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特定契約・接続契約モデル契約書 無料ひな形・テンプレート

特定契約・接続契約モデル契約書

特定契約・接続契約モデル契約書は、企業間で行うサービス接続やシステム連携に関する条件・責任範囲・運用ルールを包括的に定める契約書です。API連携やデータ授受が伴う場面で、技術仕様の変更、障害対応、秘密保持などのリスク管理を適切に行うためのひな形です。

契約書名
特定契約・接続契約モデル契約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
システム接続やAPI連携に必要な技術仕様・運用管理・データ取扱い・秘密保持までを包括的に規定した契約書です。
利用シーン
自社サービスと外部システムをAPI連携する際の技術仕様や運用ルールを定める場面。/クラウドサービス同士のデータ連携や外部ツールの接続に伴う責任範囲を明確化したい場面。
メリット
接続に伴う仕様変更・障害・データ取扱いなどのトラブルを事前に防ぎ、企業間連携を安全かつ円滑に進められます。
ダウンロード数
20件

無料ダウンロードについて
「特定契約・接続契約モデル契約書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず 契約書ひな形ダウンロード利用規約 をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

特定契約・接続契約モデル契約書とは?

特定契約・接続契約モデル契約書とは、企業同士がサービスまたはシステムを接続し、データ連携やAPI連携、機能統合を行う際の技術的・法的ルールを明確化するための契約書です。クラウドサービスやSaaSが急速に普及する中、外部接続に伴うリスク(データ漏洩、仕様変更、障害等)を管理するために欠かせない文書となっています。接続契約は、技術仕様・利用条件・運用ルール・セキュリティ要件など、技術面と法務面の双方をカバーする必要があり、通常の業務委託契約とは異なる特徴を持ちます。本記事では、必要となる場面、盛り込むべき条項、条項ごとの解説、作成時の注意点までを詳しく解説します。

特定契約・接続契約が必要になるケース

  • 自社SaaSと外部システムをAPI接続する場合
  • 外部サービスと双方向のデータ連携を行う場合
  • 外部決済サービス・認証基盤と接続する場合
  • 業務効率化ツールを相互接続し、データを統合する場合
  • プラットフォームの外部接続オプションを利用する場合

これらの場面では技術的不具合や情報漏洩などのリスクが高まるため、契約で詳細なルールを定める必要があります。

特定契約・接続契約に盛り込むべき主な条項

  • 目的
  • 接続仕様・技術情報
  • 接続手順とスケジュール
  • 仕様変更ルール
  • 運用管理
  • 障害時の対応
  • 連携データの取扱い
  • 禁止行為
  • 秘密保持
  • 知的財産権
  • 契約期間と更新
  • 解除条件
  • 損害賠償
  • 免責事項
  • 準拠法・裁判管轄

条項ごとの解説と実務ポイント

1. 目的条項

目的条項は、契約の前提とする「何のための接続か」を定める部分です。データ連携、API接続、機能統合などを具体的に記載することで、後の条文解釈が安定します。

2. 接続仕様・技術情報

API仕様書、通信方式、データ項目、認証方式などの技術情報をどのように共有し、管理するかを規定します。仕様変更が多い領域のため、随時更新・通知のルールが重要です。

3. 接続の実施手順

接続作業は、

  • 技術情報の交換
  • 実装作業
  • テスト
  • 本番環境反映

と段階的に進むため、それぞれの責任分担を明確化することが必須です。

4. 仕様変更ルール

仕様変更は避けられないため、

  • 通知期間(例:30日前)
  • 影響範囲の共有
  • 事前テストの実施
  • 追加作業の費用負担

などを契約書上で明確にしておきます。

5. 運用管理

接続運用を安定させるため、双方の義務を定めます。

  • 自社システムの安定稼働
  • APIキーなどアクセス情報の管理
  • メンテナンス時の事前通知
  • 更新が接続に影響する場合の共有

6. 障害対応

障害発生時の連絡フロー・原因調査・復旧作業を明確化します。重大障害の場合には、データの再送や補填方法を契約で規定しておくとトラブルを避けられます。

7. データの取扱い(連携データ)

連携データの権利帰属は誤解が生じやすいため、

  • データは生成者に帰属する
  • 目的外利用は不可
  • セキュリティ管理義務を課す

という形で明確化します。

8. 禁止事項

外部接続はセキュリティリスクを伴うため、次の行為は禁止します。

  • 仕様に反する接続
  • 負荷をかける大量アクセス
  • 自動ツールによる不正な通信
  • 第三者への仕様開示

9. 秘密保持

APIキーや仕様書は極めて機密性が高いため、秘密保持義務を厳格に設定します。契約終了後も一定期間(例:5年間)継続させるのが一般的です。

10. 知的財産権

API・プログラム・ドキュメントの権利帰属を定め、契約により利用権が付与されたと誤解されないよう、

  • 本契約は黙示のライセンスを与えない

ことを明記します。

11. 契約期間・更新

接続契約は継続利用が前提のため、自動更新方式を採用することが実務的です。

12. 解除条件

重大な違反、支払停止、破産等の場合には即時解除できる旨を規定します。

13. 損害賠償

接続障害による損害は予測できないため、

  • 通常損害のみ賠償
  • 特別損害(逸失利益等)は免責

とすることで企業のリスクを管理します。

14. 免責事項

自然災害、通信障害、クラウドサービス障害など、不可抗力による損害は責任を負わない旨を定めます。

15. 準拠法・管轄

裁判管轄は、

  • 当事者の本店所在地を管轄する地方裁判所

と定めるのが一般的です。

特定契約・接続契約を作成する際の注意点

1. 技術仕様を契約書に直接書かない

仕様変更の頻度が高いため、API仕様書は別紙やリンク形式が実務的です。

2. 仕様変更ルールを厳格に

通知不足は重大障害の原因となるため、詳細に定めます。

3. 秘密保持規定は強く

APIキーの漏洩は重大事故につながるため、厳格な管理が必要です。

4. 個人情報取扱い契約と整合性を持たせる

データに個人情報が含まれる場合は他文書と矛盾しないよう注意します。

5. 緊急連絡体制を整備する

障害発生時の迅速な連絡が損害拡大を防ぎます。

まとめ

特定契約・接続契約は、API接続やデータ連携が当たり前となった現代ビジネスにおいて不可欠の契約書です。仕様変更、障害対応、データ管理、秘密保持などのリスクを適切にコントロールし、企業間連携を安全かつ円滑に進めるための法的基盤となります。mysignでは、本ひな形をベースにしたカスタマイズも可能であり、実際の接続環境や業務内容に合わせて調整しながら利用することで、トラブル予防と業務効率化を同時に実現できます。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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