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契約書の条項・条文例 公開日:2026年4月28日 更新日:2026年4月28日

障害対応手順 契約書の条項・条文例

障害対応手順条項は、システム障害やサービス停止などのトラブルが発生した場合の連絡方法・対応体制・復旧までの流れを事前に定めるための条文です。

障害対応手順に関する条項・条文例を、標準・厳格・柔軟の3パターンで確認できます。契約内容に応じてそのまま使えるよう、障害対応手順の書き方のポイントや注意点もあわせて解説しています。

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障害対応手順のパターン別の条項・条文例(コピー可)

本ページに掲載されている「障害対応手順」の条文・条項例文をコピーまたは利用した場合、当サイトの利用規約に同意したものとみなされます。ご利用にあたっては、必ず「契約書の条文・条項例文サービスの利用規約」をご確認ください。

標準(一般的)

第○条(障害対応手順)

1.乙は、本業務に関連してシステム障害その他の不具合(以下「障害」という。)が発生した場合には、速やかにその内容を確認し、必要な対応を行うものとする。

2.乙は、障害の発生を認識したときは、速やかに甲に対しその旨および対応状況を報告するものとする。

3.乙は、障害の原因調査および復旧作業を適切に実施し、復旧後はその結果を甲に報告するものとする。

4.障害対応の具体的な手順については、別途甲乙協議の上定めるものとする。

厳格(リスク重視)

第○条(障害対応手順)

1.乙は、本業務に関連して障害が発生した場合には、直ちに必要な初動対応を行うとともに、その内容を速やかに甲に報告するものとする。

2.乙は、障害の影響範囲、原因および復旧見込みについて速やかに調査し、その結果を甲に報告するものとする。

3.乙は、障害の復旧作業を優先的に実施し、復旧完了後、再発防止措置を講じるものとする。

4.乙は、重大な障害が発生した場合には、甲の指示に従い必要な対応を実施するものとする。

5.前各項の対応内容および手順の詳細については、別途障害対応手順書として定め、これに従うものとする。

柔軟(関係重視)

第○条(障害対応手順)

1.甲および乙は、本業務に関連して障害が発生した場合には、相互に連携して速やかに対応するものとする。

2.乙は、障害の発生を認識した場合には、その状況を甲に報告し、対応方法について協議の上対応するものとする。

3.障害の原因調査および復旧作業については、甲乙協議の上合理的な方法により実施するものとする。

4.障害対応の具体的な手順については、必要に応じて別途定めるものとする。

障害対応手順の条項・条文の役割

障害対応手順条項は、システム障害や不具合が発生した際の初動対応、報告方法、復旧までの流れをあらかじめ明確にするための条文です。対応方法が契約上整理されていない場合、責任範囲や対応優先度を巡ってトラブルが生じやすくなります。
そのため、本条項では、報告のタイミング、復旧対応の範囲、原因調査や再発防止の実施可否などを整理し、安定した運用体制を確保する役割があります。主にシステム開発契約、保守契約、SaaS提供契約などで重要となる条項です。

障害対応手順の書き方のポイント

  • 初動対応のタイミングを明確にする
    障害発生後の対応開始時期(速やかに・直ちに等)を定めることで、対応の遅延に関する認識差を防ぐことができます。
  • 報告義務の内容を整理する
    発生報告、原因調査結果、復旧見込みなど、どの段階で何を報告するかを明確にすると実務運用が安定します。
  • 原因調査と復旧対応の範囲を定める
    単なる復旧だけでなく、原因分析や再発防止まで含めるかどうかを契約上整理しておくことが重要です。
  • 重大障害への対応を区別する
    影響が大きい障害について特別な対応や指示権限を定めておくと、緊急時の判断が円滑になります。
  • 手順書との関係を整理する
    別途定める障害対応手順書や運用マニュアルとの関係を条文で明確にしておくと実務との整合性が取りやすくなります。

障害対応手順の注意点

  • 責任範囲が不明確にならないようにする
    どちらが復旧対応を主導するのかを明確にしないと、障害発生時の対応遅延につながる可能性があります。
  • 報告義務の水準を過度に厳しくしない
    現実的に対応できない報告頻度や期限を設定すると、契約違反リスクが高まるため注意が必要です。
  • 再発防止措置の義務化の範囲を整理する
    再発防止まで義務とする場合は、費用負担や対応範囲との関係もあわせて検討する必要があります。
  • 別紙手順書との整合性を確保する
    条文と運用手順書の内容が一致していないと、実務上の判断が混乱する原因になります。
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株式会社peko(mysign運営)|mysign(マイサイン) 運営チーム

株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

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