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業務委託契約書(歩合・外注)(整骨院・接骨院)

業務委託契約書(歩合・外注)(整骨院・接骨院)は、外部の施術者や柔道整復師などへ施術業務を委託する際に利用できる契約書ひな形です。歩合報酬、業務範囲、秘密保持、患者対応、競業避止、契約解除など、整骨院・接骨院の実務で必要となる条項を網羅しています。

契約書名
業務委託契約書(歩合・外注)(整骨院・接骨院)
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
歩合制による外部施術者との業務委託に必要な権利義務や報酬条件を包括的に定めています。
利用シーン
整骨院が外部の柔道整復師や施術者へ歩合制で施術業務を委託する場合/接骨院がフリーランス施術者や業務委託スタッフと継続的に契約する場合
メリット
歩合報酬や患者対応、秘密保持などの条件を事前に明確化し、契約上のトラブルを未然に防止できます。
ダウンロード数
5件
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「業務委託契約書(歩合・外注)(整骨院・接骨院)」の本ひな形の利用にあたっては、必ず「契約書ひな形ダウンロード利用規約」をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

業務委託契約書(歩合・外注)(整骨院・接骨院)とは?

業務委託契約書(歩合・外注)(整骨院・接骨院)とは、整骨院・接骨院が外部の柔道整復師や施術スタッフ、フリーランス施術者などへ施術業務を委託する際に締結する契約書です。近年では、人材不足や繁忙時間帯への対応、専門技術を持つ施術者との連携を目的として、正社員やアルバイトではなく業務委託契約を活用する整骨院・接骨院が増えています。特に歩合制を採用する場合は、施術件数や売上に応じた報酬体系となるため、報酬計算方法や業務範囲を明確に契約書へ定めることが重要です。一方で、契約内容が曖昧なまま業務を開始すると、「歩合率の認識違い」「患者対応の責任」「競業行為」「秘密保持」「労働者性の問題」など様々なトラブルへ発展する可能性があります。そのため、整骨院・接骨院では業務委託契約書を作成し、双方の権利義務を明確にしておくことが重要です。

整骨院・接骨院で業務委託契約が利用されるケース

整骨院・接骨院では、次のような場面で業務委託契約書が活用されています。

  • 外部の柔道整復師へ施術業務を委託する場合
  • 歩合制でフリーランス施術者と契約する場合
  • スポーツトレーナーや専門施術者へ業務を依頼する場合
  • 繁忙日のみ施術スタッフを確保する場合
  • 訪問施術業務を外部へ委託する場合
  • 保険施術以外の自費施術を担当してもらう場合
  • 美容整体や骨盤矯正など専門メニューを担当してもらう場合

雇用契約と異なり、業務委託契約は独立した事業者同士の契約であるため、労働時間や勤務方法について過度な指揮命令を行うと、実態によっては雇用契約と判断される可能性があります。

業務委託契約書を作成するメリット

業務委託契約書を整備することで、整骨院・接骨院には多くのメリットがあります。

  • 歩合率や報酬計算方法を明確にできる
  • 委託する業務内容を整理できる
  • 患者情報や経営情報の漏えいを防止できる
  • 競業行為や患者の引き抜きを予防できる
  • 施術事故発生時の対応を明確にできる
  • 契約終了時の返還義務を定められる
  • 契約解除条件を明文化できる

歩合制契約では報酬に関するトラブルが最も多いため、歩合率だけでなく、対象となる売上や返金時の取扱いまで定めることが重要です。

業務委託契約書に盛り込むべき主な条項

一般的には次のような条項を定めます。

  • 契約の目的
  • 委託業務の内容
  • 契約期間
  • 報酬及び歩合率
  • 報酬の支払方法
  • 経費負担
  • 施術場所
  • 患者対応
  • 資格維持義務
  • 秘密保持義務
  • 個人情報保護
  • 競業避止義務
  • 患者引抜き禁止
  • 再委託の禁止
  • 知的財産権
  • 施術事故への対応
  • 契約解除
  • 損害賠償
  • 反社会的勢力排除
  • 準拠法・管轄裁判所

