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薬剤師業務委託契約書 無料ひな形・テンプレート

薬剤師業務委託契約書

薬剤師業務委託契約書は、薬局や医療関連事業者が薬剤師に対し、調剤や服薬指導などの業務を業務委託として依頼する際に用いる契約書です。雇用契約と区別し、報酬や責任範囲を明確にできます。

契約書名
薬剤師業務委託契約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
薬剤師との関係を雇用ではなく業務委託として明確化できる点
利用シーン
調剤薬局が非常勤薬剤師に業務を委託する場合/医療関連企業がスポットで薬剤師業務を依頼する場合
メリット
報酬や責任範囲を明確にでき、労務・契約トラブルを予防できる
ダウンロード数
33件

無料ダウンロードについて
「薬剤師業務委託契約書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず 契約書ひな形ダウンロード利用規約 をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

薬剤師業務委託契約書とは?

薬剤師業務委託契約書とは、調剤薬局や医療関連事業者が、薬剤師に対して調剤・服薬指導などの専門業務を「雇用」ではなく「業務委託」として依頼する際に締結する契約書です。近年、薬剤師不足や働き方の多様化により、正社員雇用だけでなく、非常勤・スポット勤務・業務委託という形態を採用する薬局が増えています。その一方で、契約書を整備せずに業務を依頼した結果、労務トラブルや責任範囲を巡る紛争に発展するケースも少なくありません。
薬剤師業務委託契約書は、
・雇用契約との違いを明確にする
・業務内容や報酬を明文化する
・医療事故や個人情報漏えい時の責任範囲を整理する
といった目的で作成される、重要な法的書面です。

薬剤師業務委託契約が必要となるケース

薬剤師業務委託契約書が必要となる代表的なケースは、以下のとおりです。

  • 調剤薬局が非常勤・スポット勤務の薬剤師に業務を依頼する場合
  • 繁忙期のみ外部薬剤師に応援を依頼する場合
  • 医療関連企業が薬事・医薬品管理業務を委託する場合
  • 独立開業薬剤師に対して専門業務のみを依頼する場合

これらのケースでは、実態としては業務委託であっても、契約内容や運用次第では「雇用」と判断されるリスクがあります。そのため、契約書によって業務委託であることを明確にしておくことが不可欠です。

雇用契約との違いと注意点

薬剤師業務委託契約と雇用契約の最大の違いは、「指揮命令関係」の有無です。

雇用契約の場合

雇用契約では、勤務時間・勤務場所・業務方法について、事業者が具体的に指示・管理します。労働基準法が適用され、残業代や社会保険の問題も発生します。

業務委託契約の場合

業務委託では、業務の遂行方法や裁量は原則として薬剤師側に委ねられます。成果や業務内容に対して報酬が支払われ、労働法規は原則として適用されません。
契約書上で業務委託としていても、
・シフトを一方的に指定している
・他の仕事を禁止している
・常時指揮命令を行っている
といった実態があると、実質的に雇用と判断されるおそれがあります。

薬剤師業務委託契約書に盛り込むべき必須条項

薬剤師業務委託契約書には、次の条項を必ず盛り込む必要があります。

  • 契約の目的
  • 業務内容の範囲
  • 業務遂行方法・裁量
  • 報酬及び支払方法
  • 費用負担
  • 再委託の可否
  • 秘密保持・個人情報保護
  • 責任及び損害賠償
  • 契約期間・解除条件
  • 準拠法・管轄

これらを体系的に整理することで、契約としての完成度が高まります。

条項ごとの実務的な解説

1. 業務内容条項

業務内容は、「調剤業務」「服薬指導」「薬歴管理」など、具体的に記載することが重要です。曖昧な表現のままでは、業務範囲を巡るトラブルにつながります。

2. 業務遂行条項

業務委託である以上、薬剤師の専門的裁量を尊重する旨を明記しておくことがポイントです。「善良な管理者の注意をもって遂行する」といった文言は実務上よく用いられます。

3. 報酬条項

時給制、日額制、業務単位制など、報酬体系を明確にし、支払期限や振込手数料の負担も定めておきます。未記載のままでは報酬トラブルが生じやすくなります。

4. 秘密保持・個人情報条項

薬剤師業務では、患者の個人情報や医療情報を扱うため、秘密保持条項は必須です。契約終了後も義務が存続する旨を明記することで、情報漏えいリスクを低減できます。

5. 責任・損害賠償条項

医療行為に近い業務であるため、責任の所在を明確にすることが重要です。薬剤師の過失による損害と、設備や指示に起因する損害を分けて整理すると実務上有効です。

契約期間と解除条件の考え方

薬剤師業務委託契約では、短期契約や更新制が多く採用されます。契約期間を明確にし、更新条件や解除のルールを定めておくことで、終了時のトラブルを防止できます。
特に、
・契約違反があった場合の解除
・やむを得ない事情による中途解約
については、事前に条文として整理しておくことが重要です。

薬剤師業務委託契約書を作成する際の注意点

  • 雇用と誤認される運用をしない
  • 業務内容と実態を一致させる
  • 個人情報保護法・薬機法との整合を取る
  • ひな形をそのまま使わず、自社仕様に調整する
  • 法改正時には契約内容を見直す

特に、契約書だけ整備しても、実際の運用が伴っていなければ意味がありません。契約内容と現場の実態を一致させることが重要です。

まとめ

薬剤師業務委託契約書は、薬局や医療関連事業者が柔軟な人材活用を行うための重要な法的基盤です。雇用契約との違いを正しく理解し、業務内容・報酬・責任範囲を明確にすることで、不要なトラブルを未然に防ぐことができます。mysignでは、こうした実務に即した契約書ひな形を活用することで、電子契約による効率的かつ安全な契約締結が可能となります。事業の安定運営のためにも、薬剤師業務委託契約書を適切に整備することが重要です。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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