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コラボカフェ開催契約書

コラボカフェ開催契約書は、カフェ・喫茶店とブランドやコンテンツ事業者等が共同でコラボカフェを開催する際に使用する契約書です。役割分担、費用負担、売上の精算、飲食物・商品の取扱い、知的財産権などを定めます。

契約書名
コラボカフェ開催契約書
バージョン / ファイル
1.00/ Word
作成日 / 更新日
特徴
コラボカフェの企画・運営から売上精算、飲食物・商品販売、ロゴ等の知的財産利用まで幅広く定められる。
利用シーン
カフェとキャラクター・作品の権利者が期間限定コラボカフェを開催する/カフェと企業・ブランドが共同で限定メニューやコラボ商品を展開する
メリット
開催前に役割分担、費用、売上、権利関係などを明確化し、コラボカフェ運営に伴うトラブルを予防できる。
ダウンロード数
8件
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「コラボカフェ開催契約書」の本ひな形の利用にあたっては、必ず「契約書ひな形ダウンロード利用規約」をご確認ください。無料ダウンロードされた時点で、規約に同意いただいたものとさせていただきます。

コラボカフェ開催契約書とは?

コラボカフェ開催契約書とは、カフェ・喫茶店と、企業、ブランド、キャラクター・作品の権利者、クリエイターなどが共同でコラボレーション企画を実施する際に、開催条件や双方の権利義務を定める契約書です。コラボカフェでは、通常の店舗営業とは異なり、限定メニューの提供、コラボ商品の販売、店内装飾、キャラクターやブランドロゴの使用、SNSでの告知など、複数の業務や権利関係が発生します。

そのため、開催前に契約書を作成し、

  • コラボカフェの開催期間・開催場所
  • 双方の役割分担
  • 開催費用を誰が負担するか
  • 飲食・グッズ等の売上をどのように分配するか
  • コラボメニューや商品の取扱い
  • キャラクター、ロゴ、画像等の使用条件
  • 広告・SNS等による宣伝方法
  • イベントが中止になった場合の対応

などを明確にしておくことが重要です。特にコラボカフェでは、店舗運営者とコンテンツ・ブランド側で担当する業務が大きく異なることがあります。口頭の打ち合わせだけで企画を進めると、費用負担や売上分配、デザインの使用範囲などについて認識の違いが生じる可能性があります。コラボカフェ開催契約書は、こうした認識の相違を防ぎ、企画から終了までのルールを明確にする役割を持っています。今回のひな形も、mysignプロジェクトで定められた契約書制作方針に基づき、実務で問題になりやすい事項を体系的に整理する構成としています。

コラボカフェ開催契約書が必要となるケース

コラボカフェ開催契約書は、単に店舗の場所を貸すだけではなく、店舗側とコラボ相手が共同して企画・運営する場合に特に重要となります。

1. キャラクターや作品とのコラボカフェを開催する場合

アニメ、漫画、ゲーム、映画、キャラクターなどをテーマとした期間限定カフェでは、イラスト、キャラクター名、作品ロゴなどの知的財産を利用することがあります。そのため、使用できる素材、利用期間、利用媒体、加工の可否などを明確にする必要があります。また、キャラクターを使用したメニュー、ノベルティ、オリジナルグッズなどを制作する場合には、それぞれについて権利者の許諾が必要となる可能性があります。

2. 企業やブランドとのコラボ企画を行う場合

食品メーカー、アパレルブランド、化粧品会社、雑貨ブランドなどとカフェが共同でキャンペーンを開催するケースです。例えば、ブランドの商品をイメージした限定ドリンクを販売したり、購入者に限定ノベルティを配布したりする企画が考えられます。この場合も、ブランド名やロゴの使用方法だけでなく、広告費、商品提供費、制作費などの負担を明確にしておく必要があります。

