今日から使える電子契約サービス「マイサイン(mysign)」
著作物使用許諾契約書 無料ひな形・テンプレート

著作物使用許諾契約書

写真・映像・デザイン・文章など、クリエイティブな成果物を利用する際に欠かせないのが「著作物使用許諾契約書」です。著作物使用許諾契約書を締結することで、著作権者(制作者)と使用者(企業・依頼主)の間で、使用範囲や料金、期間を明確に定め、トラブルを防止できます。

契約書名
著作物使用許諾契約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
著作物の使用範囲・期間・料金・帰属を明確化し、著作権トラブルを防止する契約書
利用シーン
デザイナーや写真家が、制作した作品を企業に提供し使用を許可する場合/企業が外部のクリエイターに作成してもらった素材を広告・SNS・Webサイトに掲載する場合
メリット
作権侵害のリスクを避けつつ、双方の利用条件と責任を明確にできる
ダウンロード数
27件

無料ダウンロードについて
「著作物使用許諾契約書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず 契約書ひな形ダウンロード利用規約 をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

著作物使用許諾契約書とは?

著作物使用許諾契約書とは、著作権法に基づき、著作権者が他者に対して著作物の使用を認める際に締結する契約書です。著作権は、創作した時点で自動的に発生するため、たとえ依頼を受けて制作した作品であっても、著作権は原則として制作者に帰属します。

そのため、企業が外部デザイナーや写真家の作品を使用する場合には、使用範囲や利用方法を明文化しておく必要があります。

本契約は、特に次のような目的で締結されます。

  • 作品の使用範囲(媒体・地域・期間など)を明確にする
  • 改変・編集の可否を定める
  • 使用料・支払条件を記載し、報酬トラブルを防ぐ
  • 権利帰属を明確にして著作権侵害を回避する

契約書を取り交わすことで、クリエイターの権利を守ると同時に、使用者側の適法利用を担保することができます。

著作物使用許諾契約書が必要となるケース

著作物使用許諾契約書は、以下のような多様な場面で必要とされます。

  • 外部のカメラマンやイラストレーターに制作を依頼した場合
  • 広告代理店が制作したデザインをクライアントが再利用する場合
  • 動画制作会社が撮影した映像を企業がSNSに掲載する場合
  • 同じ素材を複数のキャンペーンや広告で再利用する場合

学術論文・報告書・パンフレットなどに第三者の画像や文章を掲載する場合

特に近年では、SNS・YouTube・Web広告などのデジタルメディア活用が進んでおり、著作物の流用・転載が増加しています。著作物使用許諾契約書を締結することで、著作権の帰属・利用範囲を明示し、万一の法的トラブルを防ぐことが可能です。

著作物使用許諾契約書に盛り込むべき主な条項

著作物使用許諾契約書には、次のような主要条項を含める必要があります。

  • 契約の目的
  • 定義(著作物・使用・媒体・二次的著作物など)
  • 使用許諾の範囲
  • 著作権の帰属
  • 使用料および支払方法
  • 使用期間
  • 利用方法・禁止事項
  • 損害賠償・契約解除
  • 秘密保持・紛争解決

これらの条項を具体的に定めることで、双方の立場を明確にし、解釈の相違を防止します。

条項ごとの解説と注意点

1. 目的条項

契約の冒頭で「何のためにこの契約を締結するのか」を明確に記します。 目的条項を明示しておくことで、使用範囲が不明確になった際にも判断基準が生まれ、トラブル防止につながります。

2. 定義条項

「著作物」「使用」「媒体」などの言葉は、解釈の違いによって紛争を生む原因になります。 契約書内で明確に定義することで、どの範囲の利用が許諾対象となるかを正確に把握できます。

3. 使用許諾の範囲

最も重要な条項の一つです。 利用可能な媒体(例:Webサイト、パンフレット、SNSなど)、地域(日本国内限定など)、期間(1年間など)を具体的に記載します。 また、再許諾(第三者への転用)や改変の可否も明確に定める必要があります。

4. 著作権の帰属

著作物の権利は原則として制作者に帰属します。 使用者が著作権を譲り受ける場合は「譲渡契約書」を別途締結する必要があります。 この契約では、あくまで「使用権の許諾」であることを明記します。

5. 使用料と支払条件

使用料を明示しておくことは、報酬トラブルを防ぐ上で極めて重要です。 契約時に一括払いとするか、使用期間に応じて支払うかなど、支払方法を明文化します。

6. 使用期間

使用期間を定めずに利用を続けた場合、契約終了後の使用が「無断利用」とみなされるおそれがあります。 終了後の削除・返却義務も併せて記載しておきましょう。

7. 禁止事項

無断転載、再配布、商標登録、政治・宗教・反社会的活動への利用などを禁止事項として列挙します。 不適切な利用を防ぐことで、著作権者の信用を守ることができます。

8. 損害賠償・契約解除

違反が発生した場合の賠償範囲を明記します。 また、支払遅延や権利侵害などの重大な違反時には、催告なしに契約を解除できる旨を記載しておきます。

9. 秘密保持

業務上知り得た情報を第三者に漏らさない義務を定めます。 制作工程や顧客情報などの漏えいを防止するため、終了後も存続する条項としておくのが実務上のポイントです。

10. 紛争解決・管轄

万が一トラブルが生じた場合の裁判管轄を定めます。 通常は「甲の所在地を管轄する地方裁判所」とする形が多く採用されます。

契約書を作成・利用する際の注意点

著作物使用許諾契約書を作成する際は、以下の点に特に注意してください。

  • 契約書の対象となる著作物を明確に特定する(タイトル・制作日・ファイル名など)
  • 使用範囲・期間・媒体を細かく限定する
  • 改変・編集の可否を必ず記載する
  • 著作権譲渡ではなく「使用許諾」であることを明示する
  • 無断使用やSNS転載への対応を定める
  • 期限満了後のデータ削除・返却の義務を記載する
  • 契約書のコピーを双方で保管する

著作物使用許諾契約書は、クリエイターと企業の信頼関係を維持するための「法的安全網」です。
口頭やメールでの合意だけでは不十分であり、将来的なトラブルを避けるためにも、文書による明確な取り決めが欠かせません。

まとめ

著作物使用許諾契約書は、著作権を守りつつ、双方が安心して創作物を利用できるための重要な書面です。Web制作、写真撮影、広告、動画制作など、あらゆる業種で利用機会があります。

mysignでは、本契約書を電子契約として簡単に締結・保管できるため、著作権関連の業務を効率化し、安心して創作活動を進めることが可能です。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

mysign運営チームロゴ

マイサインの電子申請システム 運営チーム

株式会社peko(mysign運営)|mysign(マイサイン) 運営チーム

株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。