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土地使用貸借契約書 無料ひな形・テンプレート

土地使用貸借契約書

土地使用貸借契約書は、土地所有者が特定の目的のために、無償で土地の使用を認める場合に締結する契約書です。親族間や知人間、事業準備段階での土地利用など、賃料を伴わない土地使用関係を明確にするために用いられます。

契約書名
土地使用貸借契約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
土地を無償で使用させる前提のため、賃貸借契約とは異なる法的関係を明確にできる点が特徴です。
利用シーン
親族に駐車場用として土地を無償提供する場合/事業開始前に知人へ一時的に土地を貸す場合
メリット
無償利用に伴うトラブルを防ぎ、返還条件や使用範囲を事前に明確化できます。
ダウンロード数
4件

無料ダウンロードについて
「土地使用貸借契約書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず 契約書ひな形ダウンロード利用規約 をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

土地使用貸借契約書とは?

土地使用貸借契約書とは、土地の所有者が、特定の相手方に対して、無償で土地の使用を認める際に締結する契約書です。民法上の「使用貸借契約」に基づくもので、賃料を支払う土地賃貸借契約とは法的性質が大きく異なります。使用貸借は「好意的な貸し借り」を前提とする契約であり、親族間、知人間、あるいは事業開始前の暫定的な土地利用など、金銭のやり取りを伴わない場面で広く利用されています。しかし、無償であるがゆえに契約書を作成しないまま土地を使わせてしまい、後にトラブルへ発展するケースも少なくありません。そのため、たとえ無償であっても、土地使用貸借契約書を作成し、使用条件や返還義務を明確にしておくことが極めて重要です。

土地使用貸借と土地賃貸借の違い

土地使用貸借契約と土地賃貸借契約は、いずれも土地を使用させる契約ですが、法的な位置づけは明確に異なります。使用貸借は無償契約であり、貸主は借主から賃料を受け取りません。一方、賃貸借は有償契約であり、賃料の支払いが契約の本質となります。この違いにより、契約終了時の返還請求の可否や、借主の権利の強さにも大きな差が生じます。例えば、使用貸借では、原則として貸主は比較的柔軟に返還を求めることができますが、賃貸借では借地借家法などの強行法規により、貸主側の解約が制限される場合があります。そのため、無償で貸すつもりがある場合に誤って賃貸借契約と判断されると、想定外の法的リスクを負うことになりかねません。

土地使用貸借契約書が必要となる主な利用ケース

土地使用貸借契約書が特に重要となるのは、次のようなケースです。

  • 親族に駐車場や家庭菜園用として土地を無償で使わせる場合
  • 知人・友人に一時的な資材置場や作業場として土地を提供する場合
  • 法人が事業準備期間中に、関連会社や個人に土地を無償提供する場合
  • 将来的な売買や賃貸を前提として、暫定利用を認める場合

これらの場面では、「いつまで使ってよいのか」「どの範囲まで利用できるのか」「建物を建ててよいのか」といった点を明確にしておかないと、後から返還を巡る深刻な紛争に発展するおそれがあります。

土地使用貸借契約書に必ず盛り込むべき条項

土地使用貸借契約書を作成する際には、以下の条項を必ず盛り込む必要があります。

  • 使用貸借の目的
  • 対象土地の特定
  • 使用目的の限定
  • 使用貸借期間
  • 無償使用である旨
  • 転貸・譲渡禁止
  • 管理義務・原状回復義務
  • 契約解除条件
  • 返還方法
  • 準拠法・管轄

これらを網羅することで、無償利用であっても、契約関係を法的に安定させることができます。

条項ごとの実務的な解説

1. 使用目的条項の重要性

使用目的は、土地使用貸借契約書の中でも特に重要な条項です。使用目的を限定することで、借主が想定外の用途で土地を利用することを防ぐことができます。
例えば、「駐車場としてのみ使用する」「資材置場としてのみ使用する」といった形で具体的に定めておくことで、建物の建築や第三者利用といったリスクを回避できます。

2. 使用貸借期間と返還条件

使用貸借期間を明確に定めておかないと、「いつまで使ってよいのか」を巡る争いが生じやすくなります。期間を定めるだけでなく、期間満了時には原状回復のうえ返還する義務があることを明記しておくことが重要です。

3. 転貸・譲渡禁止条項

無償で貸した土地が、知らない第三者に使われていたというトラブルは珍しくありません。これを防ぐためには、転貸や使用権譲渡を明確に禁止する条項を設ける必要があります。

4. 工作物設置と原状回復

土地上に建物や構築物を設置することを許可する場合、その範囲と撤去義務を明確にしておかなければなりません。特に、契約終了時には借主が自己負担で撤去し、土地を原状に回復することを明示しておくことが重要です。

土地使用貸借契約書を作成する際の注意点

土地使用貸借契約書を作成する際には、以下の点に注意が必要です。

  • 無償であることを明確に記載し、賃貸借と誤認されないようにする
  • 口約束ではなく、必ず書面で残す
  • 固定資産税や管理費の負担者を整理しておく
  • 長期間利用させる場合は、将来の返還リスクを想定する
  • 必要に応じて専門家のチェックを受ける

特に、親族間契約では「信頼関係があるから大丈夫」と考えがちですが、相続や代替わりをきっかけに紛争が顕在化するケースも多く見られます。

電子契約で土地使用貸借契約書を締結するメリット

近年では、土地使用貸借契約書も電子契約で締結するケースが増えています。電子契約を利用することで、印紙税が不要となり、契約締結までの手間や時間を大幅に削減できます。また、契約書の保管・検索性が向上し、将来的な確認や更新も容易になります。無償契約であっても、契約管理の観点から電子契約を活用する意義は非常に大きいといえるでしょう。

まとめ

土地使用貸借契約書は、無償で土地を使用させる場合にこそ重要となる契約書です。使用目的や返還条件を明確にしておくことで、将来的なトラブルを未然に防ぐことができます。親族間や知人間であっても、「無償だから契約書はいらない」と考えず、書面による契約を締結することが、土地所有者・利用者双方にとっての安心につながります。mysignの契約書ひな形を活用し、適切な契約管理を行いましょう。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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