3. クリエイターやアーティストと共同開催する場合

イラストレーター、写真家、デザイナー、音楽家などと共同して期間限定カフェを開催することもあります。作品の展示だけでなく、グッズ販売や限定メニューなどを組み合わせる場合、作品そのものの権利と、コラボ企画用に新しく制作したデザイン等の権利を区別して整理することが重要です。

4. コラボ商品を販売する場合

コラボカフェでは、飲食メニューだけでなく、アクリルグッズ、ステッカー、マグカップ、菓子、コーヒー豆などの商品を販売するケースがあります。

この場合には、

  • 商品の製造主体
  • 販売価格
  • 仕入価格
  • 販売手数料
  • 在庫管理
  • 売れ残った商品の処理
  • 返品・交換への対応

なども決めておくことが重要です。

コラボカフェ開催契約書に盛り込むべき主な条項

コラボカフェ開催契約書では、一般的に次のような事項を定めます。

  • 契約の目的
  • イベント名称・開催場所・開催期間等
  • 店舗側とコラボ相手の役割分担
  • 企画内容の決定・変更方法
  • 開催費用の負担
  • 飲食・商品等の売上及び精算方法
  • 飲食物の提供及び衛生管理
  • コラボ商品の販売条件
  • 知的財産権の帰属
  • 名称・ロゴ・画像等の使用条件
  • 広告宣伝・SNS投稿等のルール
  • 第三者の権利侵害への対応
  • 秘密情報及び個人情報の取扱い
  • 開催中止・変更時の対応
  • 禁止事項
  • 契約解除
  • 損害賠償
  • 契約期間
  • 準拠法及び合意管轄

コラボカフェは、飲食店営業とイベント運営、商品販売、知的財産の利用が組み合わさる企画です。そのため、単純なイベント開催契約書だけではなく、飲食店特有の衛生管理やブランド・コンテンツ利用についても整理しておくことがポイントとなります。

条項ごとの解説と実務ポイント

1. 本イベントの概要

契約書では、まず何を共同開催する契約なのかを特定します。イベント名称、開催場所、開催期間、営業時間、実施内容などを記載しておくことで、契約の対象範囲が明確になります。特に期間限定のコラボカフェでは、開催準備期間と実際の営業期間を混同しないよう注意が必要です。開催内容が変更される可能性がある場合には、変更について双方の合意を必要とするルールも設けておくとよいでしょう。

2. 役割分担

コラボカフェ開催契約書の中でも重要な条項です。

例えば、店舗側が、

  • 店舗の提供
  • 飲食物の調理
  • 接客
  • スタッフ管理
  • 衛生管理
  • レジ・売上管理

を担当し、コラボ相手が、

  • キャラクター等の素材提供
  • デザイン監修
  • コラボ商品の手配
  • 公式SNS等での宣伝

を担当するという形が考えられます。担当者や期限まで決まっている場合は、契約書とは別に役割分担表やスケジュールを作成しておく方法もあります。

3. 費用負担

コラボカフェでは、さまざまな費用が発生します。

例えば、

  • 店舗装飾費
  • メニュー開発費
  • 食材費
  • グッズ制作費
  • デザイン費
  • 広告宣伝費
  • スタッフ人件費
  • 配送費

などがあります。契約時点で費用負担を決めていないと、企画終了後に誰が支払うのかという問題が発生しやすくなります。費用項目ごとに負担者を決めるほか、一定額以上の費用を支出する場合には相手方の事前承諾を必要とする方法も有効です。

4. 売上及び精算

コラボカフェでは、飲食売上とグッズ売上を分けて取り扱う場合があります。例えば、飲食売上は店舗側に帰属し、コラボ商品については売上の一定割合を権利者側へ支払うなど、企画によって精算方法は異なります。

そのため、

  • 売上の範囲
  • 売上の帰属先
  • 双方の分配割合
  • 控除できる費用
  • 精算日
  • 支払期限
  • 売上記録の確認方法

などを具体的に定めることが重要です。特に「売上の○%」とだけ定めると、消費税、決済手数料、材料費等を差し引く前の金額なのか、差し引いた後の金額なのかが問題となることがあります。計算の基礎となる金額を明確にしておきましょう。

