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家計改善相談申込書(FP)

家計改善相談申込書(FP)は、ファイナンシャルプランナーへ家計の見直しを相談する際に、収入・支出・資産・負債や相談目的、改善目標などを整理して申し込むための書式です。相談前の情報整理とヒアリングの効率化に活用できます。

契約書名
家計改善相談申込書(FP)
バージョン / ファイル
1.00/ Word
作成日 / 更新日
特徴
家計の収支・資産・負債から改善目標まで、FP相談に必要な基本情報を一つの申込書で整理できる。
利用シーン
毎月の生活費や固定費を見直すためFPへ相談する/教育費・住宅費・老後資金などを踏まえて家計全体を改善したい場合に利用する
メリット
相談前に家計状況と改善したいポイントを整理できるため、FPによるヒアリングや家計分析をスムーズに進められる。
ダウンロード数
3件
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家計改善相談申込書(FP)とは?

家計改善相談申込書(FP)とは、ファイナンシャルプランナー(FP)へ家計の見直しや改善について相談する際に、相談者の基本情報、収入・支出、資産・負債、相談したい内容、将来の目標などを整理して申し込むための書類です。家計改善の相談では、単に毎月の収入だけを確認するのではなく、住居費、食費、保険料、教育費、通信費、ローン返済額などの支出状況に加え、預貯金や金融資産、住宅ローンなどの負債を含めて家計全体を把握することが重要です。そのため、相談前に家計改善相談申込書を提出してもらうことで、FP側は相談者の状況をあらかじめ把握し、限られた相談時間をより有効に活用できます。家計改善相談申込書には、主に次のような役割があります。

  • 相談者の基本情報を確認する
  • 現在の家計収支を把握する
  • 保有している資産や負債を確認する
  • 家計改善の目的や優先順位を明確にする
  • 相談に必要となる資料を確認する
  • FPが提供する相談業務の範囲を明確にする
  • 個人情報の取扱いや相談時の注意事項を確認する

特に、家計改善相談では相談者ごとに家族構成、収入、生活費、住宅ローン、教育費、保険、貯蓄状況などが大きく異なります。申込段階で必要な情報を整理しておくことは、相談者とFP双方にとって重要です。

家計改善相談申込書が必要となるケース

家計改善相談申込書は、FP事務所や独立系ファイナンシャルプランナーなどが、個人から家計に関する相談を受け付ける場合に利用できます。代表的な利用ケースは次のとおりです。

  • 毎月の生活費を見直したい場合
  • 固定費を削減したい場合
  • 貯蓄できる家計に改善したい場合
  • 結婚や出産を機に家計を見直したい場合
  • 子どもの教育資金について相談したい場合
  • 住宅購入や住宅ローンを踏まえて家計を整理したい場合
  • 老後資金の準備について相談したい場合
  • 保険料を含めた毎月の支出を確認したい場合
  • 借入金やローン返済を含めて家計を改善したい場合
  • NISAやiDeCoなどによる資産形成を始める前に家計状況を整理したい場合

家計相談では、相談者自身が毎月どの程度支出しているのか正確に把握していないケースもあります。申込書に収入や支出などを記入してもらうことで、相談前の段階から家計を整理するきっかけを作ることができます。

家計改善相談申込書に記載する主な項目

家計改善相談申込書には、相談者の氏名や連絡先だけでなく、家計分析に必要となる情報を適切に盛り込むことが重要です。一般的には、次のような項目を設けます。

  • 申込者情報
  • 希望する相談内容
  • 世帯収入
  • 毎月の支出
  • 預貯金や金融資産
  • 住宅ローンなどの負債
  • 家計改善の目標
  • 相談時に提供する資料
  • 提供情報に関する確認事項
  • 相談業務の範囲
  • 相談結果に関する確認事項
  • 金融商品等に関する情報提供
  • 個人情報の取扱い
  • 相談料や支払方法
  • 予約変更・キャンセル
  • 申込者の確認・署名

単なる予約フォームではなく、実際の家計相談で必要となる事項まで整理しておくことがポイントです。

項目ごとの解説と実務ポイント

1.申込者情報

最初に、氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、職業、勤務先、配偶者や扶養家族の有無などを記載してもらいます。家計改善では、本人だけでなく世帯全体の収支を確認することが重要です。そのため、必要に応じて配偶者や扶養家族についても確認できる項目を設けます。また、対面、オンライン、電話など複数の相談方法を提供している場合には、希望する相談方法や希望日時を記入できるようにすると受付業務を効率化できます。

