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建物賃貸借契約書(店舗使用)

建物賃貸借契約書(店舗使用)は、店舗営業を目的とするテナント契約に対応した実務向けの契約書ひな形です。賃料・保証金・原状回復・中途解約・法令遵守など、店舗特有のリスクを踏まえた条項を網羅しています。

契約書名
建物賃貸借契約書(店舗使用)
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
店舗営業に特化し、内装工事・原状回復・中途解約違約金まで明確に規定している点。
利用シーン
飲食店や美容サロンのテナント出店契約/商業ビル内での物販店舗開設時の賃貸契約締結
メリット
店舗特有のトラブルを事前に予防でき、賃貸人・賃借人双方の責任範囲が明確になる。
ダウンロード数
22件

無料ダウンロードについて
「建物賃貸借契約書(店舗使用)」の本ひな形の利用にあたっては、必ず 契約書ひな形ダウンロード利用規約 をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

建物賃貸借契約書 店舗使用とは?

建物賃貸借契約書 店舗使用とは、テナントとして店舗営業を行うために、賃貸人と賃借人との間で締結される契約書です。一般的な居住用賃貸借契約とは異なり、営業活動を前提とするため、内装工事、原状回復、用途制限、看板設置、営業時間、消防法対応など、より高度で実務的な条項が必要になります。特に店舗契約では、単なる建物の使用貸借ではなく、事業リスクと直結する重要な契約となります。そのため、

  • 賃料や保証金の金額・支払方法
  • 内装工事や造作の扱い
  • 原状回復義務の範囲
  • 中途解約の条件
  • 反社会的勢力排除条項

などを明確に規定しておくことが不可欠です。

店舗用賃貸借契約が必要となる主なケース

店舗用建物賃貸借契約書は、以下のようなケースで必要になります。

  • 飲食店の新規出店
  • 美容室・サロンのテナント入居
  • 商業ビル内の物販店舗開設
  • クリニックやスクールなど事業利用目的の入居

とくに飲食店の場合は、排気・給排水・騒音・臭気などが他テナントに影響を与える可能性があるため、用途制限や設備条件を厳格に定める必要があります。また、美容室や物販店舗では、内装投資が高額になる傾向があるため、契約期間や更新条件が事業計画に大きく影響します。期間満了時に更新できない場合、投資回収が困難になるリスクがあるため注意が必要です。

建物賃貸借契約書 店舗使用に盛り込むべき必須条項

店舗契約では、以下の条項が実務上必須となります。

  • 目的物の特定
  • 使用目的の限定
  • 賃料・共益費・保証金
  • 内装工事・造作条項
  • 修繕義務の分担
  • 中途解約・違約金
  • 原状回復義務
  • 反社会的勢力排除条項
  • 合意管轄条項

これらが不明確な場合、退去時トラブルや滞納問題、無断転貸などの重大な紛争につながる可能性があります。

条項ごとの解説と実務ポイント

1. 使用目的条項

店舗用契約では、使用目的を具体的に限定することが極めて重要です。単に店舗営業とするのではなく、例えば飲食店営業 居酒屋業態などと明記することで、業態変更リスクを防ぐことができます。無断で業態変更が行われると、建物のブランド価値や他テナントとのバランスに影響するため、必ず書面承諾制にしておくことが望ましいです。

2. 内装工事条項

店舗契約の最大の特徴は、内装工事です。工事内容の事前承認、工事図面の提出、原状回復範囲の明確化が必要です。特に問題となるのはスケルトン返しなのか、居抜き譲渡を認めるのかという点です。ここを曖昧にすると、退去時に数百万円単位の紛争になることがあります。

3. 原状回復義務

原状回復条項は、トラブルが最も多い部分です。通常損耗を含むのか否か、造作物の撤去範囲、設備の残置可否などを具体的に規定します。居住用とは異なり、店舗では賃借人の改装範囲が広いため、回復義務を明確にしないと紛争が高確率で発生します。

4. 中途解約と違約金

事業不振による撤退は現実的なリスクです。そのため、解約予告期間や違約金を定めます。一般的には6か月前通知と賃料数か月分の違約金を設定します。これにより、賃貸人の空室リスクを一定程度補填します。

5. 修繕義務の分担

構造躯体や基幹設備は賃貸人負担、日常的な設備や軽微な修繕は賃借人負担とするのが一般的です。特に空調や厨房設備の故障は高額修繕となるため、事前に負担区分を明確にしておくことが重要です。

6. 反社会的勢力排除条項

近年の契約実務では必須条項です。反社会的勢力との関係が判明した場合、無催告解除できる旨を明記します。
商業ビルの場合、他テナントへの影響が大きいため、厳格な規定が求められます。

借地借家法との関係

店舗用建物賃貸借契約であっても、借地借家法が適用されます。そのため、

  • 期間満了時の更新拒絶には正当事由が必要
  • 賃料増減額請求権が存在する

といった強行規定に留意する必要があります。定期建物賃貸借契約とする場合は、公正証書等書面での説明義務が必要となるため、通常契約との違いを理解して選択することが重要です。

店舗契約でよくあるトラブル

実務上、以下のトラブルが頻発します。

  • 退去時の原状回復費用を巡る紛争
  • 賃料滞納による解除問題
  • 無断転貸や名義貸し
  • 近隣からの騒音・臭気クレーム
  • 設備故障時の修繕負担争い

これらは契約条項が曖昧であることが主因です。ひな形をそのまま使用するのではなく、物件特性に応じて具体化することが不可欠です。

建物賃貸借契約書 店舗使用を作成する際の注意点

  • 使用目的は具体的に限定する
  • 原状回復範囲を詳細に定義する
  • 内装工事の承認手続きを明文化する
  • 保証金の償却条件を明確にする
  • 借地借家法との整合性を確認する
  • 定期建物賃貸借とする場合は法定手続を遵守する
  • 専門家によるリーガルチェックを行う

特に店舗契約は事業の成否に直結します。契約書の完成度が低い場合、数年後に重大な損失へ発展する可能性があります。

まとめ

建物賃貸借契約書 店舗使用は、単なる賃貸契約ではなく、事業リスク管理契約です。賃料や保証金だけでなく、内装、原状回復、解約条件、法令遵守まで網羅することで、初めて実務的に機能します。店舗出店は大きな投資を伴います。その基盤となる契約書を慎重に設計することが、長期的な安定経営につながります。契約締結にあたっては、必ず専門家の確認を経たうえで、物件ごとの事情に即した内容へ調整することが重要です。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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