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オンライン授業利用規約

オンライン授業、ライブ配信授業、録画授業などを提供する事業者向けのオンライン授業利用規約ひな形です。利用条件、禁止事項、知的財産権、免責事項、通信障害時の対応など、オンライン教育サービス運営に必要な条項を整理しています。

契約書名
オンライン授業利用規約
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
オンライン授業特有の録画禁止、教材共有禁止、通信環境に関する責任範囲を明確に定めている。
利用シーン
オンライン学習塾がライブ授業サービスを提供する/資格スクールが録画講座を販売する
メリット
オンライン授業運営時の著作権侵害や受講トラブルのリスクを事前に整理できる。
ダウンロード数
6件
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「オンライン授業利用規約」の本ひな形の利用にあたっては、必ず「契約書ひな形ダウンロード利用規約」をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

オンライン授業利用規約とは?

オンライン授業利用規約とは、オンライン上で授業・講座・学習コンテンツを提供する事業者が、受講者との間で適用される利用条件を定めた文書です。Zoom等を利用したライブ授業、録画配信講座、オンライン学習システム、動画教材販売など、インターネットを通じて教育サービスを提供する際には、利用規約の整備が非常に重要になります。近年では、学習塾、資格スクール、企業研修、語学教室、習い事サービスなど、多くの教育事業者がオンライン化を進めています。一方で、録画データの無断転載、教材共有、アカウント貸与、誹謗中傷、返金トラブルなど、オンライン特有の問題も増加しています。

そのため、オンライン授業利用規約を整備することで、

  • 受講ルールを明確化できる
  • 著作権侵害を防止できる
  • 返金や通信障害時のトラブルを軽減できる
  • サービス停止時の責任範囲を整理できる
  • 事業者側の法的リスクを低減できる

といったメリットがあります。オンライン教育サービスでは、「誰でも簡単に録画・共有できる」という性質があるため、通常の対面授業以上に利用規約の重要性が高いといえます。

オンライン授業利用規約が必要となるケース

オンライン授業利用規約は、以下のようなサービスを提供する場合に必要となります。

  • オンライン学習塾を運営している場合 →ライブ授業、録画授業、教材配布などの利用条件を整理する必要があります。
  • 資格講座や通信講座を販売している場合 →動画コンテンツの著作権保護や返金条件を明確にできます。
  • ZoomやGoogle Meetで授業を行う場合 →録画禁止、第三者参加禁止などを規定できます。
  • サブスク型学習サービスを提供している場合 →料金体系、契約期間、自動更新などを定める必要があります。
  • 企業向けオンライン研修を行う場合 →受講データ、教材利用範囲、守秘義務等を整理できます。
  • オンライン英会話や個別指導を行う場合 →予約変更、キャンセル、欠席時のルールを明確化できます。

オンライン教育市場は急速に拡大している一方で、利用ルールを整備していない事業者も少なくありません。特に、動画共有やSNS拡散による被害は深刻化しやすいため、事前の契約整備が重要です。

オンライン授業利用規約に盛り込むべき主な条項

オンライン授業利用規約には、一般的に以下のような条項を盛り込みます。

  • 適用範囲
  • 利用申込み・契約成立
  • 利用料金・支払方法
  • アカウント管理
  • 通信環境に関する責任
  • 禁止事項
  • 録画・録音・転載禁止
  • 知的財産権
  • 個人情報の取扱い
  • サービス停止・変更
  • 返金条件
  • 利用停止・契約解除
  • 免責事項
  • 損害賠償
  • 準拠法・管轄裁判所

特にオンライン授業では、「教材や動画コンテンツの無断利用対策」が非常に重要です。利用規約によって法的根拠を明確にしておくことで、違反行為への対応がしやすくなります。

