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サイトマップ承認書

サイトマップ承認書は、Webサイト制作において発注者がページ構成や階層設計、ナビゲーション構造を確認し承認したことを記録する書類です。承認後の仕様変更による追加費用や納期変更の取扱いを明確化し、制作工程における認識違いを防止します。

契約書名
サイトマップ承認書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
サイト構成の承認内容と承認後の変更ルールを明確に整理できる。
利用シーン
コーポレートサイト制作でサイト構成を正式承認する/ECサイトやオウンドメディア制作前にページ設計を確定する
メリット
制作開始後の認識相違や追加費用に関するトラブルを予防できる。
ダウンロード数
4件
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サイトマップ承認書とは?

サイトマップ承認書とは、Webサイト制作において、発注者がページ構成・階層設計・ナビゲーション構造などを確認し、正式に承認したことを記録する書類です。サイトマップは、Webサイト全体の設計図にあたります。トップページ、会社概要、サービスページ、問い合わせページ、採用ページ、ブログ、商品ページなどをどのように配置するかを整理する重要な資料です。この段階で発注者と制作者の認識がずれていると、後から「このページも必要だった」「カテゴリ構成を変えたい」「導線が思っていたものと違う」といったトラブルが起こりやすくなります。そのため、サイトマップ承認書を作成しておくことで、どの構成を正式に承認したのか、承認後の変更はどのように扱うのかを明確にできます。

サイトマップ承認書が必要となるケース

サイトマップ承認書は、特にWebサイト制作やリニューアル案件で重要です。

  • コーポレートサイトを新規制作する場合
  • 既存サイトをリニューアルする場合
  • ECサイトの商品カテゴリやページ構成を決める場合
  • オウンドメディアやブログのカテゴリ設計を行う場合
  • 採用サイトやサービスサイトの導線を整理する場合

Web制作では、デザインや文章作成に入った後でサイト構成を変更すると、作業量が大きく増えることがあります。たとえば、ページを追加するだけでなく、メニュー設計、内部リンク、ワイヤーフレーム、デザイン、原稿、SEO設計にも影響します。サイトマップ承認書があれば、承認後の変更を「追加対応」として整理しやすくなり、費用や納期のトラブルを防ぎやすくなります。

サイトマップ承認書に盛り込むべき主な項目

サイトマップ承認書には、以下の項目を入れるのが一般的です。

  • 承認対象となるサイト名
  • 対象URL又は制作予定サイトの概要
  • 承認対象となるサイトマップ資料
  • ページ構成
  • ページ階層
  • ナビゲーション構造
  • カテゴリ構成
  • 承認後の変更手続
  • 追加費用や納期変更の取扱い
  • 発注者・受注者の署名又は記名欄

単に「確認しました」と記載するだけでは不十分です。どの資料を、いつ、誰が、どの範囲で承認したのかを明確にしておくことが重要です。

条項ごとの解説と実務ポイント

1. 目的条項

目的条項では、サイトマップ承認書が何のために作成されるのかを明記します。具体的には、Webサイト制作におけるページ構成、階層設計、主要導線について、発注者が確認し承認した事実を記録することを目的とします。この条項があることで、承認書の位置付けが明確になります。単なる打ち合わせメモではなく、制作工程上の重要な確認書類として扱うことができます。

2. 承認対象条項

承認対象条項では、どのサイトマップが承認対象なのかを明確にします。たとえば、別紙資料、PDF、スプレッドシート、ワイヤーフレーム、制作管理ツール上の資料など、承認対象となる資料を特定します。実務上は、以下のような情報を入れておくと安心です。

