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定期借地権設定契約書 無料ひな形・テンプレート

定期借地権設定契約書

定期借地権設定契約書は、借地借家法に基づき更新のない借地権を設定するための契約書です。一定期間経過後に確実に土地を返還させたい土地所有者と、長期利用を前提に建物を建築したい借地人との合意内容を明確に整理できます。

契約書名
定期借地権設定契約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
更新のない借地権を明確に定め、期間満了時の土地返還条件を整理できる。
利用シーン
土地を将来的に確実に回収したい地主が長期貸しを行う場合/事業用建物を長期間利用したい事業者が土地を借りる場合
メリット
土地返還時期が確定し、将来の権利関係トラブルを未然に防止できる。
ダウンロード数
3件

無料ダウンロードについて
「定期借地権設定契約書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず 契約書ひな形ダウンロード利用規約 をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

定期借地権設定契約書とは?

定期借地権設定契約書とは、借地借家法に基づき、更新のない借地権(定期借地権)を設定するために締結される契約書です。通常の借地権とは異なり、契約期間が満了すれば当然に借地権が終了し、土地は確実に土地所有者へ返還されます。土地の有効活用を検討する地主にとっては「将来、土地を必ず取り戻せる」という安心感があり、借地人にとっては長期間にわたり安定して土地を利用できるというメリットがあります。この双方の利害を明確に整理するために、定期借地権設定契約書は不可欠な書面です。

定期借地権が注目される理由

近年、定期借地権は住宅用地や事業用地を中心に注目を集めています。その背景には、相続対策、遊休地の活用、事業投資の効率化といった複数の要因があります。

  • 土地を売却せずに長期収益を確保できる
  • 相続時に土地が戻るため資産承継しやすい
  • 借地人は土地取得費を抑えて建物に投資できる

このように、定期借地権は土地所有者・借地人双方にとって合理的な選択肢となり得ます。

定期借地権の種類

定期借地権には複数の類型があり、契約内容によって適用される制度が異なります。

一般定期借地権

存続期間を50年以上とする定期借地権で、住宅用・事業用のいずれにも利用可能です。契約終了時には建物を解体し、更地で返還することが原則となります。

事業用定期借地権

事業用建物の所有を目的とする借地権で、存続期間は10年以上50年未満と定められます。商業施設やオフィス、倉庫などに利用されるケースが多く見られます。

建物譲渡特約付借地権との違い

建物譲渡特約付借地権は、契約終了時に建物を地主が買い取る点が特徴です。一方、定期借地権では建物買取請求権が排除され、更地返還が原則となります。

定期借地権設定契約書が必要なケース

定期借地権設定契約書は、以下のような場面で特に重要です。

  • 将来的に土地を自用・売却・相続したい場合
  • 遊休地を長期間安定収益化したい場合
  • 事業用地として一定期間のみ貸し出したい場合
  • 通常借地権による権利関係の固定化を避けたい場合

口頭や簡易な契約では、定期借地権として認められないリスクがあるため、必ず書面で契約内容を明確にする必要があります。

定期借地権設定契約書に盛り込むべき必須条項

定期借地権設定契約書には、通常の土地賃貸借契約以上に重要な条項が存在します。

  • 定期借地権であることの明示
  • 存続期間
  • 更新がない旨の確認
  • 賃料および支払方法
  • 使用目的の限定
  • 建物の建築・解体に関する規定
  • 譲渡・転貸の制限
  • 契約終了時の更地返還義務
  • 建物買取請求権を認めない旨
  • 管轄裁判所

これらを欠くと、定期借地権としての法的効力が否定される可能性があります。

条項ごとの実務解説

定期借地権であることの明示

契約書の冒頭や借地権の種類を定める条項で、「借地借家法に基づく定期借地権」であることを明確に記載します。この文言が曖昧だと、通常借地権と解釈されるリスクがあります。

存続期間と更新排除

存続期間は法律上の要件を満たす年数を明示し、更新がないことを明確に定めます。更新や再契約に関する誤解を防ぐため、期間満了により当然終了する旨を記載することが重要です。

賃料条項

賃料額、支払期日、支払方法を具体的に定めます。長期契約となるため、賃料改定の有無や方法を定めるかどうかも検討ポイントです。

建物建築・原状回復条項

借地人が建築できる建物の用途や構造を制限することで、土地の将来利用に支障が出ることを防ぎます。また、契約終了時に建物を解体し更地で返還する義務を明確にします。

譲渡・転貸禁止条項

借地権が第三者に移転することを防ぐため、原則として譲渡・転貸を禁止し、例外的に地主の書面承諾を要する形とするのが一般的です。

契約終了時の取扱い

定期借地権の核心部分です。建物買取請求権を行使しないこと、更地返還義務を負うことを明確に定める必要があります。

定期借地権設定契約書作成時の注意点

定期借地権は制度上の要件が厳格であるため、契約書作成時には特に注意が必要です。

  • 法定要件を満たさないと通常借地権になる可能性がある
  • 表現が曖昧だと更新が認められるリスクがある
  • 将来の相続・売却を見据えた内容にする
  • 建築制限や解体義務を明確にする
  • 専門家の確認を前提とする

特に、長期にわたる契約である点を踏まえ、将来の紛争を想定した条文設計が重要です。

通常借地権との違い

通常借地権では、更新や建物買取請求権が認められるため、地主が土地を回収できない事態が生じることがあります。定期借地権ではこれらが排除され、契約終了後の土地利用計画を立てやすい点が大きな違いです。一方で、借地人にとっては更新がないというリスクもあるため、建物投資額や回収計画を慎重に検討する必要があります。

定期借地権設定契約書と電子契約

近年では、定期借地権設定契約書も電子契約で締結されるケースが増えています。電子契約を利用することで、契約締結のスピード向上や印紙税負担の軽減といったメリットが期待できます。ただし、長期契約であるため、契約書の保存性や真正性を確保できるサービスを選択することが重要です。

まとめ

定期借地権設定契約書は、土地所有者が将来の土地返還を確実にしつつ、借地人に長期安定利用を認めるための重要な契約書です。通常借地権との違いを正しく理解し、必須条項を漏れなく盛り込むことで、将来の紛争リスクを大幅に軽減できます。実務では、ひな形をそのまま使うのではなく、土地の状況や利用目的に応じて調整することが不可欠です。安心して土地を活用するためにも、定期借地権設定契約書は慎重に作成し、専門家の確認を受けたうえで締結することが望まれます。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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