条項ごとの実務ポイント

1. 委託業務の範囲

施術のみを委託するのか、受付対応やカルテ入力、予約管理、院内清掃まで含めるのかを具体的に記載します。業務内容が曖昧になると、「これは契約外業務である」といったトラブルにつながるため、可能な限り詳細に定めることが望ましいでしょう。

2. 歩合報酬

歩合制では、報酬計算方法をできるだけ具体的に定めます。

例えば、

  • 施術売上の50%
  • 患者1名につき○円
  • 固定報酬+歩合
  • 自費施術のみ歩合対象

など、対象となる売上を明確にします。

さらに、

  • 返金が発生した場合
  • キャンセル料金
  • 未回収金
  • 消費税の扱い

についても定めておくと安心です。

3. 業務委託と雇用契約の違い

業務委託契約は、受託者が独立した事業者として業務を遂行する契約です。

そのため、

  • 勤務時間を細かく管理する
  • 出勤を強制する
  • 細かな指揮命令を行う
  • 残業を命じる

など、実態が雇用契約と変わらない運用をすると、労働基準法上の労働者と判断される可能性があります。実際の運用についても契約内容と一致させることが重要です。

4. 患者情報の管理

整骨院では、

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • 施術履歴
  • 保険情報
  • 健康情報

など、多くの個人情報を取り扱います。

業務委託者であっても個人情報保護法を遵守し、契約終了後も情報を保持・利用しないことを契約書で定める必要があります。

5. 競業避止義務

業務委託契約では、契約終了後に患者を引き抜かれるケースが少なくありません。

そのため、

  • 営業エリア
  • 競業期間
  • 患者勧誘の禁止
  • SNSによる誘導禁止

などを合理的な範囲で定めることが重要です。ただし、過度に広い地域や長期間の競業避止義務は無効となる可能性があるため、必要最小限に留めることが望ましいでしょう。

6. 施術事故への対応

施術中に事故や患者とのトラブルが発生する可能性があります。

そのため、

  • 事故発生時の報告義務
  • 記録作成
  • 調査への協力
  • 保険加入状況
  • 損害賠償の負担

などを契約書で整理しておくことが重要です。

整骨院・接骨院で業務委託契約を締結する際の注意点

  • 業務委託であるにもかかわらず労働者性が認められる運用を避ける
  • 歩合率だけでなく報酬計算方法まで明記する
  • 患者情報の管理体制を整備する
  • 秘密保持義務を契約終了後も継続させる
  • 患者の引抜き防止条項を合理的な範囲で定める
  • 施術事故時の責任分担を整理する
  • 資格喪失時の契約終了について規定する
  • 定期的に契約内容を見直す

業務委託契約書と混同しやすい書類との違い

書類名 主な目的 業務委託契約書(歩合・外注)との違い
雇用契約書 労働者を雇用する 労働基準法が適用され、指揮命令関係を前提とする
業務委託契約書(一般) 幅広い業務を委託する 整骨院特有の施術や患者対応を想定していない
自費診療に関する契約書 患者との契約を定める 施術者との契約ではなく患者との契約である
提携契約書 事業者同士の提携を定める 施術者個人への業務委託ではない
秘密保持契約書 秘密情報を保護する 守秘義務のみを定める契約であり業務条件は含まれない
就業規則同意書 院内規程への同意を取得する 契約条件を定めるものではなく規程への同意書である

まとめ

業務委託契約書(歩合・外注)(整骨院・接骨院)は、外部施術者との契約条件を明確化し、報酬や業務内容、患者対応、秘密保持、競業避止などを整理するための重要な契約書です。特に歩合制では、報酬計算方法や対象売上、契約終了時の取扱いなどを具体的に定めることで、双方の認識違いによるトラブルを防止できます。また、業務委託契約であっても実態が雇用契約と判断されないよう、契約内容だけでなく日常の運用についても適切に管理することが重要です。適切な契約書を整備することで、整骨院・接骨院は安心して外部施術者と協力し、安定した院運営と患者サービスの向上につなげることができます。

本ページに掲載する業務委託契約書(歩合・外注)(整骨院・接骨院)のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

 
 
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