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履歴書・職務経歴書提供同意書

履歴書・職務経歴書提供同意書は、求職者が転職支援会社や人材紹介会社に対して、履歴書や職務経歴書などの個人情報を求人企業へ提供することに同意する際に利用する書面です。個人情報の利用目的や第三者提供、保管期間などを明確化できます。

契約書名
履歴書・職務経歴書提供同意書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
履歴書・職務経歴書の提供範囲と個人情報利用目的を明確に定めている。
利用シーン
人材紹介会社が求職者情報を求人企業へ提供する/転職エージェントが応募書類を採用企業へ共有する
メリット
個人情報提供に関する同意内容を事前に整理し、トラブルや認識相違を防止できる。
ダウンロード数
3件
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「履歴書・職務経歴書提供同意書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず「契約書ひな形ダウンロード利用規約」をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

履歴書・職務経歴書提供同意書とは?

履歴書・職務経歴書提供同意書とは、求職者が転職支援会社、人材紹介会社、採用代行会社、キャリア支援事業者などに対し、自己の履歴書・職務経歴書・応募書類・職務情報を求人企業へ提供することに同意するための書面です。転職支援や人材紹介の場面では、求職者本人が直接求人企業へ応募書類を送るのではなく、エージェントや紹介会社が代わりに履歴書・職務経歴書を提出するケースが多くあります。このとき、求職者の個人情報を第三者である求人企業へ提供することになるため、事前に本人の同意を取得しておくことが重要です。履歴書や職務経歴書には、氏名、住所、連絡先、学歴、職歴、資格、スキル、希望条件など、採用判断に関わる多くの個人情報が含まれます。そのため、提供先、利用目的、提供される情報の範囲、保管期間、同意撤回の方法などを明確にしておくことで、個人情報の取扱いに関するトラブルを防ぎやすくなります。

履歴書・職務経歴書提供同意書が必要となるケース

履歴書・職務経歴書提供同意書は、特に以下のような場面で利用されます。

  • 人材紹介会社が求職者の応募書類を求人企業へ提出する場合
  • 転職エージェントが候補者情報を企業へ推薦する場合
  • 採用代行会社が応募者情報をクライアント企業へ共有する場合
  • スカウトサービスや転職支援サービスで職務経歴情報を企業へ提供する場合
  • 求職者の希望条件に合う求人を探すため、複数の企業にプロフィール情報を共有する場合

特に人材紹介事業では、求職者本人の同意が不十分なまま履歴書や職務経歴書を企業へ送付すると、本人が知らない企業に個人情報が共有されていた、応募意思のない企業に書類が提出されていた、といったトラブルにつながる可能性があります。そのため、履歴書・職務経歴書提供同意書では、どのような目的で、どの範囲の情報を、どのような相手に提供するのかを明確にしておくことが重要です。

履歴書・職務経歴書提供同意書に盛り込むべき主な項目

履歴書・職務経歴書提供同意書には、一般的に以下の項目を盛り込みます。

  • 同意の対象となるサービス内容
  • 提供される情報の範囲
  • 個人情報の利用目的
  • 第三者提供の範囲
  • 提供先企業・業務委託先への管理義務
  • 情報の保管期間
  • 本人による開示・訂正・削除請求
  • 同意撤回の方法
  • 虚偽情報提供時の免責
  • 準拠法・管轄裁判所

これらを整理しておくことで、求職者側は自分の情報がどのように扱われるのかを理解でき、事業者側は適法かつ透明性のある個人情報管理を行いやすくなります。

条項ごとの解説と実務ポイント

1. 目的条項

目的条項では、履歴書・職務経歴書を利用する目的を明記します。たとえば、職業紹介、求人提案、採用選考支援、企業とのマッチング、キャリア相談などが該当します。この条項が曖昧だと、求職者から見て自分の情報がどこまで利用されるのか分かりにくくなります。そのため、単に採用活動のためと記載するだけではなく、求人紹介、応募書類提出、面接調整、選考結果連絡など、実際の業務に即した目的を記載すると実務上使いやすくなります。

