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スマホアプリ開発契約書

スマホアプリ開発契約書は、iOS・Androidアプリの企画、設計、開発、テスト、納品、検収、知的財産権、保守、報酬などの条件を定める契約書です。受託開発における仕様変更や追加開発、成果物の権利帰属など、開発現場で発生しやすいトラブルを未然に防ぐために活用できます。

契約書名
スマホアプリ開発契約書
バージョン / ファイル
1.00 / Word
作成日 / 更新日
特徴
スマホアプリ開発に必要な仕様変更、検収、知的財産権、追加開発、アプリストア公開までを包括的に定められます。
利用シーン
企業が開発会社へiOS・Androidアプリの開発を委託する場合/スタートアップがフリーランスや制作会社へスマホアプリ開発を依頼する場合
メリット
開発範囲や成果物の権利、追加費用や保守対応を明確化し、開発トラブルや認識違いを防止できます。
ダウンロード数
3件
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「スマホアプリ開発契約書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず「契約書ひな形ダウンロード利用規約」をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

スマホアプリ開発契約書とは?

スマホアプリ開発契約書とは、企業や個人事業主が開発会社やフリーランスへスマートフォンアプリの開発を依頼する際に締結する契約書です。iPhone向けのiOSアプリやAndroidアプリの新規開発だけでなく、既存アプリの改修や機能追加、保守運用などにも利用されます。スマホアプリ開発では、開発途中で仕様変更が発生したり、納品後に不具合が見つかったり、著作権の帰属について認識違いが生じたりするケースが少なくありません。そのため、契約書によって双方の役割や責任を明確にしておくことが重要です。特に次のような内容は、契約締結時に整理しておく必要があります。

  • 開発するアプリの内容
  • 対応するOS(iOS・Android)
  • 開発スケジュール
  • 報酬及び支払方法
  • 検収方法
  • 仕様変更時の対応
  • 知的財産権の帰属
  • 保守・運用の範囲

これらを契約書で定めることにより、開発中・納品後のトラブルを大幅に減らすことができます。

スマホアプリ開発契約書が必要となるケース

スマホアプリ開発契約書は、次のような場面で利用されます。

新規アプリを開発する場合

企業が新サービスを開始するためにスマホアプリを制作する場合は、開発範囲や納品条件を契約書で明確にします。

既存アプリを改修する場合

機能追加やUI改善などの改修案件では、追加開発の範囲や費用を整理するために契約書が重要になります。

スタートアップが外部へ開発を委託する場合

自社にエンジニアがいない企業では、外部開発会社へ依頼するケースが多く、権利帰属や納期管理を契約で定める必要があります。

フリーランスへ依頼する場合

個人開発者へ委託する場合も、報酬や成果物の所有権を明確にすることでトラブルを防止できます。

アプリ公開まで依頼する場合

App StoreやGoogle Playへの公開申請まで委託する場合は、その業務範囲も契約書へ記載します。

スマホアプリ開発契約書に盛り込むべき主な条項

一般的には次の条項を盛り込みます。

  • 契約の目的
  • 業務内容
  • 仕様書・要件定義
  • 開発スケジュール
  • 仕様変更の手続
  • 甲乙双方の協力義務
  • 再委託
  • 納品・検収
  • 報酬及び支払方法
  • 追加開発
  • 知的財産権
  • オープンソースソフトウェアの利用
  • 秘密保持
  • 個人情報保護
  • 保証・瑕疵対応
  • 保守運用
  • アプリストア公開
  • 契約解除
  • 損害賠償
  • 反社会的勢力の排除
  • 準拠法・合意管轄

これらを網羅することで、実務で利用しやすい契約書になります。

条項ごとの解説と実務ポイント

1. 業務内容

契約書の中でも最も重要なのが業務内容です。「アプリを開発する」とだけ記載すると、画面デザイン、サーバー構築、API開発、ストア公開まで含まれるのか曖昧になります。
そのため、

