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決済サービス利用規約 無料ひな形・テンプレート

決済サービス利用規約

決済サービス利用規約は、オンライン決済・送金・収納代行などの決済サービスを利用する際の条件を定める文書です。ユーザー保護、不正利用防止、売上金管理、システム利用のルールを明確にし、決済トラブルを防ぐために必要となります。

契約書名
決済サービス利用規約
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
決済処理の仕組み、不正利用対策、売上金管理、免責事項を体系的に整理した実務向けの利用規約です。
利用シーン
ECサイト、予約システム、店舗アプリなどで決済機能を導入する場面/自社のオンライン決済サービスを提供する際の利用規約整備
メリット
事業者と利用者双方の権利義務を明確にし、不正利用・返金トラブル・責任範囲を事前にコントロールできることがメリットです。
ダウンロード数
14件

無料ダウンロードについて
「決済サービス利用規約」の本ひな形の利用にあたっては、必ず 契約書ひな形ダウンロード利用規約 をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

決済サービス利用規約とは?

決済サービス利用規約とは、オンライン決済、送金、収納代行などの決済機能を利用する際に必要となるルールを定めた文書です。クレジットカード決済、銀行口座引落、QRコード決済、電子マネーなど、多様な手段が使われる現代において、事業者とユーザーの間で起こり得るリスクや義務を明確化する役割を持っています。
具体的には、決済処理の流れ、不正利用の対応、売上金の管理、返金・チャージバックの取り扱い、個人情報や決済情報の扱い、責任範囲の限定などが含まれます。決済は事業の根幹部分であり、ミスやトラブルが売上損失やクレームに直結するため、利用規約によるルール化は必須です。
現代のEC、予約サービス、サブスクリプション、チケット販売、デジタルコンテンツなど、あらゆるビジネスモデルがオンライン決済に依存しています。そのため、決済サービス利用規約は単なる形式文書ではなく、企業のリスク管理と信用力を支える「法的インフラ」といえます。

決済サービス利用規約が必要となるケース

決済サービスを提供する企業や、決済機能を導入するサービス事業者は、原則として利用規約を整備する必要があります。具体例を以下に整理します。

  • ECサイトや予約システムでオンライン決済を提供する場合 →商品購入・キャンセル・返金条件、不正利用防止のためのルールが必要。
  • 店舗アプリやポイントアプリに決済機能を実装する場合 →ユーザー登録、認証情報の扱い、決済上限、チャージ残高管理が求められる。
  • 自社で決済プラットフォームを構築してサービス提供する場合 →売上金管理、加盟店管理、不正取引対応など、決済事業者としての責務が生じる。
  • サブスク型ビジネスを展開する場合 →毎月の自動課金、不正利用、支払停止、返金条件明示が不可欠。

これらのような決済が発生する仕組みでは、規約なしで運営することは極めて危険です。特に返金・不正利用・チャージバックなどは、事業の損益に直結するため、規約に根拠がないと企業は重大なリスクを負うことになります。

決済サービス利用規約に盛り込むべき主な条項

ここからは、実務上必ず必要となる条項を項目別に解説します。

  • 適用範囲(どこまで本規約が有効か)
  • 利用登録(ユーザー情報の正確性義務)
  • 禁止事項(不正利用防止)
  • 決済処理の仕組み(成立タイミング等)
  • 売上金管理(加盟店向け)
  • 手数料(料金体系)
  • チャージバック対応(責任分担)
  • 個人情報・決済情報の扱い
  • 免責事項(責任範囲の限定)
  • 損害賠償
  • サービス停止の条件
  • 準拠法・管轄裁判所

以下、条項ごとに実務のポイントを詳しく解説します。

条項ごとの解説と実務ポイント

1. 適用範囲条項

適用範囲は、「規約がどの範囲で効力を持つのか」を明確にするものです。決済サービスでは複数の関連文書(プライバシーポリシー、加盟店規約、決済代行規約など)が存在するため、相互関係が複雑になりがちです。そのため、「本規約は決済サービス全体に適用される」「追加規約がある場合はそちらを優先する」といった明記が実務上重要です。これにより、複数の文書が矛盾した際の判断基準をあらかじめ定めることができます。

2. 利用登録条項

決済サービスでは、ユーザー情報が不正確だと重大な問題につながる可能性があります。例えば、虚偽登録、電話番号偽装、なりすまし登録は不正決済の温床です。よって、利用登録条項では以下を明確にします。