条項ごとの解説と実務ポイント

1.利用申込み条項

オンライン授業では、Webサイト上で申込みが完結するケースが一般的です。そのため、「どの時点で契約成立となるか」を明確に定める必要があります。

通常は、

  • 利用者が申込みを行う
  • 事業者が承認する
  • 料金決済完了後に利用開始となる

という流れを規定します。また、未成年利用者が存在する場合には、「保護者の同意が必要」である旨を定めるケースもあります。

2.アカウント管理条項

オンライン授業では、IDやパスワードを利用するケースが多いため、アカウント共有禁止を明記することが重要です。

例えば、

  • 家族間でアカウント共有する
  • 友人へ動画URLを転送する
  • 複数人で1契約を使い回す

といった問題が発生しやすくなります。
そのため、

  • アカウントの第三者利用禁止
  • 貸与・譲渡禁止
  • 不正利用時の責任負担

などを明確にしておく必要があります。

3.録画・転載禁止条項

オンライン授業で最も重要な条項の一つが、録画・録音・転載禁止条項です。

現在ではスマートフォンやPCを使えば簡単に録画できるため、

  • 授業動画をYouTubeへ投稿される
  • SNSで教材画像を公開される
  • 有料講座を第三者へ配布される

といった被害が実際に発生しています。
そのため、利用規約では、

  • 録音・録画禁止
  • 教材の複製禁止
  • SNS投稿禁止
  • 第三者提供禁止

などを具体的に定めておくことが重要です。

4.知的財産権条項

オンライン授業で使用する教材、動画、画像、音声、PDF、スライドなどには著作権が存在します。

利用規約では、

  • 教材の著作権は事業者に帰属すること
  • 私的利用範囲を超えた利用禁止
  • 無断転載・配布禁止
  • 商用利用禁止

を明確に記載します。特に、動画教材ビジネスではコンテンツ自体が収益源となるため、知的財産権条項は非常に重要です。

5.通信環境条項

オンライン授業では、通信障害によるトラブルが発生しやすい特徴があります。

例えば、

  • 受講者側のWi-Fi不良
  • 端末故障
  • 通信速度低下
  • Zoom接続エラー

などが代表例です。
これらは事業者が完全にコントロールできるものではないため、

  • 通信環境は利用者が準備すること
  • 通信障害時の責任制限
  • 端末不具合への免責

を規定しておく必要があります。

6.返金条項

オンライン講座では返金トラブルが非常に多いため、返金条件を明確に定めることが重要です。

例えば、

  • 受講開始後は返金不可
  • デジタル教材は返品不可
  • 途中解約時の精算方法
  • キャンセル期限

などを規定します。特に動画コンテンツは「視聴後返品」が困難であるため、事前説明が重要になります。

7.免責事項条項

オンライン授業では、教育成果に個人差があるため、「必ず成績が上がる」「必ず合格する」などを保証できません。

そのため、利用規約では、

  • 学習成果を保証しない
  • 合格保証ではない
  • サービス内容の完全性を保証しない
  • システム停止時の責任制限

などを定めます。この条項がない場合、成績不振や不合格を理由としたクレームへ発展する可能性があります。

オンライン授業利用規約を作成する際の注意点

  • 特定商取引法との整合性を確認する →オンライン講座販売では、特定商取引法の表記整備も必要になります。
  • 返金規定を明確にする →返金不可条件を曖昧にすると、消費者トラブルへ発展しやすくなります。
  • 未成年利用への配慮を行う →保護者同意条項を設けることが望ましい場合があります。
  • プライバシーポリシーと整合させる →学習データや個人情報の取得がある場合は特に重要です。
  • 海外利用者への対応を検討する →海外受講者が存在する場合は、準拠法や言語を明確化する必要があります。
  • Zoom録画機能等の運用ルールを定める →講師側録画の有無や利用範囲を整理しておくと安全です。

オンライン授業サービスで発生しやすいトラブル

オンライン授業では、以下のようなトラブルが頻繁に発生します。

  • 教材の無断転載
  • 講義動画のSNS投稿
  • アカウント共有
  • 返金要求
  • 講師への誹謗中傷
  • Zoom荒らし行為
  • 通信障害によるクレーム
  • 録画データの流出

これらのトラブルは、利用規約を整備していない場合、事業者側が不利になる可能性があります。利用規約は単なる形式文書ではなく、「オンライン教育サービスを守るための法的インフラ」として機能します。

まとめ

オンライン授業利用規約は、オンライン教育サービスを安全かつ安定的に運営するために不可欠な文書です。

特にオンライン授業では、

  • 録画・転載リスク
  • 通信障害リスク
  • 返金トラブル
  • 著作権侵害
  • アカウント不正利用

など、対面授業にはない問題が発生します。そのため、事前に利用規約を整備し、受講者との間でルールを明確化しておくことが重要です。また、オンライン教育市場は今後さらに拡大すると予想されるため、事業拡大前の段階から法的整備を行っておくことで、長期的なトラブル防止とサービス信頼性向上につながります。

本ページに掲載するオンライン授業利用規約のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

 
 
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