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契約書の条項・条文例 公開日:2026年4月21日 更新日:2026年4月21日

業務停止条件 契約書の条項・条文例

業務停止条件条項は、契約の履行中に一定の事情が生じた場合に、当事者が業務の全部または一部を停止できる条件や手続を定めるための条文です。

業務停止条件に関する条項・条文例を、標準・厳格・柔軟の3パターンで確認できます。契約内容に応じてそのまま使えるよう、業務停止条件の書き方のポイントや注意点もあわせて解説しています。

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業務停止条件のパターン別の条項・条文例(コピー可)

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標準(一般的)

第○条(業務停止条件)

1. 甲または乙は、相手方が本契約に違反し、相当期間を定めて是正を求めたにもかかわらず当該違反が是正されない場合、当該違反が解消されるまでの間、本契約に基づく業務の全部または一部を停止することができる。

2. 甲または乙は、天災地変、法令の改廃、公権力の命令その他自己の責めに帰することができない事由により業務の履行が困難となった場合、相手方に通知の上、必要な範囲で業務を停止することができる。

3. 前各項に基づく業務停止により生じた損害については、当該停止が正当な理由に基づく場合、停止した当事者はその責任を負わないものとする。

厳格(リスク重視)

第○条(業務停止条件)

1. 甲または乙は、相手方が本契約に違反した場合、事前の催告を要することなく、直ちに本契約に基づく業務の全部または一部を停止することができる。

2. 相手方に支払遅延、信用不安、差押え、仮差押え、仮処分、破産手続開始その他これらに準ずる事由が生じた場合、相手方への通知のみをもって業務を停止することができる。

3. 前二項に基づき業務を停止した場合、停止した当事者は当該停止により生じた損害について責任を負わない。

4. 業務停止後も相手方の違反が相当期間内に是正されない場合、停止した当事者は本契約を解除することができる。

柔軟(関係重視)

第○条(業務停止条件)

1. 甲または乙は、相手方が本契約に違反した場合には、相手方と協議の上、必要な範囲で本契約に基づく業務の全部または一部を一時的に停止することができる。

2. 天災地変その他やむを得ない事由により業務の履行が困難となった場合には、甲乙協議の上、業務の停止期間および対応方法を定めるものとする。

3. 業務停止後の再開時期および条件については、甲乙誠意をもって協議し決定するものとする。

業務停止条件の条項・条文の役割

業務停止条件条項は、契約違反や支払遅延、不可抗力などの事情が発生した場合に、当事者が業務を一時的に停止できる条件を明確にするための条文です。あらかじめ停止できる場面や手続を定めておくことで、無断停止や責任範囲の争いといったトラブルを防止できます。特に業務委託契約や継続的取引契約など、履行期間が長期にわたる契約で重要な役割を持ちます。

業務停止条件の書き方のポイント

  • 停止できる具体的な事由を明確にする
    契約違反、支払遅延、不可抗力など、どのような場合に停止できるかを具体的に列挙することで、運用時の判断が明確になります。
  • 催告の要否を整理する
    事前に是正の機会を与えるか、即時停止できるかを契約関係の強さやリスクに応じて調整することが重要です。
  • 通知方法を定める
    業務停止の際に事前通知が必要かどうか、通知のタイミングや方法を明確にしておくことで混乱を防げます。
  • 停止中の責任関係を整理する
    停止期間中の損害負担や義務の扱いを定めておくことで、不要な責任追及を回避できます。
  • 解除条項との関係を整理する
    業務停止後も是正されない場合に契約解除へ移行できるよう連動させると、実務上の運用がスムーズになります。

業務停止条件の注意点

  • 停止理由が抽象的すぎないようにする
    「信頼関係が損なわれた場合」など抽象的な表現のみでは、停止の正当性が争われる可能性があります。
  • 支払停止との関係を整理する
    業務停止と報酬支払義務の関係を明確にしないと、後日請求トラブルにつながるおそれがあります。
  • 不可抗力との区別を明確にする
    不可抗力による停止と契約違反による停止を区別して定めることで、責任範囲が整理されます。
  • 長期停止時の対応を想定する
    停止が長期化した場合の契約解除や再開条件をあらかじめ定めておくと、実務上の混乱を防止できます。
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株式会社peko(mysign運営)|mysign(マイサイン) 運営チーム

株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

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