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レベニューシェア契約書 無料ひな形・テンプレート

レベニューシェア契約書

レベニューシェア契約書は、共同でサービス提供や販売を行う際に発生する売上を、事前に定めた割合で分配するための契約書です。役務分担、売上計上方法、分配割合、知的財産権、秘密保持など、協業ビジネスで発生し得るリスクを適切に管理するために用いられます。

契約書名
レベニューシェア契約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
売上計上から分配方法、権利関係、秘密保持まで、協業ビジネスに必要な要素を体系的に整理した契約書。
利用シーン
デジタルサービスやWebメディアを共同運営する場合/コンテンツ販売を他社と協力して行い収益を分配したい場合
メリット
売上分配のルールを明確化し、後のトラブルや認識相違を防止できる。
ダウンロード数
26件

無料ダウンロードについて
「レベニューシェア契約書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず 契約書ひな形ダウンロード利用規約 をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

レベニューシェア契約書とは?

レベニューシェア契約書とは、共同でサービス・コンテンツ・商品などを提供する際に発生する「売上」を、あらかじめ定めた割合に基づき分配するための契約です。特に近年は、Webサービス、アプリ開発、SNSメディア運営、オンライン講座、コンテンツ販売、クリエイター事業など「共同でビジネスを作る」ケースが増えており、レベニューシェアという仕組みは幅広く利用されるようになりました。
しかし、売上分配が絡む契約は、利益相反が発生しやすく、口約束のままではトラブルになりやすい領域です。
「思っていた金額が振り込まれなかった」「売上の計算方法が曖昧だった」「どこまでを甲の経費として控除して良いかわからない」といった揉め事は非常に多く、事前にルールを明文化しておくことが不可欠です。本記事では、レベニューシェア契約書が必要となるケース、盛り込むべき主な条項、条項の解説、実務上の注意点を体系的に解説します。

レベニューシェア契約が必要となるケース

レベニューシェアは、単純な業務委託とは異なり「成果に応じて収益を分配する共同事業」に向いています。以下のような場面で利用されます。

  • アプリやWebサービスの共同開発
  • SNSメディア・Webサイトを共同で運営する
  • オンライン講座・教材・デジタル商材の共同販売
  • コンテンツ提供者と販売者が異なる場合
  • インフルエンサーと企業が共同で商品プロモーションを行う場合
  • クリエイターとプラットフォームが協業する場合

この契約の重要性は「売上の発生源が複数にまたがる場合」に特に高まります。例えば、開発者、マーケター、デザイナー、講師、編集者など多くの関係者が関わるビジネスでは、「どの売上をどのタイミングで、どれだけ分配するのか」の整理が不可欠です。

レベニューシェア契約書に盛り込むべき主な条項

レベニューシェア契約書で最低限必要な項目は以下のとおりです。

  • 契約の目的
  • 売上の定義
  • レベニューシェアの分配割合
  • 役務分担(誰が何を担当するか)
  • 売上計上のタイミングと方法
  • 控除される費用の種類
  • レポート・監査権限
  • 知的財産権の帰属
  • 秘密保持
  • 個人情報の取り扱い
  • 契約期間と自動更新の有無
  • 解除条件
  • 損害賠償
  • 裁判管轄

これらを明確にしておくことで、双方の認識のズレをなくし、トラブル防止につながります。

条項ごとの解説と実務ポイント

1. 契約の目的

レベニューシェア契約の冒頭では、「何のための共同事業なのか」を明記します。 目的を曖昧にするほど後の解釈がブレやすくなるため、サービス名称、対象領域、実施方法などを書きます。

2. 売上の定義

もっともトラブルになりやすい条項のひとつです。 売上に含むもの/含まないものを明確に記載しなければなりません。
例:
・含む:ユーザーからの支払い、サブスク料金、広告収益など
・含まない:決済手数料、返金額、クーポン値引き、税金等
といった具体性が重要です。

