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内部統制支援ツール利用規約

内部統制支援ツールの提供事業者と利用企業との間で、利用条件や責任範囲、データ取扱い、知的財産権、料金、契約期間などを整理するための利用規約ひな形です。クラウド型内部統制システムや業務管理ツールの提供時に活用できます。

契約書名
内部統制支援ツール利用規約
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
部統制支援ツールの提供に特化し、データ管理と責任範囲を明確化している。
利用シーン
内部統制SaaSを企業向けに提供する場合/業務管理・統制支援システムの利用条件を整備する場合
メリット
サービス提供時の法的リスクを低減し、利用条件を統一できる。
ダウンロード数
8件

無料ダウンロードについて
「内部統制支援ツール利用規約」の本ひな形の利用にあたっては、必ず「契約書ひな形ダウンロード利用規約」をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

内部統制支援ツール利用規約とは?

内部統制支援ツール利用規約とは、企業が提供する内部統制SaaSや業務統制支援システムを利用する際の条件を定めた法的文書です。内部統制とは、企業が法令遵守や業務の適正性、財務報告の信頼性を確保するための仕組みを指し、その運用を支援するクラウドツールの導入が近年急速に進んでいます。このようなツールは業務記録、証跡管理、評価プロセスの管理など、企業の重要情報を扱うため、利用条件を明確にしておくことが不可欠です。利用規約は単なる形式的な文書ではなく、

  • サービス提供者と利用企業の責任範囲を整理する
  • データ管理やセキュリティに関するルールを明確化する
  • トラブル発生時の対応根拠を整備する

といった重要な役割を果たします。

内部統制支援ツール利用規約が必要となる背景

企業のデジタルトランスフォーメーションが進む中で、内部統制業務もクラウド化が進んでいます。特に上場企業やグループ企業では、内部統制報告制度への対応や監査対応の効率化のため、専用ツールの導入が一般化しています。しかし、内部統制業務は企業の機密性の高い情報を扱うため、適切な契約条件を整備しなければ重大なリスクを招く可能性があります。
例えば、

  • 統制記録データの漏えい
  • システム障害による業務停止
  • 監査対応資料の不備による信用低下

といった問題が発生することがあります。これらのリスクを回避するためにも、利用規約の整備は必須といえます。

内部統制支援ツール利用規約が必要な主な利用ケース

内部統制支援ツールの利用規約は、以下のような場面で特に重要となります。

  • クラウド型内部統制システムを企業向けに提供する場合
  • グループ会社間で統制データを共有する場合
  • 監査法人との情報連携機能を提供する場合
  • 内部統制評価の自動化機能を搭載したツールを運用する場合
  • 業務プロセス管理ツールとして外部企業に提供する場合

このようなケースでは、利用条件を事前に明確化することで、サービス提供者と利用者双方のリスクを低減できます。

内部統制支援ツール利用規約に盛り込むべき主な条項

内部統制支援ツールの利用規約には、一般的なSaaS利用規約に加え、内部統制特有の観点を踏まえた条項を設ける必要があります。主な内容は次のとおりです。

  • 適用範囲及び利用契約の成立条件
  • サービス内容及び仕様変更に関する規定
  • 利用料金及び支払条件
  • 管理データの所有権及び利用範囲
  • 禁止事項及び利用者の義務
  • 責任制限及び保証否認
  • 契約期間及び解除条件
  • 準拠法及び管轄裁判所

これらの条項を整備することで、サービスの運用基盤が安定し、法的トラブルの発生を防止できます。

条項ごとの解説と実務上のポイント

1. データ取扱い条項

内部統制支援ツールでは、企業の統制記録や監査証跡など機密性の高い情報を扱います。そのため、データの所有権は利用企業に帰属することを明記しつつ、サービス提供者が保守や改善の目的で利用できる範囲を定めることが重要です。また、バックアップ体制や安全管理措置についても、利用規約又は別途セキュリティポリシーで説明しておくと、信頼性の向上につながります。

2. 責任制限条項

内部統制支援ツールはあくまで業務支援のためのものであり、内部統制の有効性を保証するものではありません。この点を明確にしない場合、利用企業がツールの利用結果を過度に信頼し、紛争が発生する可能性があります。
そのため、通常は、

  • 統制の完全性を保証しないこと
  • 間接損害について責任を負わないこと
  • 責任の上限額を設定すること

などの規定を設けます。

3. 禁止事項条項

システムへの不正アクセス、第三者への再提供、リバースエンジニアリングなどは、SaaSサービスにおける典型的なリスクです。禁止事項条項を設けることで、契約違反として対応できる法的根拠が生まれます。
また、内部統制ツールの場合、

  • 監査資料の改ざん
  • 虚偽データの登録

などの行為を禁止事項として明記することも有効です。

4. 契約解除条項

料金未払い、重大な規約違反、反社会的勢力との関係などが判明した場合、サービス提供者が契約を解除できる規定を設けておく必要があります。これにより、リスクの高い利用者との関係を早期に解消できます。

5. 規約変更条項

クラウドサービスは機能追加や法令改正に応じて仕様が変わるため、規約の変更権限を明記することが重要です。利用者に対する通知方法や変更の効力発生日も合わせて定めておくと実務上の混乱を防げます。

内部統制支援ツール利用規約を作成する際の注意点

利用規約を作成する際には、次の点に注意する必要があります。

  • サービス仕様と規約内容の整合性を確保する
  • セキュリティポリシーやプライバシーポリシーとの関係を整理する
  • 料金体系や契約更新条件を明確にする
  • 業種特有の法規制を確認する
  • 弁護士等の専門家によるチェックを受ける

特に金融業界や上場企業向けのサービスでは、監査対応や情報管理に関する要求水準が高いため、より詳細な条項設計が求められます。

まとめ

内部統制支援ツール利用規約は、クラウド型業務支援サービスの提供において不可欠な法的基盤です。適切に整備された規約は、サービス提供者の責任範囲を明確にし、利用企業との信頼関係を構築する役割を果たします。また、内部統制は企業のガバナンスや社会的信用に直結する重要な要素であるため、ツールの導入時には利用規約の整備を軽視してはなりません。サービスの成長や機能拡張に合わせて規約を見直し、継続的に法的リスク管理を行うことが、安定したサービス運営につながります。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。