2. 提供情報の範囲

提供情報の範囲では、求職者から取得する情報を具体的に列挙します。履歴書や職務経歴書には、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、学歴、職歴、資格、スキル、自己PR、希望年収、希望勤務地などが含まれることがあります。特に注意すべきなのは、採用選考と直接関係しない情報まで不用意に提供しないことです。必要以上に広い情報提供を認める内容にすると、個人情報保護の観点から問題となる可能性があります。

3. 第三者提供条項

第三者提供条項は、履歴書・職務経歴書提供同意書の中心となる条項です。求職者の情報を求人企業や採用担当者、業務委託先へ提供することがある場合、その範囲を明確に記載します。実務では、求職者本人が応募を希望した企業に限って提供する形式と、求人提案やスカウト候補の検討のために一定範囲の企業へ提供する形式があります。どちらの運用を採用するかによって、同意書の文言も変える必要があります。本人の応募意思がない企業に対して実名の履歴書や職務経歴書を提供する運用は、トラブルになりやすいため、事前の説明と同意取得を丁寧に行うことが重要です。

4. 利用目的条項

利用目的条項では、取得した情報をどのように利用するのかを記載します。求人紹介、面談、カウンセリング、選考調整、採用可否の確認、サービス改善、求人情報の案内などが代表例です。ただし、マーケティング目的やサービス改善目的で利用する場合には、求職者が予測できる範囲で明確に記載することが望ましいです。採用選考に必要な範囲を超える利用を行う場合は、個別の同意取得を検討する必要があります。

5. 情報管理条項

情報管理条項では、事業者が履歴書・職務経歴書を適切に管理する義務を定めます。履歴書や職務経歴書は、メール添付、クラウドストレージ、採用管理システム、社内データベースなど複数の経路で管理されることが多いため、漏えい防止の観点から重要な条項です。実務上は、以下のような管理体制もあわせて整備すると安心です。

  • 応募書類にアクセスできる担当者を限定する
  • クラウド上の共有範囲を定期的に確認する
  • 退職者や外部委託先のアクセス権限を速やかに削除する
  • メール誤送信防止のチェック体制を設ける
  • 不要になった書類を適切に削除又は廃棄する

6. 修正・削除請求条項

求職者は、転職活動中に職務経歴、希望条件、連絡先などが変わることがあります。そのため、求職者本人が情報の訂正、追加、削除を求められるようにしておくことが重要です。古い職務経歴書のまま企業へ提出されると、選考上の誤解やトラブルにつながる可能性があります。特に、年収、在籍期間、保有資格、退職理由などは採用判断に影響しやすいため、最新情報に更新する運用を整える必要があります。

7. 同意撤回条項

同意撤回条項では、求職者が履歴書・職務経歴書の提供同意を撤回できることを定めます。転職活動を終了した場合、特定企業への応募を取りやめた場合、サービス利用を停止した場合などには、情報提供の停止や削除を希望することがあります。ただし、すでに求人企業へ提供済みの情報については、完全に回収できない場合もあります。そのため、同意撤回後の取扱い、既に提供済みの情報への対応、サービス利用への影響などを明記しておくと実務上の混乱を防げます。

8. 保管期間条項

保管期間条項では、求職者情報をどの期間保管するかを定めます。転職支援サービスでは、求職者が一度サービスを利用した後、一定期間後に再び転職相談をするケースもあります。そのため、一定期間情報を保管する必要がある場合があります。一方で、目的達成後も無期限に履歴書や職務経歴書を保存し続けることは望ましくありません。保管期間や削除基準を定め、不要となった情報は適切に削除又は廃棄する運用が必要です。

9. 免責条項

免責条項では、求職者が提供した情報の正確性について、事業者が保証しないことを定めます。履歴書や職務経歴書に虚偽、誤記、古い情報が含まれていた場合、求人企業との間でトラブルになる可能性があります。そのため、求職者自身が正確かつ最新の情報を提供する責任を負うこと、虚偽情報によって発生した不利益について事業者が責任を負わないことを明記しておくと安心です。

