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契約書の条項・条文例 公開日:2026年5月14日 更新日:2026年5月14日

モデル抽出行為の禁止 契約書の条項・条文例

モデル抽出行為禁止条項は、AIモデルやシステムの内部構造・パラメータ・学習内容などを不正に解析、再現、抽出する行為を禁止するための条文です。

モデル抽出行為の禁止に関する条項・条文例を、標準・厳格・柔軟の3パターンで確認できます。契約内容に応じてそのまま使えるよう、モデル抽出行為の禁止の書き方のポイントや注意点もあわせて解説しています。

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モデル抽出行為の禁止のパターン別の条項・条文例(コピー可)

本ページに掲載されている「モデル抽出行為の禁止」の条文・条項例文をコピーまたは利用した場合、当サイトの利用規約に同意したものとみなされます。ご利用にあたっては、必ず「契約書の条文・条項例文サービスの利用規約」をご確認ください。

標準(一般的)

第○条(モデル抽出行為の禁止)

1.利用者は、本サービスまたは本システムに関連して提供されるAIモデル、アルゴリズム、出力結果その他これらに関連する情報について、解析、逆コンパイル、リバースエンジニアリングその他これらに類する行為を行ってはならない。

2.利用者は、AIモデルのパラメータ、構造、学習データ、推論ロジックその他技術上の情報を抽出し、取得し、または再現しようとしてはならない。

3.利用者は、本サービスを利用して、第三者のAIモデルまたは類似システムを構築する目的でデータ収集その他の行為を行ってはならない。

4.利用者が本条に違反した場合、相手方は直ちに本サービスの利用停止その他必要な措置を講じることができる。

厳格(リスク重視)

第○条(モデル抽出行為の禁止)

1.利用者は、本サービス、本システムまたはこれらに関連するAIモデルについて、モデル抽出、重み推定、蒸留、逆解析、逆コンパイル、リバースエンジニアリングその他これらに準ずる一切の行為を行ってはならない。

2.利用者は、AIモデルの内部構造、パラメータ、学習データ、推論過程または出力傾向を解析し、模倣し、または再現する目的で、本サービスを利用してはならない。

3.利用者は、自動化プログラム、大量照会、継続的入力その他不正な方法により、本サービスから情報を収集してはならない。

4.利用者が本条に違反し、または違反するおそれがあると相手方が合理的に判断した場合、相手方は事前通知なく利用停止、契約解除その他必要な措置を講じることができる。

5.利用者は、本条違反により相手方に損害が生じた場合、その一切の損害を賠償するものとする。

柔軟(関係重視)

第○条(モデル抽出行為の禁止)

1.利用者は、本サービスに含まれるAIモデルまたは関連技術について、相手方の権利または利益を害する解析行為を行わないものとする。

2.利用者は、通常の利用範囲を超えて、AIモデルの内部情報、構造または学習内容を取得しようとする行為を行わないものとする。

3.利用者が技術的検証その他必要な行為を希望する場合には、事前に相手方と協議の上、別途定める条件に従うものとする。

4.本条に関して疑義が生じた場合、甲乙は誠実に協議し、解決に努めるものとする。

モデル抽出行為の禁止条項・条文の役割

モデル抽出行為の禁止条項は、AIモデルやシステムの内部構造、学習内容、推論ロジックなどの技術情報が不正に解析・再現されることを防ぐための条文です。近年は、AIサービスに対して大量の入力や出力分析を行い、モデルの特性を再現しようとする行為が問題となっています。

この条項を設けることで、サービス提供者の知的財産や営業秘密を保護し、不正利用や競合サービスへの転用リスクを低減できます。特にAIサービス利用規約、SaaS契約、API利用契約などで重要となる条項です。

モデル抽出行為の禁止条項の書き方のポイント

  • 禁止行為を具体的に定義する
    「解析」「逆コンパイル」だけでなく、「モデル抽出」「蒸留」「重み推定」なども含めることで、禁止範囲を明確にできます。
  • 対象範囲を広く設定する
    AIモデル本体だけでなく、出力結果、推論ロジック、学習データ、アルゴリズムなども対象に含めると保護範囲を広げられます。
  • 自動化・大量アクセスを制限する
    モデル抽出は大量の問い合わせを通じて行われることが多いため、自動化プログラムや大量照会を禁止対象に含めることが有効です。
  • 違反時の措置を定める
    利用停止、契約解除、損害賠償請求などを規定しておくことで、実効性を高めることができます。
  • 正当な検証行為との区別を意識する
    セキュリティ検証や事前承認済みの技術検証など、正当な利用との区別が曖昧にならないよう整理しておくことが重要です。

モデル抽出行為の禁止条項の注意点

  • 禁止範囲が曖昧にならないようにする
    抽象的な表現のみでは解釈に幅が生じるため、具体例を含めて定義することが望ましいです。
  • 通常利用まで制限しすぎない
    一般的なサービス利用まで制限してしまうと、利用者とのトラブルにつながる可能性があります。
  • 海外利用やAPI利用も想定する
    API経由での大量アクセスや国外からの利用も含めて検討し、不正利用対策を設計することが重要です。
  • 他条項との整合性を確認する
    知的財産権条項、秘密保持条項、利用制限条項などと内容が矛盾しないよう整理する必要があります。
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株式会社peko(mysign運営)|mysign(マイサイン) 運営チーム

株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

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