2.相談内容

家計相談といっても、相談者が抱えている悩みはさまざまです。例えば、生活費の削減を希望している人と、住宅購入を予定している人では、確認すべき事項が異なります。

相談内容については、

  • 生活費の見直し
  • 固定費の見直し
  • 貯蓄計画
  • 教育資金
  • 住宅ローン
  • 老後資金
  • 保険料
  • 資産形成
  • 借入金の返済

など、代表的な項目を選択できる形式にしておくと便利です。さらに自由記入欄を設けることで、選択肢だけでは把握できない具体的な悩みを確認できます。

3.世帯収入

家計改善を検討するためには、家計にどの程度のお金が入っているのかを把握する必要があります。本人の手取り収入だけでなく、配偶者の収入、賞与、副業収入その他の収入がある場合には、それらを含めて確認します。家計改善では額面年収だけで判断するのではなく、実際に家計へ入る手取り収入を確認することも重要です。

4.毎月の支出

支出は家計改善相談の中心となる情報です。住居費、食費、水道光熱費、通信費、保険料、教育費、交通費、自動車関連費、医療費、娯楽・交際費、ローン返済額などに分けて確認すると、どの支出が家計を圧迫しているのか分析しやすくなります。支出項目を細かくしすぎると申込者の記入負担が大きくなるため、初回申込書では主要な項目に絞り、必要に応じて面談時に詳細を確認する方法も考えられます。

5.資産・負債

毎月の収支だけでは、家計全体の状態を判断できない場合があります。例えば、毎月黒字であっても大きな住宅ローンやその他の借入れが存在する場合があります。一方、毎月の収支に余裕がなくても、十分な預貯金を保有している場合もあります。

そのため、

  • 預貯金
  • 株式
  • 投資信託
  • その他の金融資産
  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • カードローン
  • その他の借入金

などを確認し、家計全体の資産と負債を把握できるようにします。

6.家計改善の目標

家計改善では、単に支出を減らすことだけが目的とは限りません。「毎月5万円を貯蓄したい」「3年後の住宅購入に備えたい」「子どもの大学進学までに教育資金を準備したい」など、相談者によって目標は異なります。申込書では、家計改善によって何を実現したいのか、いつまでに達成したいのかを確認できる項目を設けることが有効です。目標が具体的になるほど、FP側も相談者の希望に沿った家計改善案を検討しやすくなります。

7.相談に必要な資料

家計分析では、申込者の自己申告だけでなく、必要に応じて資料を確認することがあります。

例えば、

  • 給与明細
  • 源泉徴収票
  • 家計簿
  • 預貯金の状況が分かる資料
  • 住宅ローンの返済予定表
  • 保険証券
  • 金融資産の保有状況が分かる資料

などです。ただし、家計相談では非常に重要な個人情報を取り扱うことになります。相談に必要な範囲を超えて資料の提出を求めないことも大切です。

8.提供情報に関する確認事項

FPが行う家計分析やシミュレーションは、基本的に相談者から提供された情報を前提として行われます。そのため、収入や支出などの情報に大きな誤りや不足があれば、分析結果も実際の家計状況と異なる可能性があります。申込書では、相談者に可能な範囲で正確かつ最新の情報を提供してもらうことや、提供された情報によって試算結果が変わる可能性があることを明確にしておくとよいでしょう。

9.家計改善相談の業務範囲

家計改善相談申込書では、FPがどこまでのサービスを提供するのかを明確にすることも重要です。一般的な家計改善相談では、家計収支の整理、支出の見直し、貯蓄計画、将来資金のシミュレーションなどが中心になります。一方で、相談内容によっては税務、法律、金融商品取引など、資格や登録との関係を確認すべき分野に及ぶ可能性があります。そのため、相談申込書や別途締結する契約書などでサービスの範囲を整理し、必要に応じて税理士、弁護士その他の専門家への相談を案内できる体制を整えておくことが重要です。

