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利率変更契約書 無料ひな形・テンプレート

利率変更契約書

利率変更契約書は、既に締結されている金銭消費貸借契約等について、当事者間の合意により利率のみを変更する際に用いる契約書です。借入条件の見直しや金利改定を明確にし、後日のトラブル防止を目的として利用されます。

契約書名
利率変更契約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
既存契約を維持したまま利率のみを明確に変更できる点が特徴です。
利用シーン
企業間融資の金利見直し/個人間貸付における利率変更時
メリット
利率変更の合意内容を書面で残すことで紛争リスクを低減できます。
ダウンロード数
17件

無料ダウンロードについて
「利率変更契約書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず 契約書ひな形ダウンロード利用規約 をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

利率変更契約書とは?

利率変更契約書とは、すでに締結されている金銭消費貸借契約や融資契約などについて、当事者間の合意により利率のみを変更する場合に作成される契約書です。元本額や返済期間、担保条件などの基本構造は維持したまま、金利条件だけを改定する点に特徴があります。企業間融資や役員貸付、親族間の貸付などでは、経済状況の変化や資金調達環境の見直しにより、当初設定した利率が実態に合わなくなることがあります。そのような場合、口頭合意のみで利率を変更すると、後日トラブルに発展するリスクが高いため、利率変更契約書によって書面で合意内容を明確にしておくことが重要です。

利率変更契約書が必要となるケース

利率変更契約書は、以下のような場面で特に必要とされます。

  • 企業間融資において市場金利の変動を反映させたい場合
  • 親会社と子会社間の貸付条件を見直す場合
  • 役員や従業員への貸付において利率を調整する場合
  • 個人間貸付で返済負担軽減のため金利を引き下げる場合
  • 長期貸付契約において段階的な金利変更を行う場合

これらのケースでは、利率変更の合意内容を明文化しないと、税務上の否認リスクや、返済計算をめぐる紛争が生じる可能性があります。

利率変更契約書と変更覚書の違い

利率変更の際には「変更覚書」という名称が用いられることもありますが、法的な効力に大きな差はありません。重要なのは、原契約のどの条項を、いつから、どのように変更するのかが明確に記載されているかどうかです。利率変更契約書は、利率改定に特化した内容で体系的に整理されているため、金融条件の変更を明確にしたい場合に適しています。一方、変更覚書は複数条項をまとめて修正する場合にも使われることが多く、用途に応じて使い分けるとよいでしょう。

利率変更契約書に盛り込むべき主な条項

利率変更契約書には、最低限以下の条項を盛り込む必要があります。

  • 変更の目的条項
  • 対象となる原契約の特定
  • 変更後の利率および適用開始日
  • 利息計算方法の取扱い
  • 原契約の存続確認条項
  • 準拠法および管轄条項

これらを網羅することで、利率変更に関する合意内容を過不足なく整理できます。

条項ごとの解説と実務ポイント

1. 目的条項

目的条項では、なぜ利率変更契約を締結するのかを明確にします。ここで利率変更の趣旨を記載しておくことで、後日「一時的な合意だったのか」「恒久的な変更なのか」といった解釈の違いを防ぐことができます。

2. 原契約の特定

利率変更の対象となる原契約は、契約名、締結日、当事者を明確に記載します。複数の貸付契約が存在する場合、特定が曖昧だと別契約にまで影響が及ぶリスクがあるため注意が必要です。

3. 利率変更条項

変更後の利率は、数値だけでなく適用開始日を必ず明記します。また、年利なのか月利なのか、利率表示の単位も明確にすることが重要です。ここが曖昧だと、利息計算をめぐるトラブルの原因になります。

4. 利息計算の取扱い

変更日前後で利率が異なる場合、どの期間にどの利率を適用するのかを整理しておく必要があります。一般的には、変更日前までの利息は旧利率、変更日以降は新利率を適用する旨を定めます。

5. 原契約存続条項

利率以外の条項は変更しないことを明記する条項です。これを入れておかないと、元本返済条件や期限の利益、担保条件まで変更されたと誤解されるおそれがあります。

6. 準拠法・管轄条項

紛争発生時にどの法律を適用し、どの裁判所で争うかを定めます。特に企業間取引では、管轄を明確にしておくことで訴訟リスクをコントロールできます。

税務・法務上の注意点

利率変更は、税務上も重要な意味を持ちます。特に、親族間貸付や役員貸付において著しく低い利率を設定した場合、税務署から「実質的な贈与」や「給与認定」を受けるリスクがあります。また、利率を引き下げる場合でも、合理的な理由や当事者間の合意が明確でなければ、債権放棄や利益供与と評価される可能性があります。そのため、利率変更契約書を作成し、合意内容を明文化しておくことが重要です。

利率変更契約書を作成・締結する際の注意点

利率変更契約書を作成する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 口頭合意だけで済ませないこと
  • 変更日を明確に記載すること
  • 原契約との整合性を必ず確認すること
  • 税務上の影響を事前に検討すること
  • 必要に応じて専門家に相談すること

特に、長期間にわたる貸付契約では、小さな利率変更が大きな金額差につながるため、書面化の重要性は非常に高いといえます。

電子契約サービスを活用するメリット

利率変更契約書は、電子契約サービスを利用することで、迅速かつ安全に締結できます。印紙税が不要になるケースも多く、コスト削減にもつながります。また、電子契約であれば、変更履歴や締結日時が明確に残るため、後日の証拠性も高まります。頻繁に契約条件を見直す企業にとっては、電子契約との相性が非常によい契約書といえるでしょう。

まとめ

利率変更契約書は、既存の貸付契約を維持したまま、利率のみを適切に変更するための重要な契約書です。利率変更を口頭やメールだけで済ませるのではなく、書面として明確に残すことで、法的・税務的リスクを大幅に軽減できます。経済環境の変化が激しい現代において、利率見直しは珍しいものではありません。だからこそ、適切な利率変更契約書を用意し、安心して契約関係を継続できる体制を整えておくことが重要です。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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