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倉庫賃貸借契約書 無料ひな形・テンプレート

倉庫賃貸借契約書

倉庫賃貸借契約書は、倉庫や物流拠点などの物件を賃貸する際に、賃料・使用目的・修繕・損害賠償・契約解除などの条件を明確に定めるための契約書です。

契約書名
倉庫賃貸借契約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
倉庫や工場など事業用不動産の貸借条件を網羅し、修繕・損害・明渡しまで一貫管理できる構成。
利用シーン
物流会社が保管拠点を他社に賃貸する場合/メーカーが自社倉庫をサブリースする場合
メリット
貸主・借主双方の責任範囲を明確にし、損害・解約トラブルを防止できる。
ダウンロード数
70件

無料ダウンロードについて
「倉庫賃貸借契約書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず 契約書ひな形ダウンロード利用規約 をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

倉庫賃貸借契約書とは?

倉庫賃貸借契約書とは、企業や個人事業者が倉庫・物流拠点・工場などの建物を賃貸する際に、賃料・使用目的・修繕・明渡し条件などを定める契約書です。一般的な建物賃貸借契約書の一種ですが、倉庫特有のリスク(火災・盗難・危険物保管・原状回復範囲など)を明記する点に特徴があります。

この契約書は、主に以下の目的で作成されます。

  • 貸主・借主の権利と義務を明確にするため
  • 保管中の事故や損害の責任範囲を整理するため
  • 解約・更新・修繕などの条件を明示し、トラブルを防止するため

特に、事業用倉庫は個人の住宅とは異なり、「商業用不動産」としての契約ルールが適用されるため、民法や借地借家法の特則を理解した上での締結が必要です。

倉庫賃貸借契約書が必要となるケース

倉庫賃貸借契約書は、単なる物件貸しではなく「保管・物流・製造拠点」としての機能を持つ場所を貸借する際に必須です。代表的な利用シーンは次の通りです。

  • 物流会社が自社保有の倉庫を他社に貸す場合
  • 製造業者が製品・部品を一時保管するために倉庫を借りる場合
  • EC事業者が出荷拠点として短期賃貸する場合
  • 不動産会社がテナント型の共同倉庫を運営する場合

倉庫物件では、電気・水道・共益費・保険などの負担区分を明確にしないと、思わぬトラブルに発展します。特に「修繕の範囲」「原状回復」「損害賠償責任」は、後に大きな争点になりやすいため、必ず文書で取り決めておく必要があります。

倉庫賃貸借契約書に盛り込むべき主な条項

倉庫賃貸借契約では、以下のような条項を明記することが実務上不可欠です。

  • 物件の特定(所在地・構造・床面積・設備など)
  • 賃料・支払方法・遅延損害金
  • 使用目的と禁止行為
  • 修繕・原状回復義務
  • 共益費・光熱費の負担区分
  • 契約期間・更新・中途解約条件
  • 損害賠償・保険加入義務
  • 契約解除・明渡し・滞納時の措置
  • 管轄裁判所と準拠法

これらを体系的に整理することで、契約全体の法的安定性が確保されます。

条項ごとの解説と注意点

1. 使用目的・禁止事項条項

倉庫は一般的な事務所や店舗と異なり、保管物の種類・温度管理・安全性が大きく影響します。契約書では、使用目的を「商品の保管」「物流拠点」「製造関連用途」など具体的に明記し、危険物や廃棄物の保管は禁止と定めるのが基本です。

禁止事項としては、以下を挙げるのが一般的です。

  • 爆発物・可燃物の保管
  • 騒音・悪臭・振動を発生させる行為
  • 建物構造の無断改造
  • 第三者への転貸・譲渡

これにより、近隣トラブルや行政指導のリスクを最小限に抑えられます。

2. 修繕・原状回復条項

倉庫利用中に発生する破損・劣化については、**「通常損耗」と「過失による損傷」**を区別することが重要です。通常使用による摩耗・経年劣化は貸主負担、過失や管理不備による破損は借主負担と明記します。

契約終了時には、原状回復義務が発生します。壁・床の損傷、設備の撤去、電気・給排水の復旧などを具体的に記載しておくと、明渡し時の紛争を防げます。

3. 損害賠償および保険条項

倉庫では、火災・盗難・浸水などの事故が発生する可能性があります。そのため、契約書で「乙は火災保険・動産保険等に加入する」旨を明記し、リスクヘッジを図ります。

また、第三者に損害を与えた場合の責任範囲を定め、貸主側にも「建物維持義務・安全配慮義務」があることを明確にしておくことが望ましいです。損害発生時には、双方で協議の上、迅速な対応を行う旨を規定すると実務的です。

4. 契約解除・明渡し条項

賃料滞納や違法使用があった場合、貸主は催告なしで解除できる条項を設けるのが通例です。ただし、契約期間中の中途解約については「○ヶ月前の書面通知」と定めることで、双方の計画的な運営を可能にします。

明渡し遅延時の「賃料相当損害金」も設定しておくことで、退去遅延による実損をカバーできます。また、設備の残置物処理費用を乙負担とする旨を追記しておくと、現場トラブルを避けられます。

5. 管轄・協議・不可抗力条項

地震や台風などの天災による損害は、不可抗力免責条項で処理します。使用不能期間中の賃料減額や契約解除の可否を明示することが重要です。

また、トラブル発生時にはまず「協議解決」を義務づけ、最終的には**「貸主本店所在地の地方裁判所」**を専属的合意管轄と定めるのが標準的です。これにより、遠方の相手方から不当訴訟を提起されるリスクを避けられます。

倉庫賃貸借契約を作成・利用する際の注意点

倉庫賃貸借契約書を締結する際は、次のポイントを押さえると安全です。

  • 物件図面・設備一覧を添付し、契約対象を明確にする
  • 火災保険・施設賠償責任保険への加入証明を確認する
  • 賃料以外の共益費・電気代・修繕費の負担区分を明記する
  • 危険物・廃棄物処理など、環境規制への適合を確認する
  • 期間満了時の自動更新・更新料の有無を明示する
  • 原状回復の基準を写真・記録で残しておく

特に倉庫の場合、使用実態が「製造・加工」寄りになると、消防法・建築基準法・用途地域制限に抵触するケースがあります。契約前に用途確認を怠ると、行政指導や契約解除の原因となるため、必ず専門家に相談のうえ締結してください。

まとめ

倉庫賃貸借契約書は、単なる「物件の貸し借り」ではなく、事業活動の基盤を守る重要な文書です。賃料や契約期間だけでなく、使用目的、修繕、原状回復、損害賠償などを詳細に定めることで、長期的な信頼関係を築けます。

mysign(マイサイン)では、こうした倉庫賃貸契約書を電子契約でスムーズに締結できるようサポートしています。契約リスクを最小化し、デジタルで安全に管理する第一歩として、本ひな形をぜひご活用ください。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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