5. 飲食物の提供及び衛生管理

コラボカフェは飲食物を提供するため、食品衛生に関する対応も重要です。飲食物の調理・提供を担当する者を明確にし、食品衛生法その他の関係法令を遵守する旨を定めます。また、コラボメニューには通常の店舗メニューでは使用していない食材が使われる可能性があります。食物アレルギーへの対応や原材料情報についても、誰が情報を確認し、誰が顧客へ案内するのかを事前に整理しておくことが望まれます。

6. コラボ商品の販売

コラボ商品を販売する場合には、商品の品質だけでなく、販売後の対応まで検討します。例えば、商品に不良があった場合に店舗が交換対応を行うのか、商品の製造・提供者へ案内するのかによって、店舗スタッフの対応も変わります。また、期間限定イベントでは終了時に在庫が残る可能性があります。残存在庫を返却するのか、店舗が買い取るのか、イベント終了後も販売できるのかを決めておくことも重要です。

7. 知的財産権

コラボカフェでは、知的財産権の取扱いが特に重要です。キャラクター、イラスト、ロゴ、写真、文章、商品デザインなどには著作権や商標権等が関係する可能性があります。基本的には、双方が契約締結前から保有している権利については、従前の権利者に帰属することを確認します。一方、コラボ企画のために新しく制作したメニュー名、イラスト、デザイン、販促物、商品等については、制作主体だけで判断せず、権利帰属と利用条件をあらかじめ決めることが重要です。

8. 名称・ロゴ等の使用

相手方の名称、ロゴ、キャラクター、画像等については、コラボカフェを開催するからといって自由に利用できるわけではありません。

契約書では、

  • 使用できる素材
  • 使用目的
  • 使用期間
  • 使用媒体
  • 加工・改変の可否
  • 事前監修の有無
  • 契約終了後の取扱い

などを整理します。例えば、店頭ポスターへの利用は許可されていても、別商品のパッケージやイベント終了後の広告への利用までは認められていない場合があります。

9. 広告宣伝・SNS投稿

コラボカフェではSNSによる情報発信が集客上重要となります。一方で、情報解禁日前の投稿、未承認デザインの掲載、誤った開催情報の投稿などはトラブルにつながります。そのため、広告物やSNS投稿について、どの範囲まで事前確認を必要とするかを決めておくことが重要です。特にキャラクターや著名ブランドとのコラボでは、ブランドガイドラインや監修ルールが設けられている場合があるため、それらとの整合性にも注意します。

10. 秘密保持

コラボ企画の準備段階では、未公開の商品、デザイン、キャンペーン情報、販売計画などを共有することがあります。情報解禁前に内容が外部へ流出すると、企画そのものに影響する可能性があります。そのため、秘密情報の対象、第三者への開示禁止、目的外利用の禁止などを契約で定めておくことが重要です。秘密保持条項では、公知情報や適法に第三者から取得した情報などを対象外とする構成も一般的です。今回参照している契約書レベルでも、秘密情報の定義、例外、第三者への開示、返還等を体系的に規定する構成が採られています。

11. 開催中止・変更

コラボカフェでは、予期しない事情によって開催できなくなる可能性もあります。

例えば、

  • 台風・地震等の自然災害
  • 感染症の流行
  • 店舗設備の重大な故障
  • 停電
  • 交通機関の障害
  • 行政機関による命令・要請

などです。中止そのものだけでなく、すでに制作したグッズ、広告物、仕入済みの食材、装飾品等の費用を誰が負担するのかが問題になります。不可抗力による中止と、一方当事者の契約違反等による中止を区別して規定しておくことがポイントです。

