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契約書の条項・条文例 公開日:2026年4月7日 更新日:2026年4月7日

保守範囲 契約書の条項・条文例

保守範囲条項は、契約に基づいて提供される保守・サポート業務の対象範囲や対象外事項を明確に定めるための条文です。

保守範囲に関する条項・条文例を、標準・厳格・柔軟の3パターンで確認できます。契約内容に応じてそのまま使えるよう、保守範囲の書き方のポイントや注意点もあわせて解説しています。

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保守範囲のパターン別の条項・条文例(コピー可)

本ページに掲載されている「保守範囲」の条文・条項例文をコピーまたは利用した場合、当サイトの利用規約に同意したものとみなされます。ご利用にあたっては、必ず「契約書の条文・条項例文サービスの利用規約」をご確認ください。

標準(一般的)

第○条(保守範囲)

1.乙は、本契約に基づき、別途定める仕様書または作業内容一覧に記載された対象機器または対象システム(以下「対象物件」という。)について、保守業務を実施するものとする。

2.前項の保守業務には、対象物件の正常な稼働を維持するために必要な点検、障害対応および軽微な修正作業を含むものとする。

3.対象物件の改修、機能追加、仕様変更その他前項に定める範囲を超える作業については、本契約に基づく保守業務には含まれず、甲乙協議の上、別途定めるものとする。

厳格(リスク重視)

第○条(保守範囲)

1.乙が本契約に基づき実施する保守業務の対象は、別紙仕様書に明示された対象機器または対象システムに限定されるものとする。

2.前項に定める保守業務の内容は、障害の調査および復旧対応ならびに運用維持に必要な軽微な調整作業に限られるものとし、機能追加、仕様変更、構成変更または性能改善作業は含まれないものとする。

3.対象物件以外の機器または第三者が提供するソフトウェア等に起因する障害については、乙は責任を負わないものとする。

4.本条に定める保守範囲を超える作業については、乙は実施義務を負わず、別途書面による合意がある場合に限り実施するものとする。

柔軟(関係重視)

第○条(保守範囲)

1.乙は、本契約に基づき、対象機器または対象システムについて、安定した運用を維持するために必要な保守業務を実施するものとする。

2.保守業務の具体的内容については、仕様書または甲乙間で別途合意する内容に従うものとする。

3.本契約に定めのない作業であっても、保守業務の円滑な実施のために必要な場合には、甲乙協議の上、柔軟に対応するものとする。

保守範囲の条項・条文の役割

保守範囲条項は、保守契約において対応する業務内容と対応しない業務内容を明確にするための条文です。対象範囲が曖昧なままだと、追加作業の無償対応要求や責任範囲の争いが発生しやすくなります。

そのため、本条項では対象機器・対象システム・対応内容・対象外作業を整理して定めておくことが重要です。主にシステム保守契約、機器保守契約、運用支援契約などで使用されます。

保守範囲の書き方のポイント

  • 対象物件を特定する
    対象機器、対象システム、対象サービスなどを仕様書や別紙で明確に特定しておくと、責任範囲の争いを防げます。
  • 対応内容の種類を整理する
    障害対応、定期点検、問い合わせ対応、軽微修正など、保守業務に含まれる内容を具体的に整理して記載することが重要です。
  • 対象外作業を明記する
    機能追加、仕様変更、構成変更などは原則対象外と明示することで、無償対応の誤解を防止できます。
  • 別紙仕様書との関係を整理する
    詳細な保守内容は別紙仕様書に委ねる構成にすると、契約変更時の柔軟な運用が可能になります。
  • 追加作業の取扱いを決める
    保守範囲外作業は別途見積・別契約とする旨を明記しておくと実務上の運用が安定します。

保守範囲の注意点

  • 「保守」の意味を曖昧にしない
    保守という表現だけでは内容が不明確になりやすいため、具体的な対応範囲を条文または仕様書で明示する必要があります。
  • 第三者製品の取扱いを整理する
    他社ソフトウェアや外部サービスが含まれる場合は責任範囲を限定しておかないと紛争の原因になります。
  • 障害原因による責任範囲を区別する
    利用者操作ミスや外部環境起因の障害については対象外とするかどうかを整理しておくことが重要です。
  • 仕様書未整備のまま運用しない
    仕様書が未整備だと保守範囲が実質的に無限定と解釈される可能性があるため注意が必要です。
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mizuno.m

株式会社peko(mysign運営)|mysign(マイサイン) 運営チーム

株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

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