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契約書の条項・条文例 公開日:2026年5月1日 更新日:2026年5月1日

実績公開範囲 契約書の条項・条文例

実績公開範囲条項は、契約に基づく業務の成果や取引実績をどの範囲まで公開できるかを事前に定めるための条文です。

実績公開範囲に関する条項・条文例を、標準・厳格・柔軟の3パターンで確認できます。契約内容に応じてそのまま使えるよう、実績公開範囲の書き方のポイントや注意点もあわせて解説しています。

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実績公開範囲のパターン別の条項・条文例(コピー可)

本ページに掲載されている「実績公開範囲」の条文・条項例文をコピーまたは利用した場合、当サイトの利用規約に同意したものとみなされます。ご利用にあたっては、必ず「契約書の条文・条項例文サービスの利用規約」をご確認ください。

標準(一般的)

第○条(実績公開範囲)

1.乙は、本契約に基づく業務の実績として、甲の名称、業務内容の概要および成果物の一部について、自社の営業資料、ウェブサイトその他の広報媒体に掲載できるものとする。

2.乙は、前項の掲載にあたり、甲の営業秘密または未公表情報を含めてはならないものとする。

3.甲が合理的理由をもって掲載内容の修正または削除を求めた場合、乙はこれに誠実に対応するものとする。

厳格(リスク重視)

第○条(実績公開範囲)

1.乙は、本契約に基づく業務の実績について、甲の事前の書面または電磁的方法による承諾を得た場合に限り、自社の営業資料、ウェブサイトその他の広報媒体に掲載できるものとする。

2.乙は、前項の承諾を得た場合であっても、甲の営業秘密、未公表情報または第三者の権利を侵害するおそれのある情報を掲載してはならないものとする。

3.甲は、掲載後であっても合理的理由がある場合には掲載内容の修正または削除を求めることができ、乙は速やかにこれに応じるものとする。

4.乙は、本条に違反して情報を公開したことにより甲に損害が生じた場合、その責任を負うものとする。

柔軟(関係重視)

第○条(実績公開範囲)

1.乙は、本契約に基づく業務の実績として、甲の名称および業務内容の概要について、自社の営業資料、ウェブサイトその他の広報媒体に掲載できるものとする。

2.乙は、成果物の内容その他詳細情報を掲載する場合には、事前に甲と協議のうえ決定するものとする。

3.甲が掲載内容について修正または削除を求めた場合、乙は合理的な範囲でこれに対応するものとする。

実績公開範囲の条項・条文の役割

実績公開範囲条項は、契約に基づく業務実績や成果物について、どこまで公開できるかを事前に整理するための条文です。特に制作契約や業務委託契約では、受託者側が営業実績として紹介したい場面が多く発生します。
本条項を設けることで、公開可能な範囲・承諾の要否・削除対応の可否などを明確にでき、情報漏えいや信頼関係の毀損といったトラブルの予防につながります。

実績公開範囲の書き方のポイント

  • 公開できる情報の範囲を明確にする
    会社名のみなのか、業務内容の概要までか、成果物の掲載まで可能かを段階的に整理して記載すると実務上の誤解を防げます。
  • 事前承諾の要否を整理する
    すべて事前承諾が必要とするのか、名称のみは自由公開とするのかなど、公開フローを明確にすると運用が安定します。
  • 営業秘密・未公表情報の除外を明記する
    公開可能とする場合でも、営業秘密や未公開情報を除外する旨を明示しておくと安全性が高まります。
  • 公開後の修正・削除対応を定める
    公開後に事情が変わるケースは多いため、修正や削除の請求に対応する条項を入れておくと紛争予防になります。
  • 掲載媒体の範囲を整理する
    ウェブサイト、営業資料、提案書、SNSなど対象媒体を例示しておくと解釈のズレを防げます。

実績公開範囲の注意点

  • 成果物の著作権との関係に注意する
    成果物の掲載は著作権や利用許諾範囲と密接に関係するため、別途成果物利用条項との整合を取る必要があります。
  • 第三者情報の混在に注意する
    業務内容に第三者の情報が含まれる場合、その公開が権利侵害にならないか確認しておくことが重要です。
  • 守秘義務条項との整合を取る
    守秘義務条項と公開範囲条項が矛盾すると解釈トラブルが生じやすいため、公開可能例外として整理しておく必要があります。
  • 削除請求への対応期限を検討する
    削除請求があった場合の対応期限や対応方法を決めておかないと、公開継続をめぐる紛争の原因になります。
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株式会社peko(mysign運営)|mysign(マイサイン) 運営チーム

株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

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