  • 資料名
  • 作成日
  • バージョン番号
  • 提出日
  • 承認日

サイトマップは修正を重ねることが多いため、どのバージョンを承認したのかを明確にしておくことが重要です。

3. 承認の効果条項

承認の効果条項では、発注者がサイトマップを承認した後、受注者がその内容に基づいて次の工程へ進めることを定めます。Web制作では、サイトマップ承認後にワイヤーフレーム作成、デザイン制作、コーディング、原稿作成、CMS構築などへ進むことが一般的です。承認後にも自由に構成変更ができる状態だと、制作側の作業が何度も戻ることになり、納期遅延や追加費用の原因になります。そのため、承認後の変更は別途協議とし、必要に応じて追加費用や納期変更が発生することを明記しておくべきです。

4. 変更依頼条項

変更依頼条項では、承認後にサイトマップを変更する場合の手続を定めます。たとえば、発注者が新しいページを追加したい場合、カテゴリ構成を変更したい場合、メニュー名を変えたい場合などが該当します。この場合、受注者は変更内容を確認し、追加作業の有無、追加費用、納期への影響を提示します。そのうえで、発注者が条件を承認した場合に変更作業を進める流れが望ましいです。口頭だけで変更を受けてしまうと、後から「無料で対応してくれると思っていた」「納期は変わらないと思っていた」といった認識違いが起こりやすくなります。

5. 確認責任条項

確認責任条項では、発注者がサイトマップの内容を十分に確認したうえで承認することを定めます。Web制作では、発注者側の確認不足により、後からページ不足や導線の見落としが発覚することがあります。もちろん、受注者側に明らかな説明不足やミスがある場合は別ですが、発注者が承認した内容については、一定の確認責任を負うことを明確にしておくことが大切です。

6. 成果保証の否定条項

サイトマップはWebサイトの構成を整理する資料ですが、サイトマップを承認したからといって、検索順位、アクセス数、問い合わせ件数、売上などの成果が保証されるわけではありません。特にSEOを意識したサイト制作では、サイト構成が重要な要素になる一方で、検索順位はコンテンツ品質、競合状況、ドメイン評価、更新頻度、外部環境など多くの要因に左右されます。そのため、サイトマップ承認書には、事業成果やSEO成果を保証するものではない旨を記載しておくと安心です。

サイトマップ承認書を作成する際の注意点

  • 承認対象の資料を明確にする
  • 最新版のサイトマップであることを確認する
  • ページ追加・削除・名称変更の扱いを決めておく
  • 承認後の変更費用を事前に説明しておく
  • メールやチャットだけでなく、承認書として記録を残す

特に重要なのは、承認対象を曖昧にしないことです。「前に送ったサイトマップ」「最新版の資料」といった表現だけでは、後からどの資料を指しているのか分からなくなる可能性があります。ファイル名、日付、バージョン番号を入れて管理することで、トラブルを防ぎやすくなります。

サイトマップ承認書とワイヤーフレーム承認書の違い

サイトマップ承認書は、Webサイト全体のページ構成や階層を承認する書類です。一方、ワイヤーフレーム承認書は、各ページ内のレイアウトや情報配置を承認する書類です。サイトマップ承認書では「どのページを作るか」を確認し、ワイヤーフレーム承認書では「各ページに何をどの順番で配置するか」を確認します。つまり、サイトマップはサイト全体の設計図、ワイヤーフレームは各ページの設計図と考えると分かりやすいです。

まとめ

サイトマップ承認書は、Webサイト制作におけるページ構成や階層設計を正式に確認するための重要な書類です。Web制作では、サイトマップの承認後にデザイン、原稿作成、コーディング、CMS構築など多くの工程が進行します。そのため、承認後に大幅な構成変更が発生すると、追加費用や納期変更につながりやすくなります。サイトマップ承認書を作成しておけば、発注者と受注者の認識をそろえ、後からのトラブルを防ぐことができます。特に、コーポレートサイト、ECサイト、オウンドメディア、採用サイトなど、ページ数が多くなる案件では、サイトマップ承認書を活用することで制作進行がスムーズになります。

本ページに掲載するサイトマップ承認書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

 
 
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