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顧客データ持出禁止誓約書 無料ひな形・テンプレート

顧客データ持出禁止誓約書

顧客データ持出禁止誓約書は、従業員や業務委託先が業務上取り扱う顧客情報を社外へ持ち出すことを防止するための誓約書です。情報漏えいや内部不正のリスクを抑え、企業の信頼性と顧客の権利を守る目的で用いられます。

契約書名
顧客データ持出禁止誓約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
顧客データの持出しを明確に禁止し、在職中および退職後の管理義務まで定めている点
利用シーン
従業員に顧客情報を取り扱わせる場合/業務委託先や派遣社員に顧客データへアクセスさせる場合
メリット
情報漏えい時の責任範囲を明確化し、企業のリスク管理と抑止力を高められる
ダウンロード数
8件

無料ダウンロードについて
「顧客データ持出禁止誓約書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず 契約書ひな形ダウンロード利用規約 をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

顧客データ持出禁止誓約書とは?

顧客データ持出禁止誓約書とは、従業員や業務委託先など、企業の業務に従事する者に対し、業務上取り扱う顧客データを社外へ持ち出さないことを誓約させるための書面です。企業が保有する顧客情報には、氏名や連絡先といった個人情報だけでなく、取引履歴、購買傾向、契約内容、システムデータなど、競争力や信用に直結する重要情報が含まれます。近年では、サイバー攻撃だけでなく、内部者による情報持出しや不正利用が大きな問題となっており、企業の情報管理体制そのものが厳しく問われています。こうした背景から、就業規則や業務委託契約だけでなく、個別に「顧客データを持ち出さない」という意思確認を行う誓約書の重要性が高まっています。

顧客データ持出禁止誓約書が必要とされる背景

内部不正・情報漏えいリスクの増大

テレワークやクラウドサービスの普及により、従業員が社外で業務を行う機会は急増しました。その一方で、私物端末へのデータ保存、クラウドへの無断アップロード、メールやチャットでの誤送信など、意図せず情報が社外へ流出するリスクも拡大しています。また、退職予定者が顧客リストを持ち出し、転職先や独立後に利用するといった悪質なケースも後を絶ちません。誓約書は、こうした行為に対する心理的・法的な抑止力として機能します。

個人情報保護法・コンプライアンス対応

個人情報保護法では、個人データの安全管理措置を講じることが事業者に義務付けられています。誓約書は、組織的・人的安全管理措置の一環として位置付けられ、従業員等に対する具体的なルール周知と責任明確化に役立ちます。万一、情報漏えいが発生した場合でも、事前に誓約書を整備していれば、管理体制を尽くしていた証拠として評価される可能性があります。

顧客データ持出禁止誓約書が使われる主な利用ケース

顧客データ持出禁止誓約書は、業種や企業規模を問わず、以下のような場面で幅広く利用されています。

  • 新入社員や中途採用者の入社時に提出させる場合
  • 顧客情報を扱う部署への配属時
  • 業務委託先・フリーランス・派遣社員に顧客データへのアクセスを許可する場合
  • 在宅勤務やテレワークを開始する際
  • システム管理者やカスタマーサポート担当者など、重要情報を扱う職種の場合

特に、業務委託契約では雇用関係がないため、誓約書を別途取得しておくことで、情報管理ルールを明確にできます。

顧客データ持出禁止誓約書に盛り込むべき必須条項

1. 顧客データの定義

誓約書では、「顧客データ」とは何を指すのかを明確に定義する必要があります。個人情報に限定せず、法人情報、取引情報、システム情報、紙媒体・電子データを問わない点まで含めることで、解釈の余地を減らします。

2. 持出し禁止の明示

単に「適切に管理する」と記載するだけでなく、社外への持出し自体を禁止する旨を明確に定めることが重要です。私物端末への保存、クラウドサービスの利用、メール送信、写真撮影など、具体例を挙げることで実効性が高まります。

3. 利用目的の限定

顧客データは、あくまで業務遂行の目的の範囲内でのみ利用できることを明示します。副業や個人的な研究、第三者への提供など、目的外利用を防止する条項です。

4. 管理義務・遵守事項

会社の情報セキュリティ規程やマニュアルを遵守する義務、善良な管理者の注意義務を定めることで、誓約者の責任範囲を明確にします。

5. 退職・契約終了後の取扱い

在職中だけでなく、退職後も顧客データを保持・利用してはならないことを明記することが極めて重要です。データの返還・消去義務を定めておくことで、退職後トラブルを防止できます。

6. 損害賠償・差止め

違反があった場合の損害賠償責任や、差止請求が可能であることを定めることで、実効性と抑止力が高まります。

就業規則や秘密保持契約との違い

顧客データ持出禁止誓約書は、就業規則や秘密保持契約と内容が重なる部分もありますが、役割は異なります。

  • 就業規則:会社全体のルールを包括的に定める
  • 秘密保持契約:秘密情報全般の取扱いを定める
  • 持出禁止誓約書:顧客データの持出し行為に特化して明確化する

誓約書は、「本人が理解し、守ると約束した」という証拠を残す点で、実務上非常に有効です。

作成・運用時の注意点

  • 抽象的な表現に終始しないこと
  • 実際の業務フローと矛盾しない内容にすること
  • 就業規則や業務委託契約と整合性を取ること
  • 定期的に内容を見直し、法改正や業務変更に対応すること

形式的に提出させるだけでなく、説明の機会を設けることで、誓約書の効果は大きく向上します。

まとめ

顧客データ持出禁止誓約書は、情報漏えいや内部不正を防止するための重要な実務書類です。単なる形式ではなく、企業が顧客情報をどれだけ重視しているかを示す姿勢そのものでもあります。デジタル化・働き方の多様化が進む現代において、顧客データの管理体制を強化することは、企業の信頼性と持続的成長を支える基盤となります。自社の実態に合わせて誓約書を整備し、適切な運用を行うことが、トラブル防止への最も確実な一歩といえるでしょう。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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