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監査役会議事録(常勤監査役選定)

監査役会議事録(常勤監査役選定)は、監査役会が監査役の中から常勤監査役を選定した事実を正式に記録するためのひな形です。会社法や監査役会規則に基づく決議内容、就任日、議事経過などを整理して記録でき、監査体制の適正な運営や社内証跡の整備に役立ちます。

契約書名
監査役会議事録(常勤監査役選定)
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
監査役会による常勤監査役の選定手続を適切な議事録形式で記録できる。
利用シーン
監査役会で常勤監査役を新たに選定する場合/常勤監査役の交代に伴い監査役会決議を行う場合
メリット
常勤監査役の選定経過と決議内容を明確に記録し、法令遵守と監査体制の透明性向上につながる。
ダウンロード数
16件
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監査役会議事録(常勤監査役選定)とは?

監査役会議事録(常勤監査役選定)とは、監査役会が監査役の中から常勤監査役を選定した経過及び決議内容を記録するための書類です。監査役会設置会社では、会社法に基づき、監査役会が監査役の中から常勤監査役を選定します。常勤監査役は、会社に常時勤務し、日常的な監査活動や取締役・会計監査人・内部監査部門との連携を担う重要な役割を果たします。そのため、常勤監査役を選定した際には、適切な議事録を作成し、会社として正式な決議が行われたことを証明できる状態にしておくことが重要です。
監査役会議事録には、次のような事項を記録します。

  • 開催日時・開催場所
  • 出席監査役
  • 議長
  • 議案の内容
  • 審議経過
  • 決議内容
  • 閉会時刻
  • 監査役の署名又は記名押印

これらを正確に記録しておくことで、監査体制の適法性と透明性を確保できます。

監査役会で常勤監査役を選定するケース

常勤監査役の選定は、さまざまな場面で必要になります。

新たに監査役会設置会社となった場合

会社が監査役会設置会社へ移行した場合には、監査役会を開催し、監査役の中から常勤監査役を選定します。

監査役の改選後

株主総会で監査役が選任された後、新たな監査役会を開催し、その構成員の中から常勤監査役を選定することがあります。

常勤監査役が退任した場合

辞任、任期満了、死亡などにより常勤監査役が退任した場合には、新たな常勤監査役を速やかに選定する必要があります。

監査体制を見直す場合

会社の事業規模や組織変更などに伴い、監査体制を変更するために新たな常勤監査役を選定することがあります。

常勤監査役を選定する目的

常勤監査役を置く最大の目的は、日常的な監査活動を充実させることです。非常勤監査役だけでは、会社の日々の業務を継続的に監査することは容易ではありません。
常勤監査役を置くことで、

  • 重要会議への継続的な出席
  • 取締役の職務執行の監査
  • 社内情報の収集
  • 内部統制の確認
  • 内部監査部門との連携
  • 会計監査人との情報共有

などを円滑に行うことができます。

監査役会議事録に記載すべき主な事項

常勤監査役選定の議事録には、一般的に次の事項を記載します。

  • 会社名
  • 監査役会の開催日時
  • 開催場所
  • 出席監査役
  • 議長
  • 監査役会成立の確認
  • 常勤監査役選定の議案
  • 審議内容
  • 決議結果
  • 常勤監査役の氏名
  • 就任日
  • 閉会時刻
  • 議事録作成日
  • 監査役の署名又は記名押印

これらを漏れなく記載することで、後日の確認や監査にも対応しやすくなります。

条項ごとの実務ポイント

1.開催日時・場所

監査役会が開催された日時と場所を正確に記載します。Web会議で開催した場合には、その旨を議事録に明記し、出席者全員が相互に意思疎通できる状態で開催されたことも記録しておくと安心です。

2.出席監査役

出席した監査役全員を記載します。欠席者がいる場合には、その氏名も記録しておくと、会議の状況を正確に把握できます。

3.議長

誰が議長を務めたかを明記します。監査役会規則で議長の選任方法が定められている場合には、その規則に従って開催します。

4.議案

「常勤監査役選定の件」など、議案名を明確に記載します。複数の議案がある場合には、それぞれを区分して整理すると読みやすくなります。

5.審議経過

単に「承認した」と記載するだけではなく、

  • 議長から選定理由の説明があったこと
  • 監査役間で協議を行ったこと
  • 採決を実施したこと

など、議論の流れを簡潔に記録しておくことが重要です。

6.決議内容

決議内容については、

  • 誰を常勤監査役に選定したか
  • 選定日
  • 就任日

を明確に記載します。決議が全会一致であったのか、賛成多数であったのかも記録しておくと、議事録としての完成度が高まります。

7.署名又は記名押印

議事録の真正性を確保するため、法令及び社内規程に従い、出席監査役が署名、記名押印又は電子署名を行います。電子契約・電子署名システムを利用する会社では、電子署名による保存も一般的になっています。

監査役会議事録を作成する際の注意点

会社法や定款との整合性を確認する

会社法だけでなく、会社の定款や監査役会規則で独自の手続が定められている場合があります。社内規程との整合性を確認したうえで作成しましょう。

就任日を明確にする

選定日と就任日が異なるケースもあります。実際に常勤監査役として職務を開始する日を明記すると、後日の確認が容易になります。

議決結果を正確に記録する

「承認された」という記載だけではなく、

  • 全員一致
  • 賛成多数
  • 反対者の有無

なども記録しておくと、議事録としての証拠価値が高まります。

Web開催時の記録を残す

オンライン開催の場合には、

  • Web会議で開催したこと
  • 通信障害がなかったこと
  • 意思疎通に支障がなかったこと

などを議事録へ記載しておくと安心です。

議事録は適切に保管する

監査役会議事録は重要な会社関係書類です。紙媒体だけでなく電子データとして保存する場合も、改ざん防止措置やバックアップ体制を整え、必要に応じて速やかに提示できるよう管理しましょう。

監査役会議事録と取締役会議事録との違い

項目 監査役会議事録(常勤監査役選定) 取締役会議事録
主な目的 常勤監査役の選定を記録する 経営上の重要事項を決議する
作成主体 監査役会 取締役会
主な議案 常勤監査役の選定、監査方針など 経営方針、重要取引、人事など
出席者 監査役 取締役(監査役が出席する場合もある)
役割 監査体制の整備・運営 会社経営の意思決定

両者は名称が似ていますが、作成目的や決議事項が異なるため、それぞれ適切な様式で作成する必要があります。

まとめ

監査役会議事録(常勤監査役選定)は、監査役会が常勤監査役を適法に選定したことを証明する重要な社内文書です。適切な議事録を作成しておくことで、監査体制の透明性や法令遵守を客観的に示すことができ、将来の監査や内部統制の確認、社内ガバナンスの強化にも役立ちます。特に、開催日時、出席者、議案、審議経過、決議内容、就任日などは漏れなく記録し、自社の定款や監査役会規則との整合性を確認しながら作成することが重要です。

本ページに掲載する監査役会議事録(常勤監査役選定)のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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