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撮影場所利用同意書

撮影会社や制作チームが映画、ドラマ、YouTube、広告撮影などで施設・店舗・土地を利用する際に使用できる撮影場所利用同意書のひな形です。利用範囲、撮影内容、損害賠償、著作権、施設利用条件などを整理し、撮影トラブルを防止できます。

契約書名
撮影場所利用同意書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
撮影場所の利用条件から損害賠償、著作権、施設名称使用まで幅広く整理している。
利用シーン
映画やドラマ撮影で店舗や施設を借りる/YouTubeや広告撮影で商業施設や個人所有地を利用する
メリット
撮影時の利用条件や責任範囲を明確化し、施設所有者とのトラブル防止につながる。
ダウンロード数
4件
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無料ダウンロードについて
「撮影場所利用同意書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず「契約書ひな形ダウンロード利用規約」をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

撮影場所利用同意書とは?

撮影場所利用同意書とは、映画、ドラマ、CM、YouTube、SNS動画、広告撮影などを行う際に、施設・店舗・住宅・土地などの所有者又は管理者から撮影許可を得るために締結する書面です。撮影では、カメラ機材の搬入、照明設置、長時間滞在、スタッフ出入り、騒音発生など、通常利用とは異なる行為が発生します。そのため、口約束だけで撮影を行うと、後から以下のようなトラブルにつながることがあります。

  • 撮影可能範囲を巡る認識違い
  • 騒音や近隣クレームの発生
  • 施設設備の破損・汚損
  • 無断で施設名やロゴが公開される問題
  • 撮影映像の利用範囲に関する紛争
  • 事故発生時の責任問題

そのため、撮影場所利用同意書では、利用日時、撮影内容、責任範囲、損害賠償、著作権、公開条件などを事前に整理し、撮影現場の安全と法的リスク管理を行います。特に近年は、YouTubeやTikTokなどのSNS動画撮影が急増しており、個人クリエイターでも撮影許可書を求められるケースが増えています。そのため、企業だけでなく、個人制作者にとっても重要な契約書となっています。

撮影場所利用同意書が必要になるケース

1. 映画・ドラマ撮影を行う場合

映画やドラマ制作では、商業施設、オフィス、学校、病院、飲食店などをロケ地として使用することがあります。この場合、撮影時間、立入範囲、営業への影響、撮影人数などを明確にしなければ、施設運営に支障を与えるおそれがあります。

特に大型撮影では、

  • 機材搬入
  • 道路使用
  • 照明設備設置
  • エキストラ待機
  • 深夜撮影

などが発生するため、同意書による詳細な取り決めが不可欠です。

2. YouTube・SNS撮影を行う場合

近年増えているのが、YouTube、TikTok、InstagramなどのSNS向け動画撮影です。カフェ、ホテル、商業施設、公園などで撮影する場合、無許可撮影によるトラブルが問題化しています。

例えば、

  • 店舗利用客が映り込む
  • 営業妨害になる
  • 店名が無断公開される
  • 施設イメージを損なう編集がされる

などの問題が発生することがあります。そのため、SNS時代では小規模撮影でも利用同意書の重要性が高まっています。

3. 広告・CM制作で利用する場合

広告撮影では、施設や店舗が商業的に利用されるため、施設名や外観の使用範囲を明確化する必要があります。

特に、

  • 全国放送CM
  • Web広告
  • 海外広告配信
  • SNS広告
  • 交通広告

などは公開範囲が広く、施設側がブランド毀損リスクを懸念する場合があります。そのため、広告利用の範囲や掲載期間を契約で整理することが重要です。

4. 個人宅や私有地を利用する場合

個人住宅や私有地を撮影に利用する場合、プライバシー問題が生じやすくなります。

例えば、

  • 住所特定
  • 住民情報流出
  • 防犯上のリスク
  • 近隣トラブル

などが発生する可能性があります。そのため、撮影範囲や公開内容を事前に細かく定めることが重要です。

撮影場所利用同意書に記載すべき主な条項

撮影場所利用同意書では、以下の条項を定めるのが一般的です。

  • 撮影場所の特定
  • 利用日時
  • 撮影内容
  • 利用目的
  • 利用料
  • 撮影可能範囲
  • 設備利用条件
  • 禁止事項
  • 原状回復義務
  • 損害賠償責任
  • 著作権・映像利用条件
  • 施設名称使用条件
  • 秘密保持
  • 事故・第三者対応
  • 契約解除
  • 反社会的勢力排除
  • 管轄裁判所

