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契約書の条項・条文例 公開日:2026年3月26日 更新日:2026年3月26日

アクセス制限 契約書の条項・条文例

アクセス制限条項は、契約に関連して取り扱う情報やシステム等へのアクセス権限の範囲や管理方法を定め、不正利用や情報漏えいを防止するための条文です。

アクセス制限に関する条項・条文例を、標準・厳格・柔軟の3パターンで確認できます。契約内容に応じてそのまま使えるよう、アクセス制限の書き方のポイントや注意点もあわせて解説しています。

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アクセス制限のパターン別の条項・条文例(コピー可)

本ページに掲載されている「アクセス制限」の条文・条項例文をコピーまたは利用した場合、当サイトの利用規約に同意したものとみなされます。ご利用にあたっては、必ず「契約書の条文・条項例文サービスの利用規約」をご確認ください。

標準(一般的)

第○条(アクセス制限)

1.甲および乙は、本契約の履行に関連して相手方から提供された情報、資料、システムその他の資産(以下「提供情報等」という。)について、本契約の目的の範囲内でのみアクセスできるものとする。

2.甲および乙は、提供情報等へのアクセス権限を、業務上必要な範囲の自己の役職員に限定するものとする。

3.甲および乙は、提供情報等への不正アクセス、漏えいまたは目的外利用を防止するため、適切な管理措置を講じるものとする。

4.本契約が終了した場合、甲および乙は、提供情報等へのアクセス権限を速やかに停止するものとする。

厳格(リスク重視)

第○条(アクセス制限)

1.甲および乙は、相手方から提供された情報、資料、システムその他一切の提供情報等について、本契約の履行に必要最小限の範囲に限りアクセスするものとする。

2.甲および乙は、提供情報等へのアクセス権限を付与する役職員を事前に特定し、当該役職員に対して必要かつ適切な監督を行うものとする。

3.甲および乙は、提供情報等へのアクセス履歴の管理、認証情報の適切な管理その他合理的に必要な安全管理措置を講じるものとする。

4.甲および乙は、提供情報等への不正アクセスまたはそのおそれを認識した場合、直ちに相手方に通知し、その指示に従うものとする。

5.本契約終了後または相手方から求められた場合、甲および乙は、提供情報等へのアクセス権限を直ちに停止し、その措置状況を報告するものとする。

柔軟(関係重視)

第○条(アクセス制限)

1.甲および乙は、相手方から提供された情報、資料またはシステム等について、本契約の目的の範囲内で適切にアクセスおよび利用するものとする。

2.甲および乙は、提供情報等へのアクセス権限を、業務上必要な範囲の役職員に付与するものとする。

3.提供情報等へのアクセス方法および管理方法については、必要に応じて甲乙協議の上定めるものとする。

4.本契約終了後のアクセス権限の取扱いについては、甲乙協議の上、適切に対応するものとする。

アクセス制限の条項・条文の役割

アクセス制限条項は、契約の履行に関連して提供される情報やシステムへのアクセス範囲を明確にし、不正利用や情報漏えいを防止するための条文です。アクセス権限の対象者や範囲を限定しておくことで、情報管理体制を契約上も担保できます。

特に業務委託契約やシステム利用契約、クラウドサービス関連契約など、相手方の情報資産に接触する可能性がある契約で重要な役割を果たします。適切なアクセス管理を条文化することで、事故発生時の対応基準も明確になります。

アクセス制限の書き方のポイント

  • アクセス対象の範囲を明確にする
    情報、資料、システム、データなど、どの資産が対象になるのかを具体的に定義すると実務上の誤解を防げます。
  • アクセス可能者を限定する
    役職員のうち業務上必要な者に限定する旨を明記することで、不要な情報共有によるリスクを低減できます。
  • 目的外利用の禁止を明示する
    契約目的の範囲内に限定する表現を入れることで、不適切な転用や再利用の防止につながります。
  • アクセス管理措置の実施を定める
    認証管理やアクセス履歴管理などの措置を条文化すると、情報セキュリティ体制の実効性が高まります。
  • 契約終了後の取扱いを定める
    契約終了後にアクセス権限を停止する義務を明記しておくことで、終了後の情報流出リスクを抑えられます。

アクセス制限の注意点

  • 秘密保持条項との役割の違いを整理する
    秘密保持条項は情報の取扱い全体を対象とし、アクセス制限条項はアクセス権限の範囲管理を対象とするため、役割が重複しないよう整理が必要です。
  • システム利用契約では具体性を高める
    ID管理やログ管理などの具体的な管理方法を補足すると、実務運用との整合性が高まります。
  • 再委託先への適用可否を検討する
    再委託が想定される場合は、再委託先にも同等のアクセス制限義務を課すかを明確にしておくことが重要です。
  • 終了後のアクセス遮断の実務対応を確認する
    契約終了後のアカウント削除や権限停止の運用が実際に可能か、事前に整理しておくとトラブルを防げます。
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株式会社peko(mysign運営)|mysign(マイサイン) 運営チーム

株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

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