3. 役務分担

レベニューシェアでは「成果に応じて配分する」ため、お互いの役割が明確でなければ不公平が生じます。

  • 甲:サービス開発、保守運用、決済管理
  • 乙:コンテンツ制作、営業、広告運用

というように責任分担を明文化します。

4. 分配割合と控除費用

分配割合は、「売上そのもの」ではなく「控除後の分配対象売上」に対して適用することが一般的です。
控除される代表的費用は以下のとおりです。

  • 決済手数料
  • 広告費
  • 外部サービスの利用料金
  • 返金対応に伴う費用

控除費用を曖昧にすると、「どこまで経費として引いていいのか」でもめますので注意が必要です。

5. 売上計上とレポート

売上をいつ計上し、いつ報告するかは重要なポイントです。 一般的には「月末締め翌月●日報告」が多いですが、ビジネスモデルにより異なります。また、乙が売上を確認できるよう、以下のような透明性の確保が求められます。

  • 販売データの提供
  • 決済明細の提示
  • アクセスログ・購買ログの共有

必要に応じて監査権限を与える場合もあります。

6. 知的財産権の帰属

Webサービスやコンテンツを共同で作ると、著作権やデザイン権が複雑になりがちです。

  • 開発したシステム:甲に帰属
  • 作成した教材や動画コンテンツ:乙に帰属
  • 共同開発物:共同所有または別途協議

など、後で紛争にならないよう明確にします。

7. 秘密保持

協業中には売上データ、技術情報、事業戦略など重要情報が共有されます。 秘密保持条項を入れることで、情報漏えいリスクを抑制できます。

8. 個人情報の取り扱い

ユーザー情報を取り扱うビジネスの場合、個人情報保護法に従った取り扱いが必須です。

  • 甲乙が個人情報を扱う目的
  • 再委託の可否
  • 安全管理措置

などを盛り込みます。

9. 契約期間と自動更新

共同事業は長期にわたることが多いため、契約期間と自動更新の取り扱いも重要です。

10. 契約解除

解除事由として多いのは以下のとおりです。

  • 契約違反が是正されない場合
  • 支払停止や破産申立
  • 不正行為が発覚した場合

ビジネス継続不可能な事態に備えて設定します。

11. 損害賠償・裁判管轄

責任範囲を明確にしておくことで、重大なトラブルにも備えられます。 また、裁判管轄を定めることで、遠隔地訴訟などのリスク回避も可能です。

レベニューシェア契約書を作成する際の注意点

1. 売上の透明性を確保する

分配トラブルのほぼすべての原因は、「売上状況が見えないこと」です。 売上ログ・決済明細・購買データなどを共有する仕組みをあらかじめ取り決めましょう。

2. 控除費用を明確にする

広告費・外部手数料・決済手数料がどこまで控除されるのか、双方で合意しておく必要があります。

3. 役割分担が不明確な場合は揉めやすい

どちらが開発を行うのか、どちらが集客を行うのか、責任範囲を明確にします。

4. 著作権・データの帰属は最初に決める

共同事業では「誰が成果物を所有するのか」が後から問題になります。 著作権やデータ利用権は必ず明文化しておきましょう。

5. 契約期間と解消条件は柔軟に設計する

長期ビジネスになるほど、途中解消の条件が重要です。

6. 収益が出ない場合の扱いも決める

レベニューシェアは「収益が出る前提」で進めがちですが、現実には赤字期間が続くこともあります。 開発費や広告費の負担方法なども決めておくと安全です。

まとめ

レベニューシェア契約書は、共同ビジネスにおける収益配分のルールを明確にし、トラブルを防止するための最重要文書です。売上の定義、控除費用、役割分担、知的財産権、秘密保持、契約解除など、曖昧にすると揉めやすいポイントをひとつずつ文書化することで、安定した協業体制を構築できます。
近年はオンラインサービス・コンテンツ販売・アプリ開発など、複数のプレイヤーが協力して事業を行うケースが増加しています。そのため、レベニューシェア契約書は今後ますます重要性が高まるでしょう。実際の契約締結にあたっては、取引内容に応じて専門家に確認を行い、自社向けにカスタマイズすることを推奨します。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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