  • 正確な情報を登録する義務
  • 変更があれば速やかに届け出る義務
  • 虚偽登録の場合は利用停止できる

これは、サービス提供者を守るための最低限の基盤です。

3. 禁止事項条項

決済サービスにおける禁止事項で最も重要なのは「不正利用の防止」です。
不正利用には以下が含まれます。

  • 盗難カード・不正取得したカードの利用
  • 第三者の口座情報の不正使用
  • フィッシングや詐欺目的の利用
  • 名義貸し
  • 反社会的勢力への利益供与

また、新たな詐欺手法が次々に登場するため、「当社が不適切と判断する行為を含む」という文言は必須です。これにより、規約作成時点では想定できない将来リスクにも対応できます。

4. 決済処理条項

決済処理はユーザーと加盟店との金銭の移動を発生させるため、以下を明確にする必要があります。

  • 決済の成立タイミング
  • キャンセル可否と条件
  • 返金のルール
  • 当社は原則として返金に関与しないこと

特に「返金に関する責任所在」を曖昧にすると、ユーザー対応が混乱し、企業が過剰な負担を負うことになります。

5. 売上金管理条項(加盟店向け)

決済代行型サービスでは、売上金を一時的に当社が預かる形になるため、以下が必要です。

  • 売上金は当社で一時管理される
  • 支払サイクルは当社の定めによる
  • 不正利用の疑いがある場合は支払を保留できる

保留権限は、不正利用対策において極めて重要です。

6. チャージバック・不正利用対応条項

チャージバックとは、カード名義人が「不正利用だ」と申し立てた場合に決済が取り消され、加盟店側が返金義務を負う仕組みです。加盟店側に多額の損害が発生することもあるため、以下を明記します。

  • 調査への協力義務
  • チャージバック発生時は加盟店の負担となる
  • ユーザーの故意・過失による不正利用は当社は責任を負わない

これは決済サービスの標準的なリスク分担です。

7. 個人情報・決済情報の取扱い条項

決済情報には極めてセンシティブな情報が含まれます。

  • クレジットカード情報
  • 銀行口座情報
  • 決済履歴
  • 本人確認情報

そのため、「プライバシーポリシーに基づき適切に処理する」「第三者提供は法令に基づく場合を除く」などを規定し、ユーザーに安心感を与えます。

8. 免責条項

決済サービスは外部環境に左右されるため、次のようなリスクがあります。

  • 通信障害
  • システム障害
  • 決済ネットワークの遅延
  • 外部サービスの停止

これらは企業側に責任がないケースが多いため、「故意または重大な過失がない限り責任を負わない」ことを明記しておきます。

9. 損害賠償条項

ユーザーが不正利用、規約違反などを行い当社に損害が発生した場合、賠償を求めることができる旨を定めます。多いのは以下のケースです。

  • 他人のカード情報を使った不正利用
  • 虚偽登録により調査コストが発生
  • 加盟店の杜撰な管理に起因する流出事故

企業防衛の観点から必須の条項です。

10. サービス中断条項

システム更新、災害、セキュリティリスクなどによりサービス提供を停止することは不可避です。停止の可能性を規約に記載しておくことで、ユーザークレームに対する法的根拠が生まれます。

11. 準拠法・管轄条項

紛争が発生した場合、どの裁判所で争うかを定める条項です。「当社本店所在地の地方裁判所」とすることで、遠方ユーザーによる訴訟負担を軽減できます。

決済サービス利用規約を作成する際の注意点

  • 他社規約のコピーは著作権侵害となる可能性があるため避ける
  • カードブランドのガイドラインに適合させる必要がある
  • 特商法、消費者契約法、割賦販売法などの関連法令を確認する
  • 返金条件を明確にしないとトラブルになる
  • 不正利用時の責任分担は必ず明記する
  • サービス変更時には規約も随時更新する

決済領域は法規制が多いため、専門家チェックは推奨されます。

まとめ

決済サービス利用規約は、決済を扱うすべての企業にとって必要不可欠な基盤です。オンライン決済が日常化する中、ユーザー保護、不正利用防止、加盟店管理、売上金管理、免責事項など、多岐にわたるリスクを事前にコントロールするための重要文書です。適切に整備された利用規約は、企業の信頼性を高めるだけでなく、万一の紛争・不正利用・クレーム対応時に大きな力を発揮します。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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