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契約書の条項・条文例 公開日:2026年4月16日 更新日:2026年4月16日

納品完了 契約書の条項・条文例

納品完了条項は、成果物の納品がいつ完了したとみなされるかを明確にし、その後の検収・支払・責任範囲の基準時点を定めるための条文です。

納品完了に関する条項・条文例を、標準・厳格・柔軟の3パターンで確認できます。契約内容に応じてそのまま使えるよう、納品完了の書き方のポイントや注意点もあわせて解説しています。

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納品完了のパターン別の条項・条文例(コピー可)

本ページに掲載されている「納品完了」の条文・条項例文をコピーまたは利用した場合、当サイトの利用規約に同意したものとみなされます。ご利用にあたっては、必ず「契約書の条文・条項例文サービスの利用規約」をご確認ください。

標準(一般的)

第○条(納品完了)

1.乙は、本契約に基づく成果物を、別途定める仕様書または本契約の内容に従い、甲に納品するものとする。

2.前項の成果物が甲に到達した時点をもって、納品が完了したものとする。

3.前項の定めにかかわらず、甲乙間で別途納品方法を定めた場合には、その方法による引渡しが完了した時点をもって納品完了とする。

厳格(リスク重視)

第○条(納品完了)

1.乙は、本契約に基づく成果物を、仕様書その他本契約に定める内容に完全に適合した状態で、甲に納品するものとする。

2.成果物が甲に到達し、かつ甲が内容の確認を行うことが可能な状態となった時点をもって納品が完了したものとする。

3.成果物の一部が未提出または不完全である場合には、納品は完了したものとみなさない。

4.納品方法、納品媒体または納品場所について本契約に定めがある場合には、当該定めに従った引渡しがなされた時点をもって納品完了とする。

柔軟(関係重視)

第○条(納品完了)

1.乙は、本契約に基づく成果物を、甲乙協議の上定めた方法により甲に納品するものとする。

2.成果物が甲に到達した時点をもって納品が完了したものとする。ただし、納品方法または納品時期について疑義が生じた場合には、甲乙協議の上これを定めるものとする。

3.納品内容の詳細については、必要に応じて甲乙協議の上調整することができるものとする。

納品完了の条項・条文の役割

納品完了条項は、成果物がどの時点で正式に引き渡されたと扱われるかを明確にするための条文です。納品完了の基準が曖昧だと、検収期間の開始時期や支払期限、責任範囲の判断に関するトラブルが生じやすくなります。

そのため、本条項では「到達時点」「指定方法による引渡し」「仕様適合の有無」など、納品完了と評価される条件をあらかじめ整理しておくことが重要です。業務委託契約や制作契約、システム開発契約などで広く利用されます。

納品完了の書き方のポイント

  • 納品完了の時点を明確にする
    成果物の到達時点なのか、検収可能状態なのか、仕様適合確認後なのかを明示することで、後続手続との関係が整理されます。
  • 納品方法との関係を整理する
    電子納品、クラウド共有、媒体納品など方法によって完了時点の解釈が変わるため、納品方法と連動させて定義すると実務上の混乱を防げます。
  • 仕様書との関係を明確にする
    仕様書に適合していることを納品完了の条件とするかどうかを定めることで、品質に関する認識の差を減らせます。
  • 一部未提出時の扱いを定める
    成果物の一部欠落がある場合に納品完了と扱うか否かを規定しておくと、分割納品や段階納品にも対応しやすくなります。
  • 検収条項との整合を取る
    納品完了と検収完了は別概念であるため、それぞれの開始時点や効果が矛盾しないよう整理することが重要です。

納品完了の注意点

  • 検収完了と混同しない
    納品完了は引渡しの完了を意味するものであり、内容確認の完了とは異なるため、検収条項との役割分担を明確にする必要があります。
  • 支払期限との関係を確認する
    支払期限が納品完了基準なのか検収完了基準なのかを整理しておかないと、支払時期に関する紛争につながる可能性があります。
  • 電子納品の場合の到達時点を明確にする
    アップロード完了時点、通知到達時点、閲覧可能時点など複数の解釈が生じるため、具体的に定めておくことが重要です。
  • 分割納品への対応を検討する
    段階的に成果物を提出する契約では、各納品の完了時点を個別に扱うかどうかをあらかじめ整理しておく必要があります。
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株式会社peko(mysign運営)|mysign(マイサイン) 運営チーム

株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

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