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ライバー収益分配契約書

ライバー(配信者)がライブ配信プラットフォームで得た投げ銭やギフト、広告収益などを事務所や運営会社と分配する際に使用する契約書のひな形です。収益分配割合、配信ルール、著作権、契約解除などライブ配信ビジネスで重要な条項を整理しています。

契約書名
ライバー収益分配契約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
ライブ配信のギフト収益や広告収益の分配割合と配信活動ルールを明確に定めている。
利用シーン
ライブ配信事務所がライバーと収益分配契約を締結する/個人配信者とマネジメント会社が収益シェア契約を結ぶ
メリット
収益配分や権利関係を契約で整理し、ライバーと運営会社間のトラブルを防止できる。
ダウンロード数
9件

無料ダウンロードについて
「ライバー収益分配契約書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず「契約書ひな形ダウンロード利用規約」をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

ライバー収益分配契約書とは?

ライバー収益分配契約書とは、ライブ配信者(ライバー)と配信事務所・マネジメント会社・運営会社などの間で、ライブ配信によって得られる収益の分配条件を定める契約書です。近年、ライブ配信市場は急速に拡大しており、投げ銭(ギフト)、広告収益、サブスクリプション、スポンサー契約など、配信者が得られる収益の種類も多様化しています。そのため、収益の取り扱いや配信活動のルールを明確にしておかないと、事務所とライバーの間でトラブルが発生する可能性があります。ライバー収益分配契約書を作成する主な目的は次のとおりです。

  • 配信収益の分配割合を明確にする
  • 配信活動のルールを整理する
  • 著作権・肖像権などの権利関係を定める
  • 契約解除やトラブル時の対応を決めておく

ライブ配信事務所に所属するライバーや、個人配信者と運営会社が提携する場合には、必ず作成しておきたい契約書の一つです。

ライバー収益分配契約書が必要となるケース

ライブ配信ビジネスでは、次のような場面で収益分配契約書が必要になります。

  • ライブ配信事務所にライバーが所属する場合 →事務所とライバーの収益分配割合を明確にするため。
  • 配信マネジメント会社が配信者を支援する場合 →マネジメント報酬やサポート費用の扱いを整理するため。
  • 企業がインフルエンサー型ライバーと提携する場合 →広告収益やスポンサー収益の取り扱いを定めるため。
  • VTuber・配信タレントの事務所契約を結ぶ場合 →キャラクター権利やコンテンツ利用範囲を整理するため。
  • ライブ配信プラットフォームで共同運営する場合 →ギフト収益や課金収益の分配条件を決めるため。

とくにライブ配信では、視聴者からの投げ銭やイベント報酬など、収益の計算が複雑になりやすいため、契約書で分配ルールを明確にしておくことが重要です。

ライブ配信ビジネスの主な収益種類

ライバー収益分配契約書では、どの収益を分配対象とするかを明確に定義する必要があります。代表的な収益は次のとおりです。

  • 視聴者からのギフト・投げ銭
  • 広告収益
  • サブスクリプション収益
  • スポンサー契約収益
  • イベント報酬
  • グッズ販売収益

ライブ配信プラットフォームでは、まずプラットフォーム手数料が差し引かれ、その後に事務所とライバーの収益分配が行われるケースが一般的です。そのため、契約書では「どの時点の収益を分配対象とするのか」を明確にしておく必要があります。

ライバー収益分配契約書に盛り込むべき主な条項

ライバー収益分配契約書では、主に次の条項を定めます。

  • 契約目的
  • 配信活動の内容
  • 収益分配割合
  • 支払方法・支払時期
  • 配信ルール
  • 著作権・コンテンツ利用権
  • 肖像権・パブリシティ権
  • 秘密保持義務
  • 契約期間
  • 契約解除
  • 損害賠償
  • 反社会的勢力排除

これらを体系的に整理することで、ライブ配信ビジネスの法的基盤を整えることができます。

条項ごとの解説と実務ポイント

1. 収益分配条項

収益分配条項は、ライバー契約において最も重要な部分です。一般的には、配信プラットフォームの手数料を差し引いた後の収益を、事務所とライバーで分配します。例えば次のような割合が多く見られます。

  • ライバー70%/事務所30%
  • ライバー60%/事務所40%
  • ライバー80%/事務所20%

また、イベント報酬やスポンサー収益などは、通常の収益とは異なる分配割合を設定する場合もあります。

2. 配信ルール条項

配信者の発言や行動は、事務所のブランドにも影響します。そのため、契約書では次のような禁止事項を定めることが一般的です。

  • 法令違反や公序良俗違反
  • 誹謗中傷
  • 著作権侵害
  • プラットフォーム規約違反
  • 暴力的または差別的表現

これにより、炎上リスクやアカウント停止リスクを防止できます。

3. 著作権・コンテンツ利用条項

ライブ配信の動画やアーカイブには著作権が発生します。契約書では、次の点を明確にしておくことが重要です。

  • コンテンツの著作権の帰属
  • 事務所の利用権
  • SNS・広告利用の範囲
  • 第三者へのライセンス可否

通常は、著作権はライバーに帰属し、事務所がプロモーション目的で利用できる形にするケースが多いです。

4. 契約期間・解除条項

ライバー契約では、契約期間と契約解除条件を明確にしておくことが重要です。例えば次のような条項を定めます。

  • 契約期間(例:1年)
  • 自動更新
  • 契約違反時の解除
  • アカウント停止時の解除
  • 信用毀損行為による解除

これにより、問題のある配信者やトラブル発生時の対応がスムーズになります。

5. 肖像権・パブリシティ権条項

ライバーの顔、声、芸名、プロフィールなどは、広告やプロモーションに利用されることがあります。そのため契約書では、次の利用を許諾しておくことが一般的です。

  • 公式サイト掲載
  • SNSプロモーション
  • 広告素材
  • イベント告知

これを定めておくことで、マーケティング活動を円滑に行うことができます。

ライバー収益分配契約書を作成する際の注意点

ライブ配信契約を作成する際には、次の点に注意が必要です。

  • 収益の計算方法を明確にする プラットフォーム手数料控除前か後かを明確にします。
  • 支払時期を明確にする 月末締め翌月払いなど具体的に定めます。
  • プラットフォーム規約との整合性 配信サービスの利用規約と矛盾しないようにします。
  • 副業配信の可否 他事務所や他プラットフォームの配信を認めるかを決めます。
  • 炎上・コンプライアンス対策 問題発言や違法配信に対する契約解除条項を設けます。

ライブ配信は個人の発信力に依存するビジネスであるため、トラブル予防のためにも契約内容を明確にしておくことが重要です。

まとめ

ライバー収益分配契約書は、ライブ配信者と事務所・運営会社の関係を整理し、収益分配や配信ルールを明確にするための重要な契約書です。ライブ配信市場の拡大に伴い、ギフト収益、広告収益、スポンサー契約など多様な収益モデルが生まれており、契約書によるルール整備の重要性はますます高まっています。
適切な契約書を作成しておくことで、

  • 収益トラブルの防止
  • 配信活動のルール明確化
  • 事務所とライバーの信頼関係の維持

といったメリットが得られます。ライブ配信ビジネスを安全に運営するためにも、ライバー収益分配契約書を整備し、必要に応じて専門家の確認を受けながら運用することが望ましいといえるでしょう。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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