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出展者情報掲載許諾書(Web・パンフ)

出展者情報掲載許諾書(Web・パンフ)は、イベント主催者が出展者の企業情報・商品情報・ロゴ・画像等を公式サイトやパンフレットに掲載する際の利用範囲や責任関係を明確にするための同意書です。

契約書名
出展者情報掲載許諾書(Web・パンフ)
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
出展者情報の利用範囲と著作権・責任関係を明確に定めている。
利用シーン
イベント主催者が出展者情報を公式サイトに掲載する/展示会パンフレットやチラシに出展者情報を掲載する
メリット
掲載トラブルや権利侵害リスクを事前に防止できる。
ダウンロード数
3件
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出展者情報掲載許諾書(Web・パンフ)とは?

出展者情報掲載許諾書とは、イベント主催者が出展者の企業情報や商品情報、ロゴ、写真などをWebサイトやパンフレットに掲載する際に、その利用について事前に同意を得るための文書です。展示会やマルシェ、企業イベントなどでは、出展者の魅力を来場者に伝えるために、さまざまな情報を広報媒体に掲載します。しかし、その情報には著作権や肖像権、商標権などが関係するため、無断掲載は法的リスクを伴います。
そのため、本許諾書は単なる形式的な同意書ではなく、

  • 掲載できる情報の範囲を明確にする
  • 利用目的や媒体を限定する
  • 権利関係や責任の所在を整理する

という重要な役割を果たします。特に近年では、Web・SNS・動画など複数媒体での情報発信が当たり前となっているため、包括的な許諾内容を定めておくことが不可欠です。

出展者情報掲載許諾書が必要となるケース

出展者情報掲載許諾書は、以下のようなイベント・広報活動で必要となります。

  • 展示会やイベントの公式Webサイトに出展者情報を掲載する場合 →企業名、商品紹介、写真などを掲載する際に許諾が必要です。
  • パンフレットやチラシを制作・配布する場合 →印刷物は広範囲に流通するため、事前の同意が重要です。
  • SNSや広告で出展者を紹介する場合 →画像や動画の利用に関する権利関係を明確にする必要があります。
  • イベント終了後に実績として掲載する場合 →アーカイブやポートフォリオ掲載にも許諾が必要です。
  • ロゴやブランドを広報素材として使用する場合 →商標権やブランド毀損リスクに配慮する必要があります。

このように、イベントの広報活動全般において、本許諾書は必須の法的基盤となります。

出展者情報掲載許諾書に盛り込むべき主な条項

実務上、以下の条項は必ず盛り込むべきです。

  • 掲載情報の範囲 →企業名、ロゴ、画像、商品情報など対象を明確にします。
  • 利用目的 →Web掲載、パンフレット、SNSなど用途を限定します。
  • 利用許諾の内容 →無償・非独占か、加工の可否などを定めます。
  • 権利の帰属 →著作権が誰にあるのかを明確にします。
  • 保証条項 →第三者の権利侵害がないことを出展者に保証させます。
  • 掲載停止・修正条項 →問題があった場合に主催者が対応できるようにします。
  • 免責条項 →掲載ミスやトラブル時の責任範囲を限定します。
  • 損害賠償条項 →違反時の責任を明確にします。
  • 管轄条項 →紛争時の裁判所を定めます。

これらを体系的に整理することで、トラブルを未然に防ぐことができます。

条項ごとの解説と実務ポイント

1. 掲載情報の範囲

掲載情報の範囲は、最も重要な条項の一つです。曖昧な表現にすると、後から「その利用は許可していない」というトラブルになりがちです。
そのため、

  • ロゴ
  • 商品画像
  • 説明文
  • SNSリンク

など具体的に列挙することが重要です。

2. 利用目的の明確化

利用目的は必ず限定する必要があります。
例えば、

  • イベント公式サイト掲載のみ
  • パンフレット掲載のみ
  • SNS・広告利用も含む

など、範囲によってリスクが大きく変わります。特に広告利用やSNS配信は拡散力が高いため、明示しておくことが重要です。

3. 利用許諾の内容(加工・再利用)

実務では、画像のサイズ変更やトリミングなどの加工が必要になります。
そのため、

  • 編集・加工の可否
  • 第三者への再委託(制作会社など)

を明確にしておく必要があります。この条項がないと、制作工程で法的リスクが発生します。

4. 権利の帰属と著作権

出展者のロゴや写真には著作権が存在します。
許諾書では、

  • 権利は出展者に残る
  • 利用許諾のみ与える

という構造にするのが一般的です。これにより、主催者が過剰な権利を取得することなく、適切に利用できます。

5. 保証条項(権利侵害対策)

最も実務上重要なのが保証条項です。
出展者が提供した画像が、

  • 他社の写真の無断使用だった
  • 人物の肖像権を侵害していた

場合、主催者も責任を問われる可能性があります。
そのため、

  • 権利侵害がないことの保証
  • 紛争時は出展者が対応すること

を明記しておく必要があります。

6. 掲載停止・修正条項

トラブル発生時に迅速に対応するための条項です。
例えば、

  • 虚偽表示があった場合
  • クレームが発生した場合
  • 社会的に不適切と判断された場合

には、主催者が即時に掲載停止できるようにしておく必要があります。

7. 免責条項

免責条項は主催者を守るための重要な条項です。

  • 印刷ミス
  • Web表示の不具合
  • システム障害

などによる損害について責任を限定します。特にイベントは短期間で準備されるため、ミスのリスクが高く、この条項は不可欠です。

出展者情報掲載許諾書を作成する際の注意点

  • 他社の契約書の流用は避ける 著作権侵害や内容不適合のリスクがあるため、必ずオリジナルで作成する必要があります。
  • 利用範囲を広げすぎない 過度に広い利用許諾は出展者とのトラブルの原因になります。
  • SNS・広告利用は明確に記載する 後から「広告利用は聞いていない」という問題を防ぎます。
  • 未成年や人物写真の扱いに注意 肖像権・プライバシー権の観点から慎重な対応が必要です。
  • 海外配信を想定する場合は別途検討 国ごとに法制度が異なるため、追加条項が必要になる場合があります。

まとめ

出展者情報掲載許諾書は、イベント運営における広報活動を支える重要な法的文書です。
適切に整備することで、

  • 権利侵害リスクの回避
  • 出展者との信頼関係の維持
  • スムーズな広報運用

が可能になります。特にWeb・SNS時代においては、一度公開された情報が広範囲に拡散するため、事前の許諾取得が極めて重要です。イベントの成功だけでなく、長期的なブランド価値を守るためにも、本許諾書を適切に整備・運用することが求められます。

本ページに掲載するWebサイト制作契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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