10.相談結果に関する確認事項

家計シミュレーションでは、将来の収入、支出、物価、金利、社会保障制度などについて一定の前提条件を設定する場合があります。しかし、これらの条件は将来変化する可能性があります。そのため、家計改善相談申込書には、シミュレーションや提案が将来の結果を保証するものではないことを記載しておくことが重要です。相談者自身にも、最終的な契約や取引などについては自ら判断する必要があることを理解してもらいます。

11.NISA・iDeCoなど金融商品に関する情報提供

家計改善相談では、支出削減だけでなく、NISAやiDeCoなどを利用した資産形成について質問されることがあります。この場合、FPが実際に行う業務内容に応じて、金融商品に関する法令や登録制度との関係を確認する必要があります。家計改善相談と、特定の金融商品の取得や売却などに関する業務を混同しないよう、提供するサービスの範囲を明確にしておくことが大切です。

12.個人情報の取扱い

家計改善相談では、通常のサービス以上に多くの個人情報を扱う可能性があります。

氏名や住所だけでなく、

  • 勤務先
  • 年収
  • 預貯金額
  • 金融資産
  • 住宅ローン
  • その他の借入金
  • 家族構成

などの情報を取り扱う場合があります。これらの情報について、利用目的や管理方法を明確にし、事業者のプライバシーポリシーなどとの整合性を確保することが重要です。

13.相談料・支払条件

有料で家計改善相談を提供する場合には、相談料を明確にしておきます。相談料の金額だけでなく、税込・税別の区別、支払方法、支払期限、追加相談が発生した場合の料金なども整理しておくと、料金をめぐるトラブルを防ぎやすくなります。継続相談や追加プランを提供している場合には、初回相談の範囲と追加料金が発生する範囲を明確にしておくことが重要です。

14.予約変更・キャンセル

FP相談を予約制で実施する場合、予約変更やキャンセルについても定めておく必要があります。

特に有料相談の場合には、

  • キャンセルの連絡期限
  • キャンセル料
  • 日程変更の取扱い
  • 無断キャンセルの取扱い

などをあらかじめ明確にするとトラブル防止につながります。詳細な条件を別途キャンセルポリシーとして定め、申込書から参照する方法もあります。

15.利益相反に関する確認

FPの事業形態によっては、相談後に保険会社や金融機関などの商品・サービスを紹介することがあります。紹介料や手数料などを受領する仕組みがある場合には、関連する法令や業界ルールを確認したうえで、必要に応じて相談者へ説明することが重要です。中立的な家計相談として提供しているのか、商品紹介を含むサービスなのかについても、事業者側で整理しておく必要があります。

家計改善相談申込書とFP相談契約書の違い

家計改善相談申込書とFP相談に関する契約書は、役割が異なります。家計改善相談申込書は、主として相談者が家計改善サービスの利用を申し込み、相談に必要な情報をFPへ伝えるための書類です。一方、FP相談契約書は、相談業務の具体的な内容、契約期間、報酬、双方の義務、秘密保持、契約解除、損害賠償など、FPと相談者との契約関係をより詳細に定めるために使用します。継続的な家計相談やライフプランニングなどを有料で提供する場合には、申込書だけですべてを処理するのではなく、サービス内容に応じて別途契約書を締結する方法も検討するとよいでしょう。

家計改善相談申込書とヒアリングシートの違い

家計改善相談申込書とヒアリングシートも似ていますが、目的には違いがあります。申込書は、相談者がFPサービスへ正式に申し込むことを主な目的とする書類です。これに対し、ヒアリングシートは、FPが相談者の状況を詳しく把握するための情報収集を主な目的とします。簡易的な家計相談であれば申込書にヒアリング項目をまとめることもできますが、詳細なライフプランニングを実施する場合には、申込書とは別に詳細なヒアリングシートを作成する方法もあります。

家計改善相談申込書を作成する際の注意点

必要以上の個人情報を取得しない

家計改善では詳細な情報が必要になる一方、相談内容と関係のない情報まで収集する必要はありません。相談の目的やサービス内容を踏まえ、必要な範囲に絞って情報を取得することが重要です。

申込書だけでサービス内容を曖昧にしない

申込書を提出してもらっただけでは、具体的にどこまでの相談を行うのか不明確になる場合があります。相談時間、料金、成果物の有無、継続相談の有無などについては、申込書、利用規約、料金表、契約書などを組み合わせて明確にしておくことが大切です。