12. 契約解除

契約違反が発生した場合に、どのような条件で契約を終了できるのかを定めます。通常の契約違反については、一定期間を設けて是正を求め、それでも改善されない場合に解除できる形が考えられます。一方、重大な信用毀損、支払不能、反社会的勢力との関係など、契約関係を直ちに継続できなくなる事情については、催告なしで解除できるよう定める方法があります。

コラボカフェ開催契約書を作成する際の注意点

売上の分配率だけでなく計算方法まで決める

売上分配について「甲60%、乙40%」と定めるだけでは十分でない場合があります。決済手数料、消費税、材料費、販売手数料などをどの段階で控除するかによって、最終的な分配額が変わるためです。売上の定義と控除項目まで具体的に決めておくことが重要です。

既存の権利と新しく制作する成果物を区別する

コラボ前から存在するキャラクターやロゴと、コラボカフェのために新しく制作したイラストや商品デザインでは、権利関係が異なることがあります。「コラボだから共同所有」と考えるのではなく、それぞれの権利帰属を確認しましょう。

契約終了後の素材利用について定める

イベントが終了しても、SNSの過去投稿、店舗Webサイト、イベントレポートなどにコラボ画像が残ることがあります。完全に削除するのか、過去の開催実績として掲載を継続できるのかについても、必要に応じて事前に決めておくとトラブルを防ぎやすくなります。

食品とグッズの責任主体を明確にする

飲食物について問題が発生した場合と、販売したコラボグッズに不良があった場合では、対応主体が異なる可能性があります。顧客から見れば同じコラボカフェの商品であっても、契約当事者間では責任分担を明確にしておく必要があります。

他社の契約書をそのまま流用しない

コラボカフェは、キャラクターコラボ、企業コラボ、アーティストコラボなどによって必要な条件が大きく異なります。他社の契約書をそのままコピーするのではなく、自社の企画内容に合わせて契約書を調整することが重要です。また、契約書ひな形についても、具体的な取引条件に合わせた調整が必要です。本プロジェクトでは、公開する契約書について全文オリジナルで作成し、一般的な参考例として専門家への確認を推奨する方針としています。

コラボカフェ開催前に確認しておきたいポイント

実際に契約を締結する前には、少なくとも次の事項を双方で確認しておくとよいでしょう。

  • イベント名称、開催期間、営業時間が確定しているか
  • 店舗側とコラボ相手の担当業務が明確になっているか
  • 装飾費、広告費、商品制作費等の負担者が決まっているか
  • 飲食売上とグッズ売上の帰属・分配方法が決まっているか
  • ロゴ、キャラクター、画像等について必要な利用許諾を得ているか
  • 制作物について監修が必要な範囲と期限が決まっているか
  • コラボ商品の在庫管理とイベント終了後の処理方法が決まっているか
  • 食品衛生及びアレルギー対応の担当者が明確になっているか
  • SNS投稿や広告物の確認フローが決まっているか
  • イベント中止時の費用負担について合意しているか

これらを契約締結前に整理することで、コラボカフェの準備から開催終了後の精算まで進めやすくなります。

まとめ

コラボカフェ開催契約書は、カフェ・喫茶店と企業、ブランド、コンテンツ事業者、クリエイターなどが共同でコラボカフェを開催する際に、双方の役割や権利義務を整理するための契約書です。コラボカフェでは、店舗運営だけでなく、限定メニュー、商品販売、広告宣伝、キャラクター・ロゴ等の利用など、さまざまな要素が組み合わされます。そのため、開催期間や役割分担だけでなく、費用負担、売上分配、衛生管理、知的財産権、素材利用、広告宣伝、開催中止時の対応まで契約書で明確にしておくことが重要です。特に、売上の計算方法や新規制作物の権利帰属、イベント終了後の素材利用などは、双方の認識に違いが生じやすいポイントです。企画内容に応じて具体的な条件を定めることで、トラブルの予防と円滑なコラボカフェ運営につながります。

本ページに掲載するコラボカフェ開催契約書のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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