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3Dモデリング制作業務委託契約書

3Dモデリング制作業務をフリーランスや制作会社へ委託する際に使用できる契約書ひな形です。ゲーム、VR、メタバース、映像制作などの3D制作案件に対応し、成果物の著作権、修正対応、報酬条件、守秘義務など重要条項を整理しています。

契約書名
3Dモデリング制作業務委託契約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
3D制作特有の成果物データ、著作権帰属、修正対応を明確に定めている。
利用シーン
ゲーム会社が3Dモデラーにキャラクター制作を依頼する/企業がVR・メタバース用3Dモデル制作を外注する
メリット
3D制作案件で発生しやすい著作権トラブルや修正範囲の問題を契約で整理できる。
ダウンロード数
12件

無料ダウンロードについて
「3Dモデリング制作業務委託契約書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず「契約書ひな形ダウンロード利用規約」をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

3Dモデリング制作契約書とは?

3Dモデリング制作契約書とは、ゲーム、映像、建築、製品デザイン、VR、メタバースなどで使用される3Dモデルの制作を外部クリエイターや制作会社に委託する際に締結する契約書です。3D制作は、一般的なデザイン業務と異なり、データ形式、制作工程、修正回数、著作権、商用利用など多くの専門的要素が関係します。そのため、口頭や簡単な発注書だけで制作を進めると、後から次のようなトラブルが発生することがあります。

  • 制作した3Dモデルの著作権が誰に帰属するか不明確
  • 修正依頼の回数や範囲を巡るトラブル
  • 納品データ形式(fbx、obj、blendなど)の不一致
  • ゲームやメタバースでの商用利用範囲の問題
  • 制作途中のキャンセル時の報酬トラブル

このようなリスクを防ぐために、3Dモデリング制作契約書では

  • 制作業務の内容
  • 納品物の仕様
  • 著作権の帰属
  • 修正対応
  • 報酬と支払条件
  • 秘密保持

などを事前に整理します。
特にゲーム、VR、XR、メタバース案件では、3Dモデルがプロジェクトの中心となるため、契約書による権利関係の整理が非常に重要になります。

3Dモデリング制作契約書が必要になるケース

3D制作は近年、ゲーム業界だけでなくさまざまな分野で利用されています。以下のようなケースでは契約書の作成が特に重要です。

  • ゲーム会社がフリーランス3Dモデラーにキャラクター制作を依頼する場合
  • メタバースサービスで使用するアバターや建築物モデルを外注する場合
  • 企業が製品の3Dビジュアライゼーションを制作会社に依頼する場合
  • 映像制作会社がCGオブジェクト制作を外部クリエイターに依頼する場合
  • 建築・不動産会社が建築3Dパースを外注する場合

これらの案件では、成果物がデジタルデータとして納品されるため、利用範囲や著作権の扱いが曖昧になると大きな問題につながります。例えば、ゲーム用に制作されたキャラクターを別の作品で使う場合、著作権の帰属が明確でなければ利用できない可能性があります。そのため契約書で権利の移転や利用許諾を明確にしておく必要があります。

3Dモデリング制作契約書に盛り込むべき主な条項

3D制作業務の契約では、一般的に次のような条項が重要になります。

  • 業務内容(制作対象・作業範囲)
  • 仕様書・デザイン指示
  • 納品形式(ファイル形式・ポリゴン数など)
  • 修正回数と追加費用
  • 報酬と支払条件
  • 著作権の帰属
  • ポートフォリオ利用
  • 秘密保持
  • 契約解除
  • 損害賠償・責任制限

これらを整理することで、制作工程と権利関係を明確にすることができます。

条項ごとの解説と実務ポイント

1. 業務内容条項

業務内容条項では、制作対象となる3Dモデルの範囲を明確にします。例えば次のような内容です。

  • キャラクターモデル
  • 背景モデル
  • 建築モデル
  • 小物・プロップ
  • メタバース空間オブジェクト

また、3D制作は工程が多いため

  • モデリング
  • UV展開
  • テクスチャ制作
  • リギング
  • レンダリング

のどこまでを業務範囲とするかを明確にしておく必要があります。

2. 納品形式条項

3D制作では納品データの形式が重要です。
一般的に使用される形式には次のようなものがあります。

  • FBX
  • OBJ
  • BLEND
  • MA / MB
  • GLTF

ゲームエンジン(Unity、Unreal Engineなど)によって必要な形式が異なるため、契約時に指定しておくとトラブルを防ぐことができます。また、ポリゴン数、テクスチャ解像度、LODの有無なども仕様書で定めることが重要です。

3. 修正対応条項

3D制作では修正依頼が発生することが多いため、修正範囲を契約で整理しておく必要があります。
例えば

  • 軽微な修正は無料
  • 大幅な仕様変更は追加費用
  • 修正回数は3回まで

などのルールを設定します。これを決めておかないと、無制限の修正要求が発生し、制作側の負担が大きくなる可能性があります。

4. 著作権条項

3D制作契約で最も重要な条項の一つが著作権です。
主に次の2つの方式があります。

  • 著作権譲渡型(発注者に権利移転)
  • 利用許諾型(制作者が権利保持)

ゲームやメタバースの商用プロジェクトでは、著作権譲渡が採用されることが多いです。また、著作者人格権を行使しない旨の条項も一般的に含まれます。

5. ポートフォリオ利用条項

3Dクリエイターにとって、制作実績の公開は重要です。
そのため契約書では

  • ポートフォリオ掲載の可否
  • 公開可能な範囲
  • 公開タイミング

を定めておくと双方にとって安心です。特に未公開ゲームや機密プロジェクトでは、公開時期の制限が設けられることがあります。

6. 秘密保持条項

3D制作では、次のような情報が機密情報となる場合があります。

  • ゲーム開発情報
  • 未公開キャラクターデザイン
  • メタバース企画内容
  • 企業の新製品情報

これらの情報が外部に漏れると重大な損害につながるため、契約書で守秘義務を明確にします。

3Dモデリング制作契約書を作成する際の注意点

  • 仕様書を必ず作成する 3D制作では契約書だけでなく仕様書をセットで作成することが重要です。
  • 著作権の帰属を明確にする ゲームやメタバースなど商用利用を予定している場合、権利関係の整理は必須です。
  • 修正回数を明確にする 修正範囲が曖昧だと制作トラブルの原因になります。
  • 納品データ形式を決めておく 使用するソフトやゲームエンジンによって形式が変わるためです。
  • 秘密保持条項を設ける 未公開プロジェクトの情報漏えいを防止できます。

まとめ

3Dモデリング制作契約書は、3D制作業務の内容と権利関係を整理するための重要な契約書です。特にゲーム、メタバース、VR、映像制作などの分野では、3Dモデルがプロジェクトの中核となるため、著作権や利用範囲の整理が欠かせません。
契約書を作成することで

  • 制作範囲の明確化
  • 修正トラブルの防止
  • 著作権の整理
  • 商用利用の安全確保

が可能になります。3D制作案件を安心して進めるためにも、契約書を整備し、制作条件と権利関係を明確にしておくことが重要です。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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