履歴書・職務経歴書提供同意書を作成する際の注意点

履歴書・職務経歴書提供同意書を作成する際は、以下の点に注意が必要です。

  • 提供先を曖昧にしすぎない 求人企業、採用担当者、業務委託先など、誰に情報を提供する可能性があるのかを明確に記載します。
  • 利用目的を広げすぎない 採用支援と関係のない目的まで含めると、求職者の不信感につながる可能性があります。
  • 応募意思のない企業への提供には注意する 本人が応募を希望していない企業へ実名書類を提供する場合は、特に慎重な同意取得が必要です。
  • プライバシーポリシーと整合させる 同意書の内容とプライバシーポリシーの記載が矛盾しないように確認します。
  • 同意取得の記録を残す 紙の署名、電子署名、チェックボックス、申込フォームのログなど、後から確認できる形で保存します。

履歴書・職務経歴書提供同意書は、単なる形式書類ではなく、個人情報管理の実務を支える重要な書面です。とくに人材紹介会社や転職支援サービスでは、求職者との信頼関係を守るためにも、透明性の高い同意取得が求められます。

電子契約・オンライン同意で運用する場合のポイント

近年では、履歴書・職務経歴書提供同意書を紙で取得するのではなく、Webフォーム、電子契約、会員登録画面、オンライン面談前の同意フォームなどで取得するケースが増えています。オンラインで同意を取得する場合は、以下の点を確認しておくと安心です。

  • 同意画面に同意書本文又はリンクを明確に表示する
  • チェックボックスを初期状態で空欄にする
  • 同意日時、IPアドレス、登録メールアドレスなどの記録を残す
  • 同意書の改定履歴を管理する
  • 求職者が後から同意内容を確認できるようにする

特に、同意した事実を後から立証できる仕組みは重要です。採用活動では、情報提供のタイミングや応募意思の有無が問題になることもあるため、電子的なログや同意履歴を保存しておくことが望ましいです。

履歴書・職務経歴書提供同意書とプライバシーポリシーの違い

履歴書・職務経歴書提供同意書とプライバシーポリシーは似ていますが、役割が異なります。履歴書・職務経歴書提供同意書は、求職者本人から個別に同意を取得するための書面です。一方、プライバシーポリシーは、事業者全体の個人情報取扱方針を公表する文書です。

項目 履歴書・職務経歴書提供同意書 プライバシーポリシー
目的 応募書類や職務情報の提供について本人同意を得る 事業者全体の個人情報取扱方針を示す
対象 主に求職者、登録者、応募者 顧客、取引先、求職者、問い合わせ者など全般
内容 履歴書・職務経歴書の利用目的、提供先、同意撤回など 個人情報の取得、利用、管理、第三者提供、問い合わせ窓口など
性質 個別同意書 公表文書

実務では、プライバシーポリシーを整備したうえで、履歴書・職務経歴書の第三者提供については別途同意書を取得する形が望ましいです。

まとめ

履歴書・職務経歴書提供同意書は、転職支援、人材紹介、採用代行、スカウトサービスなどにおいて、求職者の応募書類や職務情報を求人企業へ提供する際に重要となる書面です。履歴書や職務経歴書には、求職者の個人情報やキャリア情報が多く含まれるため、利用目的、提供先、提供範囲、保管期間、同意撤回の方法を明確にしておく必要があります。これにより、求職者は安心してサービスを利用でき、事業者側も個人情報の取扱いに関するリスクを軽減できます。特に人材紹介会社や転職エージェントでは、応募意思のない企業への情報提供、古い職務経歴書の提出、同意取得記録の不備などがトラブルになりやすいため、同意書と運用ルールをセットで整備することが大切です。履歴書・職務経歴書提供同意書を適切に作成・運用することで、求職者との信頼関係を守りながら、透明性の高い採用支援サービスを提供できます。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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