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ライバー所属契約書

ライバー所属契約書は、ライブ配信者(ライバー)と配信事務所との間で、所属関係、収益分配、配信活動のルール、マネジメント内容などを定める契約書です。ライブ配信ビジネスにおけるトラブル防止と双方の権利義務の明確化を目的として利用されます。

契約書名
ライバー所属契約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
配信事務所とライバーの所属関係、収益分配、活動ルールを明確に定めたライブ配信ビジネス向け契約書。
利用シーン
ライブ配信事務所が新規ライバーと所属契約を締結する場合/個人ライバーが配信マネジメント会社に所属する場合
メリット
収益配分や活動ルールを明確化することで、ライバーと事務所間のトラブルを未然に防げる。
ダウンロード数
16件

無料ダウンロードについて
「ライバー所属契約書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず「契約書ひな形ダウンロード利用規約」をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

ライバー所属契約書とは?

ライバー所属契約書とは、ライブ配信を行うライバーと、配信事務所やマネジメント会社との間で締結される契約書です。ライブ配信ビジネスでは、配信者が個人として活動するケースもありますが、近年は事務所に所属して活動するライバーが増えています。そのため、配信活動のルールや収益分配、マネジメント内容などを明確に定めた契約書の重要性が高まっています。ライブ配信の世界では、配信プラットフォームから得られる投げ銭やギフト、広告収益などの収益が発生します。また、イベント出演、スポンサー案件、SNSプロモーションなど、配信以外の活動が広がることも多くあります。こうした収益や活動の管理を適切に行うために、ライバー所属契約書は重要な役割を果たします。契約書を整備しておくことで、次のような目的を達成できます。

  • ライバーと事務所の権利義務を明確にする
  • 収益分配や報酬支払いのルールを定める
  • 配信活動に関するトラブルを未然に防ぐ
  • 事務所によるマネジメント範囲を整理する

このように、ライバー所属契約書はライブ配信ビジネスの法的基盤として機能する重要な契約書です。

ライバー所属契約書が必要になるケース

ライブ配信事業では、次のような場面でライバー所属契約書が必要になります。

  • ライブ配信事務所が新しいライバーを採用する場合 事務所がライバーをマネジメントする場合、収益分配や活動ルールを事前に契約で定めておく必要があります。
  • 個人ライバーが配信事務所に所属する場合 事務所のサポートを受ける代わりに、収益の一部を事務所に分配するケースが多いため、その条件を契約で明確にします。
  • 配信活動をビジネスとして本格運用する場合 スポンサー案件やイベント出演など、配信以外の収益機会が増えると契約関係が複雑になるため、契約書が不可欠になります。
  • 複数の配信プラットフォームで活動する場合 YouTube、TikTok LIVE、Pococha、17LIVEなど複数サービスを利用する場合、事務所との契約範囲を整理しておく必要があります。

特に近年はライブ配信市場の拡大により、収益規模が大きくなるケースも増えており、契約書の整備がより重要になっています。

ライバー所属契約書に盛り込むべき主な条項

ライバー所属契約書では、一般的に次のような条項を定めます。

  • 契約の目的
  • 所属関係の内容
  • ライバーの業務内容
  • 事務所の支援内容
  • 収益分配の方法
  • 配信活動のルール
  • 肖像・名称の利用
  • 知的財産権
  • 秘密保持
  • 契約期間
  • 契約解除
  • 損害賠償
  • 反社会的勢力排除
  • 準拠法・管轄

これらを整理して契約書に記載することで、配信活動における法的リスクを大きく減らすことができます。

条項ごとの解説と実務ポイント

1. 所属関係条項

所属関係条項では、ライバーが事務所に所属して活動することを明確にします。多くの場合、契約期間中は他の配信事務所に所属しないことを定める「専属条項」が設けられます。専属契約にするかどうかは、ライバーの自由度と事務所の投資リスクのバランスによって決める必要があります。新人ライバーの場合は専属契約、人気ライバーの場合は非専属契約というケースもあります。

2. 業務内容条項

業務内容条項では、ライバーが行う活動の範囲を定めます。一般的には次のような活動が対象になります。

  • ライブ配信
  • SNS投稿
  • イベント出演
  • 広告・プロモーション活動

ここで活動範囲を明確にしておかないと、事務所から過度な業務を求められるなどのトラブルが起こる可能性があります。

3. 収益分配条項

収益分配は、ライバー契約において最も重要な条項の一つです。配信プラットフォームからの収益をどのように分配するかを定めます。
一般的な分配例としては、

  • ライバー70%:事務所30%
  • ライバー80%:事務所20%
  • 新人ライバーは50%:50%

などがあります。
また、プラットフォーム手数料を差し引いた後の金額を分配するのか、事務所が支払い管理を行うのかなど、具体的な運用も明記しておくことが重要です。

4. 知的財産権条項

配信活動では動画、画像、配信アーカイブなどのコンテンツが制作されます。これらの著作権の帰属を明確にしておく必要があります。
一般的には、

  • 配信コンテンツの著作権はライバーに帰属
  • 事務所はプロモーション目的で利用可能

という形が多く採用されています。ただし、事務所が制作した素材やロゴなどについては、事務所側に権利が帰属するケースが一般的です。

5. 肖像利用条項

ライバー契約では、肖像権の取り扱いも重要です。事務所はライバーの写真、動画、配信映像などを広告やプロモーションに利用することがあります。
そのため、

  • 広告利用
  • SNS掲載
  • イベント告知
  • 公式サイト掲載

などの用途で利用できることを契約で定めておく必要があります。

6. 契約解除条項

ライバー契約では、契約解除条件も重要です。例えば次のようなケースが考えられます。

  • 契約違反があった場合
  • 法令違反や炎上トラブル
  • 配信活動を長期間行わない場合
  • プラットフォームからアカウント停止処分を受けた場合

ライブ配信は社会的影響が大きいため、信用毀損に関する解除条項を設けておくことが一般的です。

ライバー所属契約書を作成する際の注意点

  • 収益分配を明確にする 収益トラブルはライバー契約で最も多い問題です。計算方法と支払い時期を明確にしましょう。
  • 専属契約の範囲を確認する 他の事務所やプラットフォームでの活動を制限する場合は、契約範囲を明確にする必要があります。
  • 炎上リスクへの対策を入れる SNSや配信は炎上リスクがあるため、コンプライアンス条項を入れておくことが重要です。
  • 契約期間を適切に設定する 1年契約+自動更新など、双方にとって負担の少ない期間設定が望ましいです。
  • プラットフォーム規約との整合性を確認する YouTubeやTikTokなどの利用規約と契約内容が矛盾しないよう注意する必要があります。

まとめ

ライバー所属契約書は、ライブ配信事務所とライバーの関係を明確にする重要な契約書です。ライブ配信ビジネスでは収益構造が複雑になりやすく、配信ルールや収益分配、肖像利用などを事前に整理しておくことが不可欠です。契約書を整備しておくことで、トラブルを防止するだけでなく、ライバーと事務所の信頼関係を築くことにもつながります。また、近年はライブ配信市場が急速に拡大しており、契約管理の重要性もますます高まっています。配信ビジネスを安定して運営するためにも、ライバー所属契約書を適切に作成し、双方が納得したうえで活動を開始することが重要です。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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