  • 画面数
  • 搭載機能
  • 対応OS
  • バックエンド開発
  • 管理画面
  • 通知機能
  • ログイン機能

などを仕様書で具体化することが重要です。

2. 仕様変更条項

スマホアプリ開発では、途中で仕様変更が発生することが珍しくありません。
例えば、

  • 新機能追加
  • デザイン変更
  • 画面数増加
  • API追加
  • OS対応追加

などが代表例です。
仕様変更時は、

  • 追加見積
  • 納期変更
  • 双方の書面合意

を契約書で定めておくことで認識違いを防げます。

3. 検収条項

納品後は、発注者が成果物を確認する「検収」が行われます。
検収期間を設定し、

  • 不具合がある場合
  • 修正方法
  • 修正期限
  • 検収完了日

を定めることが重要です。
検収期限までに何も連絡がない場合は、自動的に検収完了とみなす規定を設けることも一般的です。

4. 知的財産権

アプリ開発で最もトラブルになりやすいのが著作権です。
例えば、

  • ソースコード
  • 画面デザイン
  • アイコン
  • ロゴ
  • データベース
  • 仕様書

などの帰属先を明確にします。
一般的には、

  • 報酬支払後に発注者へ譲渡
  • 受託者に帰属し利用許諾のみ行う

のどちらかを採用します。

5. オープンソースソフトウェア

近年のアプリ開発では、多くのOSS(オープンソースソフトウェア)が利用されています。
例えば、

  • Flutter
  • React Native
  • Firebase SDK
  • 各種ライブラリ

などです。OSSにはライセンス条件があるため、利用条件を契約書でも整理しておくことが望まれます。

6. App Store・Google Play公開

公開申請は、開発完了後に別作業として行われます。
契約では、

  • 誰が公開申請するか
  • デベロッパーアカウントの管理者
  • 公開後の対応
  • 審査リジェクト時の対応

などを定めておくと安心です。特に、AppleやGoogleの審査結果は第三者の判断によるため、開発会社が審査通過を保証できないことを明記しておくことが重要です。

7. 保守・運用

納品後も、

  • OSアップデート対応
  • バグ修正
  • サーバーメンテナンス
  • セキュリティ更新

などが必要になります。
保守契約は開発契約とは別契約にするケースが一般的です。

8. 保証・不具合対応

保証期間を定めることで、納品後に発見された契約内容に適合しない不具合への対応範囲を明確にできます。
一方で、

  • 仕様変更による修正
  • 利用者の操作ミス
  • 第三者による改変
  • OS仕様変更

などは保証対象外とすることが一般的です。

スマホアプリ開発契約書を作成する際の注意点

  • 要件定義書や仕様書との内容を一致させる。
  • 追加開発が発生した場合の費用負担を明確にする。
  • 著作権やソースコードの帰属を契約書で明確にする。
  • OSSライセンスや第三者サービスの利用条件を確認する。
  • App Store・Google Playの審査は保証できないことを記載する。
  • 検収期間や修正回数を明確にする。
  • 保守契約が必要な場合は別途契約を締結する。
  • 個人情報を扱う場合は個人情報保護法など関係法令との整合性を確認する。

スマホアプリ開発契約書と関連書類との違い

書類名 目的 利用タイミング
スマホアプリ開発契約書 アプリ開発全体の権利義務を定める 契約締結時
要件定義確認書 開発要件・機能要件を確定する 要件定義完了時
仕様書承認書 システム仕様や画面仕様を承認する 詳細設計完了時
画面設計承認書 UI・画面レイアウトを承認する デザイン完成時
検収書 納品物の受領・検査完了を確認する 納品後
保守運用契約書 納品後の保守・運用条件を定める サービス運用開始前

まとめ

スマホアプリ開発契約書は、アプリ開発プロジェクト全体を円滑に進めるための重要な契約書です。特に、仕様変更、検収、追加開発、知的財産権、保守運用などは、開発現場でトラブルが発生しやすい項目です。契約締結時にこれらを明確に定めておくことで、発注者と受託者の認識を統一し、納品後の紛争リスクを大幅に軽減できます。また、要件定義確認書や仕様書承認書などの関連書類と併せて運用することで、開発工程ごとの合意内容を文書化でき、より安全かつスムーズなプロジェクト運営につながります。

本ページに掲載するスマホアプリ開発契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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