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デザイン承認書

デザイン承認書は、Webデザイン、バナー、チラシ、ロゴ、パンフレットなどのデザイン成果物について、発注者が内容を確認し正式に承認したことを記録するための書類です。承認後の修正範囲や責任分担を明確にし、制作トラブルを防止するために利用されます。

契約書名
デザイン承認書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
デザイン成果物の確認完了と正式承認を文書で記録できる。
利用シーン
Webサイトデザインの最終確認時/ロゴやパンフレットの制作完了時
メリット
承認後の修正依頼や責任範囲に関するトラブルを防止できる。
ダウンロード数
4件
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デザイン承認書とは?

デザイン承認書とは、デザイン制作会社やフリーランスのデザイナーが作成した成果物について、発注者が内容を確認し、正式に承認したことを記録するための書類です。Webサイトデザイン、ロゴ制作、バナー制作、パンフレット、チラシ、パッケージデザインなど、さまざまな制作案件で利用されています。デザイン制作では、完成後に発注者から「やはり別のデザインにしたい」「ここを変更してほしい」といった追加要望が発生することがあります。しかし、承認の記録がない場合、どの時点で制作が完了したのか、どこまでが当初の契約範囲だったのかが不明確になり、トラブルにつながることがあります。

デザイン承認書を活用することで、

  • 成果物の確認完了を証明できる
  • 納品完了のタイミングを明確にできる
  • 承認後の修正依頼を追加業務として整理できる
  • 発注者と制作者の認識違いを防げる
  • 制作トラブルを未然に防止できる

といった効果があります。特にWeb制作やグラフィックデザイン業界では、検収書や納品書と並んで重要な実務書類として利用されています。

デザイン承認書が必要となるケース

デザイン承認書は、次のような場面で活用されます。

Webサイト制作

トップページや下層ページのデザインが完成した段階で承認を取得します。承認後にコーディングへ進むことで、デザイン変更による手戻りを防ぐことができます。

ロゴ制作

企業ロゴやブランドロゴの最終案について承認を取得します。ロゴは長期間使用されるため、正式な承認記録を残しておくことが重要です。

バナー制作

広告バナーやSNS投稿画像などの制作案件で利用されます。広告配信後のデザイン変更トラブルを予防できます。

パンフレット・チラシ制作

印刷前の最終デザイン確認として利用されます。

印刷後は修正が困難になるため、承認書の取得が特に重要です。

パッケージデザイン

商品パッケージやラベル制作において最終確認資料として利用されます。誤字脱字や表示ミスに関する責任範囲を明確化できます。

デザイン承認書に記載すべき主な項目

デザイン承認書には、以下の項目を記載するのが一般的です。

  • 案件名
  • 成果物名
  • 制作内容
  • 提出日
  • 承認日
  • 発注者情報
  • 制作者情報
  • 承認の意思表示
  • 承認後の修正に関する取扱い
  • 知的財産権に関する確認事項

これらを記載することで、後日の紛争防止に役立ちます。

条項ごとの解説と実務ポイント

1.対象成果物の明確化

承認書では、どの成果物を承認したのかを具体的に記載する必要があります。

例えば、

  • Webサイトトップページデザイン
  • 企業ロゴ最終案
  • A4パンフレットデザイン
  • Instagram広告バナー

など、成果物を特定できるように記載します。成果物が不明確だと、後から別デザインに関する争いが発生する可能性があります。

2.承認条項

承認条項は、発注者が内容を確認し、正式に了承したことを明文化する条項です。

実務上は、

  • 署名
  • 押印
  • 電子署名
  • メール承認
  • チャット承認

などを有効な承認方法として定めることが多くなっています。近年では電子契約サービスを利用した承認も増加しています。

3.承認後の修正条項

デザイン承認書で最も重要な条項の一つです。

承認後の修正依頼について、

  • 追加業務として扱う
  • 別途見積もりを行う
  • 納期を再設定する

と定めることで、無償修正の繰り返しを防ぐことができます。特にフリーランスや小規模制作会社では必須の条項といえます。

4.責任範囲の明確化

発注者が承認した後に発見された誤記や内容ミスについて、責任範囲を整理する条項です。

例えば、

  • 発注者が提供した文章の誤り
  • 商品情報の誤記
  • 電話番号や住所の誤入力
  • 掲載データの間違い

などについて、制作者が無制限に責任を負わないように定めます。

5.知的財産権条項

承認と著作権譲渡は別の問題です。

そのため、

  • 著作権は誰に帰属するのか
  • 利用許諾の範囲はどうなっているか
  • 二次利用は可能か
  • ポートフォリオ掲載は可能か

などは別途契約書や利用許諾契約で整理する必要があります。デザイン承認書では、その確認事項を明記することが一般的です。

デザイン承認書と検収書の違い

デザイン承認書と検収書は似ていますが、目的が異なります。

項目 デザイン承認書 検収書
目的 デザイン内容の承認 納品物の受領確認
対象 デザイン成果物 納品物全般
取得時期 デザイン確定時 納品完了時
主な役割 修正範囲の確定 契約履行の確認
利用場面 制作工程中 納品工程

Web制作案件では、デザイン承認書と検収書を併用するケースも多く見られます。

デザイン承認書を利用するメリット

修正トラブルを防止できる

承認後の追加修正を有償対応と整理できるため、認識違いを防げます。

納品工程がスムーズになる

承認の記録が残るため、制作進行が円滑になります。

責任範囲を明確化できる

誤字脱字や情報ミスの責任所在を整理できます。

社内確認の証跡になる

クライアント側の承認履歴として活用できます。

法的証拠として利用できる

トラブル発生時に、承認済みであることを示す証拠になります。

デザイン承認書を作成する際の注意点

  • 承認対象となる成果物を具体的に記載する
  • 承認日を必ず記録する
  • 承認後の修正ルールを明記する
  • メールやチャット承認の取扱いを定める
  • 著作権条項との整合性を確認する
  • 制作契約書や業務委託契約書との内容を一致させる

特にデザイン制作案件では、契約書と承認書の内容が矛盾しないように注意が必要です。

まとめ

デザイン承認書は、デザイン成果物について発注者が正式に承認したことを記録する重要な書類です。Webデザイン、ロゴ制作、バナー制作、パンフレット制作など幅広い案件で活用されており、承認後の修正範囲や責任分担を明確にすることで、制作現場で発生しやすいトラブルを防ぐことができます。特に制作会社やフリーランスにとっては、無償修正の拡大や認識違いによる紛争を回避するための有効な手段となります。制作契約書や検収書とあわせて活用することで、より安全かつ円滑な制作体制を構築できるでしょう。

本ページに掲載するデザイン承認書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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株式会社peko(mysign運営)|mysign(マイサイン) 運営チーム

株式会社pekoが運営する電子契約サービス「mysign(マイサイン)」の運営チームメンバー。法令遵守と信頼性の高い契約運用をテーマに、電子署名や契約実務に関する情報を発信しています。

 
 
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