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契約書の条項・条文例 公開日:2026年3月31日 更新日:2026年3月31日

差押解除 契約書の条項・条文例

差押解除条項は、契約目的物や権利について差押えが生じた場合に、その解除義務や通知義務、契約継続の可否などを定めるための条文です。

差押解除に関する条項・条文例を、標準・厳格・柔軟の3パターンで確認できます。契約内容に応じてそのまま使えるよう、差押解除の書き方のポイントや注意点もあわせて解説しています。

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差押解除のパターン別の条項・条文例(コピー可)

本ページに掲載されている「差押解除」の条文・条項例文をコピーまたは利用した場合、当サイトの利用規約に同意したものとみなされます。ご利用にあたっては、必ず「契約書の条文・条項例文サービスの利用規約」をご確認ください。

標準(一般的)

第○条(差押解除)

1.甲または乙は、本契約の履行に関連する財産、権利または契約目的物について差押えその他の強制執行がなされた場合には、直ちにその旨を相手方に通知するとともに、自己の責任と費用において速やかに当該差押えを解除するよう努めるものとする。

2.前項の差押えが相当期間内に解除されない場合、相手方は本契約の全部または一部を解除することができる。

厳格(リスク重視)

第○条(差押解除)

1.甲または乙は、本契約の履行に関連する財産、権利または契約目的物について差押え、仮差押えその他の強制執行がなされた場合には、直ちに相手方に書面で通知するとともに、自己の責任と費用において直ちに当該差押えを解除しなければならない。

2.前項の差押えが発生した場合、相手方は催告を要することなく直ちに本契約の全部または一部を解除することができる。

3.前項の場合において解除を行わないときであっても、差押えを受けた当事者は、当該差押えにより相手方に生じた損害を賠償する責任を負うものとする。

柔軟(関係重視)

第○条(差押解除)

1.甲または乙は、本契約の履行に関連する財産、権利または契約目的物について差押えその他の強制執行がなされた場合には、速やかにその旨を相手方に通知するものとする。

2.当事者は、前項の差押えが発生した場合には、その対応および契約の取扱いについて誠実に協議の上、解決を図るものとする。

3.差押えが契約の履行に重大な支障を及ぼす場合には、当事者は協議の上、本契約の全部または一部を終了させることができる。

差押解除条項の条項・条文の役割

差押解除条項は、契約目的物や関連財産に差押えが発生した場合の通知義務や解除対応を明確にすることで、契約の履行リスクを事前に整理するための条文です。差押えが発生すると契約の履行が困難になる可能性があるため、解除義務や契約解除権の発生条件をあらかじめ定めておくことが重要です。特に継続的取引契約や資産利用契約、業務委託契約などで実務上よく用いられます。

差押解除条項の書き方のポイント

  • 対象となる差押えの範囲を明確にする
    差押えだけでなく、仮差押えや仮処分なども含めるかを明確にしておくことで、想定外の強制執行への対応漏れを防止できます。
  • 通知義務のタイミングを定める
    「直ちに」「速やかに」「書面で」など通知方法と時期を明示することで、情報共有の遅れによるトラブルを防止できます。
  • 解除義務か努力義務かを整理する
    「解除するよう努める」とするか「解除しなければならない」とするかで当事者の責任の重さが変わるため、契約関係に応じて調整します。
  • 契約解除権の発生条件を定める
    差押えが発生しただけで解除できるのか、一定期間解除されない場合に限るのかを明確にすることが重要です。
  • 損害賠償との関係を整理する
    差押えにより契約履行に支障が出た場合の損害賠償責任の有無を定めておくと紛争予防につながります。

差押解除条項の注意点

  • 差押対象が契約履行に影響するかを確認する
    契約と無関係な財産まで対象に含めてしまうと過度な解除リスクとなるため、対象範囲は合理的に限定する必要があります。
  • 解除権を強くしすぎない
    差押え発生のみで直ちに解除できる内容は実務上強力な条項となるため、継続取引では慎重に設計することが重要です。
  • 解除までの猶予期間の設定を検討する
    解除までの期間を設けないと一時的な差押えでも契約終了につながる可能性があるため、実務上は一定期間を設けることが多くあります。
  • 他の解除条項との整合性を確認する
    期限の利益喪失条項や契約不履行解除条項などと内容が重複・矛盾しないよう整理しておくことが重要です。
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株式会社peko(mysign運営)|mysign(マイサイン) 運営チーム

株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

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