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加盟店清算合意書

加盟店清算合意書は、フランチャイズ契約終了時に、本部と加盟店の間で未払金や返却物、債権債務の有無を整理し、将来の紛争を防ぐために締結する合意書のひな形です。

契約書名
加盟店清算合意書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
加盟店契約終了後の金銭清算と債権債務不存在を明確に確認できる。
利用シーン
フランチャイズ加盟店が解約・契約終了する場合/本部がトラブル防止のため清算条件を文書化したい場合
メリット
解約後の金銭トラブルや追加請求リスクを未然に防げる。
ダウンロード数
19件

無料ダウンロードについて
「加盟店清算合意書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず 契約書ひな形ダウンロード利用規約 をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

加盟店清算合意書とは?

加盟店清算合意書とは、フランチャイズ契約や代理店契約などの加盟店契約が終了した際に、本部と加盟店の間で未払金や返却物、債権債務の有無を最終的に整理・確定するために締結される合意書です。フランチャイズ契約は、契約期間中だけでなく、終了時にもトラブルが発生しやすい契約形態です。とくに、ロイヤリティの未払、違約金の有無、備品やマニュアルの返還、商標やノウハウの使用停止など、解約後の処理を曖昧にしたままにすると、後日紛争へ発展するリスクが高まります。加盟店清算合意書は、こうしたリスクを防ぐために「ここで完全に精算した」「これ以上お互いに請求しない」ことを明文化する、いわば出口の契約書といえます。

加盟店清算合意書が必要となるケース

加盟店清算合意書は、次のような場面で特に重要となります。

  • フランチャイズ加盟店が途中解約・契約満了で退店する場合
  • 契約違反や業績不振を理由に契約解除となった場合
  • ロイヤリティや商品代金など未払金が残っている場合
  • 本部支給の備品・システム・マニュアルが存在する場合
  • 解約後の競業やブランド使用を明確に制限したい場合

口頭やメールだけで清算内容を済ませてしまうと、「そんな約束はしていない」「追加で請求できるはずだ」といった主張が後から出てくることも珍しくありません。そのため、契約終了時こそ書面での合意が不可欠です。

加盟店清算合意書に盛り込むべき主な条項

加盟店清算合意書には、最低限、以下の条項を盛り込むことが実務上重要です。

  • 加盟店契約が終了していることの確認条項
  • 清算対象となる金銭債権債務の範囲
  • 清算金額・支払期限・支払方法
  • 備品・資料・データ等の返還義務
  • 知的財産権の帰属と使用禁止
  • 競業避止・営業表示の禁止
  • 債権債務不存在確認条項
  • 秘密保持義務
  • 免責・請求放棄条項
  • 準拠法・管轄裁判所

これらを体系的に整理することで、清算合意書としての実効性が高まります。

条項ごとの解説と実務ポイント

1. 加盟店契約終了確認条項

まず重要なのが、元となる加盟店契約が「いつ」「どのような理由で」終了したのかを明確にする条項です。契約終了日を特定しておくことで、ロイヤリティ計算期間や競業避止期間の起算点が明確になります。

2. 清算対象と清算金条項

清算合意書の中核となる条項です。ロイヤリティ、商品代金、違約金、損害金など、どこまでを清算対象とするのかを具体的に列挙し、最終的な清算金額を明示します。「清算対象を限定せず包括的に記載する」ことで、想定外の追加請求を防ぐ効果があります。

3. 返還・削除義務条項

加盟店が保有している備品、マニュアル、顧客データ、システムアカウントなどは、返還や削除を明確に定めておく必要があります。特にデータ関係は、返還だけでなく「完全削除」まで記載するのが実務上のポイントです。

4. 知的財産権条項

フランチャイズでは、商標・ロゴ・ノウハウの帰属が極めて重要です。清算合意書では、これらがすべて本部に帰属すること、加盟店は解約後一切使用できないことを再確認します。

5. 競業避止条項

解約後すぐに類似事業を始められると、本部側に大きなダメージがあります。そのため、期間・地域・業態を合理的な範囲で限定した競業避止義務を定めることが一般的です。

6. 債権債務不存在確認条項

この条項があることで、「これですべて終わり」という状態を法的に確定させることができます。加盟店清算合意書の最大の目的ともいえる条項であり、必須項目です。

7. 免責・請求放棄条項

将来にわたる追加請求や訴訟を防ぐため、清算合意書に明示されていない請求権は互いに放棄する旨を定めます。これにより、紛争の蒸し返しを防止できます。

8. 秘密保持条項

解約後であっても、営業情報や顧客情報の漏えいは大きなリスクとなります。秘密保持義務は、合意書終了後も存続させる形で定めるのが一般的です。

加盟店清算合意書を作成する際の注意点

  • 口頭合意だけで済ませないこと
  • 清算範囲を曖昧にしないこと
  • 競業避止条項は過度にならないよう注意すること
  • 本契約と整合性の取れた内容にすること
  • 必要に応じて専門家の確認を受けること

特にフランチャイズ本部側は、テンプレートを用意しておくことで、解約時の対応を迅速かつ統一的に行えるようになります。

加盟店清算合意書と解約合意書との違い

解約合意書は「契約を終わらせること」に主眼があるのに対し、加盟店清算合意書は「契約終了後の後処理」に重点があります。両者を分けて作成することで、責任範囲をより明確にできます。

まとめ

加盟店清算合意書は、フランチャイズ契約の終了時におけるトラブルを防ぐための最終防衛ラインです。清算内容、返還義務、債権債務不存在を明文化することで、本部・加盟店双方にとって安心して関係を終了させることができます。フランチャイズビジネスを安定的に運営するためにも、加盟店清算合意書は必ず整備しておくべき重要な契約書といえるでしょう。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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