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契約書の条項・条文例 公開日:2026年3月26日 更新日:2026年3月26日

知財帰属例外 契約書の条項・条文例

知財帰属例外条項は、契約により移転または帰属させる知的財産権の対象から除外する既存知財や第三者知財などの範囲を明確にするための条文です。

知財帰属例外に関する条項・条文例を、標準・厳格・柔軟の3パターンで確認できます。契約内容に応じてそのまま使えるよう、知財帰属例外の書き方のポイントや注意点もあわせて解説しています。

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知財帰属例外のパターン別の条項・条文例(コピー可)

本ページに掲載されている「知財帰属例外」の条文・条項例文をコピーまたは利用した場合、当サイトの利用規約に同意したものとみなされます。ご利用にあたっては、必ず「契約書の条文・条項例文サービスの利用規約」をご確認ください。

標準(一般的)

第○条(知財帰属例外)

1. 前条の規定にかかわらず、甲または乙が本契約締結以前から保有していた知的財産権(以下「既存知財」という。)は、それぞれ当該当事者に帰属するものとする。

2. 本契約に基づく成果物に既存知財が含まれる場合であっても、当該既存知財の権利は移転しないものとする。

3. 成果物に第三者の知的財産権が含まれる場合は、当該第三者の権利に従うものとする。

厳格(リスク重視)

第○条(知財帰属例外)

1. 前条の規定にかかわらず、甲または乙が本契約締結以前から保有していた知的財産権および本契約とは独立して開発された知的財産権は、それぞれ当該当事者に留保され、相手方に移転しないものとする。

2. 成果物に既存知財が含まれる場合、当該既存知財については、本契約の目的の範囲内でのみ利用できる非独占的かつ譲渡不能の利用許諾が付与されるものとする。

3. 成果物に第三者の知的財産権が含まれる場合、当該第三者の権利処理は当該権利を提供した当事者の責任において行うものとする。

4. 本条の規定は、本契約終了後も有効に存続するものとする。

柔軟(関係重視)

第○条(知財帰属例外)

1. 前条の規定にかかわらず、甲または乙が本契約締結以前から保有していた知的財産権は、それぞれ当該当事者に帰属するものとする。

2. 成果物に既存知財が含まれる場合の取扱いについては、当該既存知財の利用目的および範囲を踏まえ、甲乙協議の上定めるものとする。

3. 成果物に第三者の知的財産権が含まれる場合には、当該第三者の権利関係を尊重し、必要に応じて甲乙協議の上対応するものとする。

知財帰属例外条項の条項・条文の役割

知財帰属例外条項は、契約によって移転または帰属させる知的財産権の範囲から、既存知財や第三者知財などを除外するための条文です。成果物の知財帰属を定める条項だけでは、どこまでが対象か不明確になりやすいため、例外範囲を明示することで権利関係の誤解や紛争を防ぎます。特に業務委託契約や共同開発契約など、成果物に複数の知財が混在する可能性がある契約で重要な役割を果たします。

知財帰属例外条項の書き方のポイント

  • 既存知財の定義を明確にする
    契約締結前から保有していた知的財産権を対象とするのか、独立開発した知財も含めるのかを整理して記載することで解釈の争いを防げます。
  • 成果物への組込み時の扱いを定める
    既存知財が成果物に含まれる場合に利用許諾とするのか、完全に除外するのかを明確にすることで実務運用が安定します。
  • 第三者知財の取扱いを整理する
    OSSや外部素材など第三者知財が含まれる可能性がある場合は、責任主体や利用条件を明示しておくことが重要です。
  • 利用許諾の範囲を限定する
    非独占・目的限定・譲渡不可など利用条件を設定することで、想定外の利用拡大を防げます。
  • 知財帰属条項との関係を整理する
    本条が前条の例外であることを明確にし、条文間の優先関係を整理しておくと契約全体の整合性が保たれます。

知財帰属例外条項の注意点

  • 例外範囲が広すぎないようにする
    既存知財の範囲が曖昧だと、成果物の主要部分まで例外扱いになるおそれがあります。
  • 利用権の有無を明確にする
    帰属しないだけでなく利用できるかどうかも整理しないと、成果物が実質的に使えない状態になる可能性があります。
  • 第三者知財の責任分担を定める
    誰が権利処理を行うか不明確なままだと、後から利用制限や追加費用が発生するリスクがあります。
  • 契約終了後の効力を確認する
    例外として留保された知財の扱いは契約終了後にも影響するため、存続条項との関係を整理しておくことが重要です。
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株式会社peko(mysign運営)|mysign(マイサイン) 運営チーム

株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

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