これらを整理しておくことで、撮影時のトラブルを大幅に減らすことができます。

条項ごとの重要ポイント

1. 利用場所条項

撮影可能範囲を具体的に定める条項です。

例えば、

  • 建物外観のみ
  • 1階店舗部分のみ
  • バックヤード立入禁止
  • 屋上利用禁止

など、細かく定めることが重要です。この条項が曖昧だと、無断侵入や想定外利用の原因になります。

2. 利用時間条項

撮影では準備・撤収を含める必要があります。

そのため、

  • 撮影開始時間
  • 機材搬入時間
  • 撤収完了時間
  • 深夜利用の有無

などを明記しておくことが重要です。時間超過による追加料金条件も定めると実務的です。

3. 損害賠償条項

撮影現場では設備破損事故が発生することがあります。

例えば、

  • 照明機材による壁破損
  • 床への傷
  • 備品破損
  • 水漏れ事故

などです。そのため、撮影者側の故意又は過失による損害について賠償義務を定めておく必要があります。

4. 著作権条項

撮影した映像や写真の権利帰属を定める条項です。通常は撮影者側に著作権が帰属しますが、施設名称やロゴの使用については制限される場合があります。

特に企業施設では、

  • 商標利用
  • ブランドイメージ
  • 営業秘密
  • 内部設備公開

などの問題があるため、使用許可範囲を明確化することが重要です。

5. 原状回復条項

撮影終了後、施設を元の状態に戻す義務を定めます。

特に、

  • セット設置
  • 家具移動
  • 壁装飾変更
  • 配線工事

などを行う場合は重要な条項になります。

6. 第三者対応条項

撮影中は第三者トラブルが発生することがあります。

例えば、

  • 通行人との接触事故
  • 近隣クレーム
  • 騒音問題
  • 肖像権トラブル

などです。これらを誰が対応するのかを事前に決めておくことで、責任の押し付け合いを防げます。

撮影場所利用同意書を作成する際の注意点

1. 口頭許可だけで撮影しない

知人店舗などでは、口頭だけで撮影するケースがあります。

しかし、後から、

  • 聞いていた内容と違う
  • 勝手に公開された
  • 施設名を出された

などの問題が起きることがあります。小規模撮影でも必ず書面化することが重要です。

2. 公開媒体を明確にする

現在は映像が半永久的にインターネット上へ残ります。

そのため、

  • YouTubeのみか
  • SNS広告も含むか
  • テレビ放送を含むか
  • 海外配信するか

などを定める必要があります。

3. 施設名利用の可否を確認する

施設によっては、名称公開を禁止している場合があります。

特に、

  • 高級ホテル
  • ブランド店舗
  • 会員制施設
  • 企業オフィス

などはブランド管理上、厳格な制限を設けていることがあります。

4. 肖像権・プライバシーに注意する

施設利用者や通行人が映り込む場合、肖像権問題が生じることがあります。特に商業利用では注意が必要です。

必要に応じて、

  • ぼかし処理
  • 同意取得
  • 撮影告知
  • 立入制限

などを実施することが重要です。

5. 保険加入を検討する

大規模撮影では賠償責任保険へ加入するケースが一般的です。

特に、

  • 高額機材使用
  • 火気使用
  • 高所撮影
  • 大型セット設置

などでは事故リスクが高くなります。施設所有者から保険加入を求められる場合もあります。

撮影場所利用同意書とロケ契約書の違い

撮影場所利用同意書と似た書類に「ロケ契約書」があります。

一般的には、

  • 簡易な許可確認 → 撮影場所利用同意書
  • 商業映画など大規模案件 → ロケ契約書

として使い分けられます。ただし、実務上は名称が異なるだけで、内容はほぼ同じ場合もあります。

重要なのは名称ではなく、

  • 責任範囲
  • 利用条件
  • 権利関係
  • 損害対応

を明確化することです。

まとめ

撮影場所利用同意書は、映像制作や写真撮影において、施設利用条件や責任範囲を整理する重要な書面です。特に近年は、SNS動画、YouTube、ライブ配信など撮影機会が急増しており、個人・法人を問わず利用されるケースが増えています。

事前に契約内容を明確化しておくことで、

  • 施設所有者とのトラブル防止
  • 損害賠償リスク軽減
  • 著作権問題の回避
  • 近隣クレーム対策
  • 安全管理強化

につながります。撮影を円滑かつ安全に実施するためにも、撮影場所利用同意書を適切に整備し、双方が安心して撮影できる環境を構築することが重要です。

本ページに掲載する撮影場所利用同意書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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