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契約書の条項・条文例 公開日:2026年4月13日 更新日:2026年4月13日

不具合対応 契約書の条項・条文例

不具合対応条項は、システムや成果物に不具合が発生した場合の通知方法、修正対応の範囲、期限および費用負担などをあらかじめ定めるための条文です。

不具合対応に関する条項・条文例を、標準・厳格・柔軟の3パターンで確認できます。契約内容に応じてそのまま使えるよう、不具合対応の書き方のポイントや注意点もあわせて解説しています。

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不具合対応のパターン別の条項・条文例(コピー可)

本ページに掲載されている「不具合対応」の条文・条項例文をコピーまたは利用した場合、当サイトの利用規約に同意したものとみなされます。ご利用にあたっては、必ず「契約書の条文・条項例文サービスの利用規約」をご確認ください。

標準(一般的)

第○条(不具合対応)

1.乙は、本契約に基づき提供する成果物またはサービスに不具合が発見された場合、甲からの通知を受けた後、速やかに当該不具合の内容を確認し、合理的な期間内に修正対応を行うものとする。

2.前項の不具合が乙の責めに帰すべき事由による場合、当該修正に要する費用は乙の負担とする。

3.不具合が甲の指示、提供資料または第三者の要因によって生じた場合の対応については、甲乙協議の上、対応方法および費用負担を定めるものとする。

厳格(リスク重視)

第○条(不具合対応)

1.乙は、本契約に基づき提供する成果物またはサービスに不具合が発生した場合、甲からの通知を受けたときは、直ちに原因調査を行い、甲に対して調査結果および対応方針を報告するものとする。

2.乙は、前項の不具合が乙の責めに帰すべき事由による場合、自己の責任および費用負担において、速やかに修正対応を行うものとする。

3.乙は、不具合の再発防止のために必要な措置を講じ、その内容を甲に報告するものとする。

4.不具合により本契約の目的達成に重大な支障が生じた場合、甲は乙に対し是正期限を定めて改善を求めることができるものとする。

柔軟(関係重視)

第○条(不具合対応)

1.甲または乙は、本契約に基づき提供される成果物またはサービスに不具合を発見した場合、速やかに相手方に通知するものとする。

2.乙は、前項の通知を受けた場合、甲と協議の上、合理的な期間内に必要な修正対応を行うものとする。

3.不具合の原因および対応方法ならびに費用負担については、甲乙誠意をもって協議の上、定めるものとする。

不具合対応の条項・条文の役割

不具合対応条項は、成果物やサービスに問題が発生した場合の対応方法や責任範囲をあらかじめ明確にするための条文です。不具合発生時の通知方法、修正義務、費用負担などを整理しておくことで、対応の遅延や責任の押し付け合いといったトラブルを防止できます。特にシステム開発契約や業務委託契約、保守契約などで重要となる条項です。

不具合対応の書き方のポイント

  • 不具合の通知方法を明確にする
    誰がどのように不具合を通知するのかを定めておくことで、対応開始の基準が明確になり、初動対応の遅れを防止できます。
  • 修正対応の期限や対応水準を整理する
    合理的期間や速やかに対応するなどの表現に加え、必要に応じて具体的な期限や優先度区分を設定すると運用が安定します。
  • 責任の所在に応じた費用負担を定める
    不具合の原因がどちらにあるかによって費用負担を分ける規定を置くことで、想定外のコスト負担を避けやすくなります。
  • 第三者要因の場合の取扱いを決めておく
    外部サービスや利用環境など第三者要因による不具合への対応方法を定めておくと実務上の混乱を防げます。
  • 重大な不具合への特別対応を想定する
    業務停止など重大な影響が生じる場合の優先対応や是正要求の方法を定めておくと、契約の実効性が高まります。

不具合対応の注意点

  • 対応範囲を曖昧にしない
    どこまでが不具合対応で、どこからが追加作業なのかを区別しないと、無償対応範囲を巡る争いが生じやすくなります。
  • 利用環境起因の不具合を区別する
    利用者側の操作環境や設定による問題まで一律に対応義務を負う内容にすると、想定外の負担につながる可能性があります。
  • 対応期限を過度に厳格にしすぎない
    現実的でない期限を設定すると履行遅延リスクが高まり、契約違反の原因となるおそれがあります。
  • 保守契約との関係を整理する
    別途保守契約が存在する場合には、不具合対応の範囲や優先関係を整理しておかないと条文間の矛盾が生じる可能性があります。
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mizuno.m

株式会社peko(mysign運営)|mysign(マイサイン) 運営チーム

株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

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