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契約書の条項・条文例 公開日:2026年3月30日 更新日:2026年3月30日

二次的著作物 契約書の条項・条文例

二次的著作物条項は、既存の著作物を翻案・改変して作成された成果物の権利帰属や利用条件を明確にするための条文です。

二次的著作物に関する条項・条文例を、標準・厳格・柔軟の3パターンで確認できます。契約内容に応じてそのまま使えるよう、二次的著作物の書き方のポイントや注意点もあわせて解説しています。

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二次的著作物のパターン別の条項・条文例(コピー可)

本ページに掲載されている「二次的著作物」の条文・条項例文をコピーまたは利用した場合、当サイトの利用規約に同意したものとみなされます。ご利用にあたっては、必ず「契約書の条文・条項例文サービスの利用規約」をご確認ください。

標準(一般的)

第○条(二次的著作物)

1.甲または乙は、本契約に基づき作成された成果物を翻案、編集、改変その他の方法により二次的著作物を作成する場合には、事前に相手方の承諾を得るものとする。

2.前項に基づき作成された二次的著作物の著作権の帰属については、別途甲乙協議の上定めるものとする。

3.甲および乙は、二次的著作物を利用する場合には、本契約の目的の範囲内で行うものとする。

厳格(リスク重視)

第○条(二次的著作物)

1.本契約に基づき作成された成果物について、甲または乙が翻案、編集、改変その他の方法により二次的著作物を作成しようとする場合には、事前に相手方の書面による承諾を得なければならない。

2.前項に基づき作成された二次的著作物に関する著作権(著作権法第27条および第28条の権利を含む。)は、原著作物の著作権の帰属先に帰属するものとする。

3.甲または乙は、相手方の事前の書面による承諾なく、二次的著作物を第三者に利用させ、または提供してはならない。

4.本条の規定は、本契約終了後も有効に存続するものとする。

柔軟(関係重視)

第○条(二次的著作物)

1.甲および乙は、本契約に基づく成果物について、相手方の事前の承諾を得た上で翻案、編集、改変その他の方法により二次的著作物を作成することができるものとする。

2.前項に基づき作成された二次的著作物の著作権の帰属および利用条件については、甲乙協議の上定めるものとする。

3.甲および乙は、相手方の正当な利益を不当に害しない範囲で二次的著作物を利用できるものとする。

二次的著作物条項の条項・条文の役割

二次的著作物条項は、既存の成果物を翻案・編集・改変して新たな成果物を作成する場合の権利関係を明確にするための条文です。二次的著作物は原著作物の権利と密接に関係するため、帰属や利用範囲を定めておかないと利用制限や権利侵害のトラブルにつながる可能性があります。

そのため、本条項では、改変の可否、承諾の要否、著作権の帰属、第三者提供の可否などをあらかじめ整理しておくことが重要です。主に制作契約、業務委託契約、システム開発契約、コンテンツ制作契約などで利用されます。

二次的著作物条項の書き方のポイント

  • 改変の可否を明確にする
    成果物を翻案・編集・改変できるかどうかを明確にしておくことで、契約後の利用範囲に関する認識のずれを防止できます。
  • 承諾方法を定める
    事前承諾の要否や書面承諾の必要性を定めることで、無断改変による紛争リスクを低減できます。
  • 著作権の帰属を整理する
    二次的著作物の著作権を原著作者に帰属させるのか、新規作成者に帰属させるのかを明確にすることが重要です。
  • 著作権法第27条・第28条の扱いを検討する
    翻案権や二次的著作物の利用権に関する権利を含めるかどうかを定めることで、利用範囲の解釈を明確にできます。
  • 第三者提供の可否を定める
    第三者への利用許諾の可否を整理しておくことで、成果物の再利用に関するトラブルを防止できます。

二次的著作物条項の注意点

  • 原著作物の権利との関係に注意する
    二次的著作物は原著作物の権利に依存するため、原著作物の利用許諾範囲を超える改変や利用は認められない場合があります。
  • 著作者人格権との関係を整理する
    改変内容によっては著作者人格権との関係が問題となるため、不行使特約などとの整合性を検討する必要があります。
  • 成果物全体の権利構造と整合させる
    著作権帰属条項や成果物利用条項と内容が矛盾しないよう、契約全体で統一的に設計することが重要です。
  • 共同制作の場合の帰属整理を行う
    複数当事者が関与する場合は、共有著作物となる可能性もあるため、利用方法や持分の扱いを事前に整理しておく必要があります。
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株式会社peko(mysign運営)|mysign(マイサイン) 運営チーム

株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

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