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定期借地権付建物売買契約書

定期借地権付建物売買契約書は、定期借地権が設定された土地上の建物を売買する際に、建物の譲渡と借地権の承継条件を明確に定める契約書です。借地期間満了時の扱いや地主承諾を整理し、将来の紛争を防止します。

契約書名
定期借地権付建物売買契約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
建物売買と定期借地権の承継条件を一体で整理している点。
利用シーン
定期借地権付き住宅を第三者へ売却する場合/事業用定期借地権上の建物を譲渡する場合
メリット
借地期間満了時のリスクや権利関係を事前に明確化できる。
ダウンロード数
24件

無料ダウンロードについて
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定期借地権付建物売買契約書とは?

定期借地権付建物売買契約書とは、定期借地権が設定された土地上に建てられた建物を売買する際に締結される契約書です。通常の建物売買契約書と異なり、建物の所有権移転だけでなく、建物の使用を支える定期借地権の承継条件や制限事項を明確に定める点が最大の特徴です。定期借地権は、契約期間満了により更新なく終了する権利であるため、買主は「将来必ず土地を返還しなければならない」という前提を理解した上で建物を取得する必要があります。そのため、売買契約書においても、通常の不動産取引以上に慎重な条文設計が求められます。

定期借地権付建物売買が行われる主なケース

定期借地権付建物の売買は、次のような場面で利用されます。

  • 定期借地権付き分譲住宅を第三者へ売却する場合
  • 事業用定期借地権上の店舗・事務所を譲渡する場合
  • 相続により取得した定期借地権付建物を換価する場合
  • 事業撤退に伴い建物のみを売却する場合

これらのケースでは、建物の価値だけでなく、残存借地期間や地代条件が取引価格や契約条件に大きく影響します。

通常の建物売買契約書との違い

定期借地権付建物売買契約書は、一般的な建物売買契約書と比べて、以下の点が大きく異なります。

  • 土地の所有権は移転しないことが明確にされる
  • 借地権の残存期間と終了時の扱いを明示する必要がある
  • 地主の承諾要否を契約上で整理する
  • 将来の建物使用制限を買主が理解していることを確認する

これらを曖昧にしたまま契約を締結すると、後日「こんな制限があるとは知らなかった」という紛争につながりやすくなります。

定期借地権付建物売買契約書に盛り込むべき必須条項

1. 売買対象の明確化

建物の所在地、構造、床面積などを正確に記載し、土地は売買対象に含まれないことを明示します。特に、土地については定期借地権の目的地であることを明確にし、誤解を防ぐ必要があります。

2. 定期借地権の内容確認条項

借地期間、残存期間、更新がないこと、期間満了時に建物を収去する義務の有無などを明示します。この条項は、買主の将来リスクを理解させるための重要な確認事項です。

3. 地主承諾に関する条項

定期借地権の譲渡に地主の承諾が必要な場合、その取得義務や費用負担を明確にします。承諾が得られなかった場合の契約解除条件を定めておくことも実務上重要です。

4. 売買代金と支払条件

売買代金の金額、支払期日、支払方法を具体的に定めます。定期借地権付建物は金融機関の融資条件が厳しくなることも多いため、支払スケジュールは慎重に設定する必要があります。

5. 引渡しおよび危険負担

建物の引渡し時期と、引渡し後の管理責任や危険負担の帰属を明確にします。

6. 契約不適合責任の範囲

建物自体の不具合についての責任期間を定める一方で、定期借地権の終了や使用制限については責任対象外であることを明示します。

7. 禁止事項条項

地主の承諾を要する増改築、用途変更、転貸行為などを明確に制限し、借地契約違反を防ぎます。

8. 解除・損害賠償条項

契約違反があった場合の解除条件や損害賠償責任を定め、トラブル発生時の対応を整理します。

9. 管轄裁判所条項

紛争発生時の管轄裁判所を定め、紛争解決の見通しを明確にします。

実務上の注意点

定期借地権付建物売買では、次の点に特に注意が必要です。

  • 買主が定期借地権の性質を十分に理解しているか
  • 地主との借地契約内容が最新のものであるか
  • 残存期間が短い場合の価格設定が適切か
  • 金融機関の融資可否を事前に確認しているか

これらを軽視すると、契約後に重大なトラブルへ発展する可能性があります。

定期借地権付建物売買契約書を作成する際のポイント

契約書作成にあたっては、一般的な不動産売買契約書を流用するのではなく、定期借地権特有のリスクを前提とした条文構成が不可欠です。特に、期間満了後の扱いについては、感情的な対立が生じやすいため、契約書で客観的に整理しておくことが重要です。

まとめ

定期借地権付建物売買契約書は、建物売買と借地権承継を同時に扱う高度な契約書です。将来必ず終了する権利であることを前提に、売主・買主双方の理解を一致させることが、紛争防止の最大のポイントとなります。実務では、ひな形をそのまま使用するのではなく、取引内容に応じて条文を調整し、必要に応じて専門家の確認を受けることが望まれます。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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