • 実損の賠償義務
  • 調査費用・弁護士費用の負担
  • 重大な違反時の契約解除権

損害賠償条項は強固にしておくことが推奨されます。

9. 契約解除条項

契約解除の条件はトラブル対応に不可欠です。

  • 契約違反が是正されない場合
  • 虚偽報告・不正配布・廃棄行為
  • 無断再委託
  • 重大なクレームの多発
  • 破産・事業停止など経営悪化

解除条項が明確であれば迅速なリスク回避が可能になります。

ポスティング契約書作成の注意点

1. 配布エリアや基準を細かく設定する

エリアや物件区分の指定が曖昧だと、品質担保が困難です。契約書・指示書・地図の三点セットで管理するのが理想です。

2. 配布禁止物件の扱いを明記する

クレームの大半は配布禁止物件への投函が原因です。禁止物件のリストや基準を事前に定めておきましょう。

3. 再委託管理を厳格にする

無断再委託は不正の温床です。必ず書面承諾制にし、責任の所在を乙に固定するのが重要です。

4. 配布確認方法を固定する

GPSログ提出や実地チェックなど、客観的手段があるかどうかで品質が大きく変わります。

5. 重要事項は口頭ではなく書面化する

特に報酬条件・エリア・期日は必ず契約書で明示し、後のトラブル防止を徹底します。

まとめ

ポスティングは地域密着型の広告手法として有効ですが、品質の見えにくさからトラブルが起きやすい領域です。そのため、業務内容・報告方法・検査手段・再委託条件・損害賠償などを契約書で明確にし、委託者と受託者の双方が安心して業務を行える環境を整えることが必要です。

本記事を参考に、実務に即したポスティング業務委託契約書を作成し、業務品質の安定とトラブル防止を実現してください。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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