将来の結果を保証する表現を避ける

家計改善によって一定の効果が期待できる場合でも、「必ず毎月○万円節約できる」「この方法なら老後資金は必ず確保できる」といった将来の結果を断定する表現は適切ではありません。家計シミュレーションは一定の前提条件に基づく試算であることを明確にしておく必要があります。

資格・登録が必要となる業務との境界を確認する

FPへの相談では、税金、相続、保険、投資、住宅など幅広いテーマが扱われます。しかし、相談内容によっては他の資格や登録に関係する業務が含まれる可能性があります。事業者は、自ら提供できるサービスの範囲を確認し、必要に応じて税理士、弁護士その他の専門家と連携することが重要です。

個人情報の管理体制を整える

家計改善相談申込書には、収入や資産など第三者に知られたくない情報が多数記載されます。紙で管理する場合には保管場所や廃棄方法を定め、電子データで管理する場合にはアクセス権限やセキュリティ対策を検討する必要があります。オンラインフォームで申し込みを受け付ける場合についても、取得する情報の内容や保存方法を確認しておきましょう。

家計状況が変わった場合の再確認を行う

家計は一度分析すれば終わりというものではありません。転職、退職、結婚、出産、住宅購入、子どもの進学などによって収入や支出は大きく変化します。継続的に相談を行う場合には、以前の申込情報をそのまま使用するのではなく、重要な変更がないか確認することが大切です。

家計改善相談申込書を電子化するメリット

家計改善相談申込書は紙だけでなく、オンラインフォームや電子的な書類として運用することもできます。事前にオンラインで申込情報を取得できれば、相談当日に一から家計状況を聞き取る必要がなくなり、相談時間を具体的な家計分析や改善策の検討に充てやすくなります。また、申込書と関連する同意書や契約書を電子化することで、書類の保管や検索、相談者との共有を効率化できる場合があります。ただし、家計に関する情報は重要性の高い個人情報を多く含むため、電子化する場合には、アクセス管理、保存方法、送信方法などについて適切な情報管理を行うことが重要です。

家計改善相談申込書を実際に使用する際のポイント

家計改善相談申込書は、ひな形をそのまま使用するのではなく、実際のFPサービスに合わせて調整することが重要です。例えば、家計診断だけを行うサービスと、ライフプラン表やキャッシュフロー表まで作成するサービスでは必要な項目が異なります。また、無料相談なのか有料相談なのか、単発相談なのか継続相談なのかによっても、料金やキャンセルに関する記載内容は変わります。

実際に導入する際には、

  • 提供するFPサービスの範囲
  • 相談料金と追加料金
  • 相談時間
  • 提出を求める資料
  • 相談結果として提供する資料
  • 個人情報の管理方法
  • 予約変更・キャンセル条件
  • 金融商品等を取り扱う場合の業務範囲

などを確認し、自社・自事務所の運営方法に合わせてカスタマイズしましょう。

まとめ

家計改善相談申込書(FP)は、ファイナンシャルプランナーが家計相談を受け付ける際に、相談者の基本情報だけでなく、収入、支出、資産、負債、相談内容、家計改善の目標などを整理するための重要な書類です。相談前に必要な情報を整理しておけば、FPは相談者の家計状況を効率的に把握でき、面談時間を具体的な分析や改善策の検討に活用しやすくなります。一方、家計相談では、収入、預貯金、借入金、家族構成など重要な個人情報を扱います。そのため、個人情報の利用目的や管理方法を明確にするとともに、相談結果が将来の成果を保証するものではないことや、FPが提供する業務の範囲についても整理しておくことが大切です。また、税務、法律、金融商品などに関する相談へ発展する場合には、資格や登録との関係にも注意が必要です。家計改善相談申込書を適切に整備することで、相談者にとっては自身の家計状況や目的を整理しやすくなり、FP側にとっては相談受付、事前確認、ヒアリングを効率化できます。実際に使用する際には、提供するサービス内容や料金体系、個人情報の取扱方法などに合わせて内容を調整し、必要に応じて専門家による確認を行うことをおすすめします。

本ページに掲載する家計改善相談申込書(FP)のひな形および解説は、一般的な参考情報として提供するものであり、特定の取引・案件への法的助言を目的とするものではありません。実際の契約締結に際しては、専門家(弁護士等)への確認を強く推奨いたします。

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