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契約書の条項・条文例 公開日:2026年4月2日 更新日:2026年4月2日

信義則遵守 契約書の条項・条文例

信義則遵守条項は、契約当事者が信義誠実の原則に従い、相互に協力しながら契約を適切に履行する義務を確認するための条文です。

信義則遵守に関する条項・条文例を、標準・厳格・柔軟の3パターンで確認できます。契約内容に応じてそのまま使えるよう、信義則遵守の書き方のポイントや注意点もあわせて解説しています。

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信義則遵守のパターン別の条項・条文例(コピー可)

本ページに掲載されている「信義則遵守」の条文・条項例文をコピーまたは利用した場合、当サイトの利用規約に同意したものとみなされます。ご利用にあたっては、必ず「契約書の条文・条項例文サービスの利用規約」をご確認ください。

標準(一般的)

第○条(信義則遵守)

1. 甲および乙は、本契約の履行にあたり、信義誠実の原則に従い、相互に協力して誠実に対応するものとする。

厳格(リスク重視)

第○条(信義則遵守)

1. 甲および乙は、本契約の履行にあたり、信義誠実の原則に従い、相互に誠実に協力するとともに、本契約の目的の達成を妨げる行為をしてはならない。

2. 甲および乙は、本契約の履行に関連して問題が生じた場合には、速やかに相手方に通知し、協議の上、誠実に解決を図るものとする。

柔軟(関係重視)

第○条(信義則遵守)

1. 甲および乙は、本契約の履行にあたり、信義誠実の原則に基づき、相互の信頼関係を尊重しながら誠実に対応するものとする。

2. 本契約に定めのない事項または疑義が生じた場合には、甲乙協議の上、円満に解決するものとする。

信義則遵守の条項・条文の役割

信義則遵守条項は、契約当事者が形式的な条文解釈だけに依拠するのではなく、相互の信頼関係を前提として誠実に契約を履行することを確認するための条文です。契約に明示されていない事項や想定外の事情が発生した場合でも、協力的に対応する姿勢を示す役割があります。

特に業務委託契約や継続的取引契約など、長期的な関係を前提とする契約において、紛争予防の観点から有効に機能します。

信義則遵守の書き方のポイント

  • 信義誠実の原則を明示する
    民法上の信義誠実の原則に基づく対応義務を条文として確認することで、契約運用時の判断基準を明確にできます。
  • 相互協力義務を入れる
    単なる理念規定にとどめず、相互に協力する義務を明記することで実務上の機能性が高まります。
  • 問題発生時の対応を規定する
    疑義や問題が生じた場合の協議義務を入れることで、紛争の早期解決につながります。
  • 契約目的との関係を示す
    契約目的の達成を妨げる行為の禁止を加えると、条項の実効性が高まります。
  • 他の協議条項との重複を整理する
    誠実協議条項や事前協議条項がある場合は役割の重複を避け、位置付けを整理しておくことが重要です。

信義則遵守の注意点

  • 抽象条項になりすぎないようにする
    理念的な宣言のみでは実務上の効果が弱くなるため、協力義務や通知義務など具体的内容を補うことが望ましいです。
  • 協議条項との役割分担を明確にする
    誠実協議条項と内容が重複すると解釈が曖昧になるため、それぞれの適用場面を整理する必要があります。
  • 義務範囲を過度に広げすぎない
    包括的な義務として書きすぎると予測可能性が低下するため、契約目的との関係を意識した表現が重要です。
  • 強行規定の代替にはならない点に注意する
    信義則遵守条項は基本原則の確認条項であり、個別義務や責任条項の代替にはならないため、他条項と組み合わせて設計する必要があります。
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mizuno.m

株式会社peko(mysign運営)|mysign(マイサイン) 運営チーム

株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

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